TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025015240
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118521
出願日
2023-07-20
発明の名称
画像測定機およびプログラム
出願人
株式会社ミツトヨ
代理人
個人
主分類
G01B
11/24 20060101AFI20250123BHJP(測定;試験)
要約
【課題】撮像中の光量変化、移動軌跡を逐一記録することなく、ブレやボケ等の乱れの無い画像を復元するができる画像測定機を提供する。
【解決手段】画像測定機は、測定対象物である測定ワークが載置される測定ワーク載置領域と、参照ワークが載置される参照ワーク載置領域とを有するテージと、測定ワーク載置領域に載置された測定ワークの画像である測定ワーク像を撮像する測定ワーク撮像部と、測定ワーク撮像部による測定ワーク像の撮像と同時に、参照ワーク載置領域に載置された参照ワークの画像である参照ワーク像を撮像する参照ワーク撮像部と、参照ワーク撮像部が撮像した参照ワーク像、および参照ワークのである基準参照ワーク像に基づいて、測定ワーク撮像部が撮像した測定ワーク像を補正する補正部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象物である測定ワークが載置される測定ワーク載置領域と、参照ワークが載置される参照ワーク載置領域とを有するステージと、
前記測定ワーク載置領域に載置された前記測定ワークの画像である測定ワーク像を撮像する測定ワーク撮像部と、
前記測定ワーク撮像部による前記測定ワーク像の撮像と同時に、前記参照ワーク載置領域に載置された前記参照ワークの画像である参照ワーク像を撮像する参照ワーク撮像部と、
前記参照ワーク撮像部が撮像した前記参照ワーク像、および前記参照ワークのである基準参照ワーク像に基づいて、前記測定ワーク撮像部が撮像した前記測定ワーク像を補正する補正部と、
を備える画像測定機。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記測定ワーク像をMWI、前記参照ワーク像をRWI、前記基準参照ワーク像をRWI
ref
、とし、フーリエ変換を施すことを関数F()、逆フーリエ変換を施すことを関数F
-1
()にて表現するとして、補正済みの前記測定ワーク像の画像データMWI
correct
を、
MWI
correct
=F
-1
(F(MWI)・F(RWI
ref
)/F(RWI))
により求めることを特徴とする請求項1に記載の画像測定機。
【請求項3】
前記測定ワーク像および前記参照ワーク像を撮像する際に、前記測定ワークと前記参照ワークに共通の照明条件で光を照射する光源をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
【請求項4】
前記測定ワーク撮像部と前記参照ワーク撮像部とを連結する高剛性の連結部材をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
【請求項5】
前記測定ワーク撮像部および前記参照ワーク撮像部は、1組の撮像素子と光学系を共用して実現されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
【請求項6】
前記基準参照ワーク像は、前記参照ワークを理想的な撮像条件で撮像した画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
【請求項7】
前記基準参照ワーク像は、前記参照ワークの設計データから生成された画像であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像測定機。
【請求項8】
コンピュータを請求項1または2における補正部として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象物を撮像して得られた画像に基づき、非接触で測定対象物の形状を測定する画像測定機及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
画像測定機は、測定対象物(以下「ワーク」という。)の画像を撮像し、当該画像を解析して、直線、円、多角形等の形状を抽出し、抽出した形状の距離、傾き、径、幅などの測定結果を得る装置である。
【0003】
画像測定機にてワークを撮像する際、画像のぶれを防ぐため、一般的には、それぞれの測定箇所が撮像視野に入るようステージを移動させ、ステージを静止してから撮像する。もし、ステージが十分静止していなかったり、移動している状態であったりした場合には、撮像されたワークの画像がぶれ、測定誤差につながる。光量が安定していないことにより画像に乱れが生じた場合も同様に測定誤差の要因となる。
【0004】
理想的には、ステージを完全に静止させ、光量の変動を完全になくすことが望ましいが、実際には、外部振動や電源ノイズ等により、ステージの動きや香料の変動を完全に取り除くことは難しい。また、画像測定機の設置環境によってはそれらの外乱を強く受け、大きな測定誤差を生じてしまう懸念がある。
【0005】
一方、このような画像の乱れを抑制する技術として、デコンボリューションによる画像のぶれを除去し、乱れの無い画像を復元する技術が存在する(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6742783号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、デコンボリューションによりぶれの無い画像を復元するには、撮像中の光量変化、およびステージやカメラの移動軌跡が時系列で判明している必要があるが、そのために光量変化、移動軌跡を逐一記録する場合、コストの増加につながる。
【0008】
本発明の目的は、撮像中の光量変化、移動軌跡を逐一記録することなく、ブレやボケ等の乱れの無い画像を復元するができる画像測定機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決すべく、本発明の実施形態に係る画像測定機は、測定対象物である測定ワークが載置される測定ワーク載置領域と、参照ワークが載置される参照ワーク載置領域とを有するステージと、測定ワーク載置領域に載置された測定ワークの画像である測定ワーク像を撮像する測定ワーク撮像部と、測定ワーク撮像部による測定ワーク像の撮像と同時に、参照ワーク載置領域に載置された参照ワークの画像である参照ワーク像を撮像する参照ワーク撮像部と、参照ワーク撮像部が撮像した参照ワーク像、および参照ワークのである基準参照ワーク像に基づいて、測定ワーク撮像部が撮像した測定ワーク像を補正する補正部と、を備える。
【0010】
本発明では、測定ワーク像をMWI、参照ワーク像をRWI、基準参照ワーク像をRWI
ref
、とし、フーリエ変換を施すことを関数F()、逆フーリエ変換を施すことを関数F
-1
()にて表現するとして、補正済みの測定ワーク像の画像データMWI
correct
を、MWI
correct
=F
-1
(F(MWI)・F(RWI
ref
)/F(RWI))により求めるとよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社ミツトヨ
目盛板姿勢検査方法
14日前
株式会社ミツトヨ
画像測定機およびプログラム
1日前
株式会社ミツトヨ
補正値演算方法、補正値演算プログラム、補正値演算装置、およびエンコーダ
14日前
個人
集束超音波の測定機
7日前
個人
センサ制御回路
7日前
日本精機株式会社
車両用計器
14日前
株式会社大真空
センサ
11日前
株式会社高橋型精
採尿具
1日前
CKD株式会社
検査装置
14日前
株式会社トプコン
測量装置
14日前
ダイトロン株式会社
外観検査装置
7日前
株式会社トプコン
測量装置
14日前
アズビル株式会社
熱式流量計
1日前
株式会社諸岡
自動運転作業機
11日前
学校法人東京電機大学
干渉計
8日前
アズビル株式会社
漏液センサ
11日前
株式会社国際電気
治具セット
14日前
株式会社ミトミ技研
圧力測定装置
7日前
TDK株式会社
磁気センサ
7日前
シャープ株式会社
収納装置
1日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
1日前
シャープ株式会社
測定装置
14日前
エスペック株式会社
試験装置
8日前
株式会社ジェイテクト
荷重付与装置
14日前
個人
電気計器用結線器
11日前
理研計器株式会社
ガス検知器
11日前
アズビル株式会社
真空計測システム
11日前
株式会社JVCケンウッド
撮像装置
8日前
株式会社東京久栄
水中移動体用採水器
1日前
株式会社ミツトヨ
目盛板姿勢検査方法
14日前
有限会社巧機工
冷凍物打撃装置
14日前
アズビル株式会社
ヒータ温度推定装置
8日前
ローム株式会社
MEMSデバイス
1日前
横河電機株式会社
光源装置
1日前
株式会社島津製作所
ガスクロマトグラフ
7日前
TDK株式会社
温度センサ
1日前
続きを見る
他の特許を見る