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公開番号
2025013647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024196847,2022005835
出願日
2024-11-11,2020-11-09
発明の名称
耐火区画構造
出願人
因幡電機産業株式会社
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
F16L
5/00 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】他方の空間への熱の流出を防止し、延焼を防止できる遮塞体を提供することを目的とする。
【解決手段】空間を複数に区画する区画体20に形成された貫通孔200に長尺体21を挿通した区画貫通構造2に設置される耐火区画構造1であって、熱により膨張する熱膨張材103と、前記熱膨張材103を前記長尺体21のまわりで保持する保持部材100と、を備える耐火区画構造1に適用される遮塞体101であって、前記長尺体21の貫通方向において、前記耐火区画構造1における熱膨張材103よりも一方及び/又は他方側に配置され、前記長尺体21が貫通可能に構成されるとともに、前記長尺体21の外周面に接触し、前記貫通孔200と長尺体21との間の隙間を閉塞するように構成されることを特徴とする遮塞体101である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空間を複数に区画する区画体に形成された貫通孔に長尺体を挿通した区画貫通構造に設置される耐火区画構造に適用される遮塞体であって、
前記耐火区画構造は、熱により膨張するように構成され、前記長尺体のまわりに覆うように設けられる熱膨張材と、前記熱膨張材を前記長尺体のまわりで保持する保持部材と、を備え、
前記長尺体の貫通方向において、前記耐火区画構造における熱膨張材よりも一方及び/又は他方側に配置され、
前記長尺体が貫通可能に構成されるとともに、前記長尺体の外周面に接触し、前記貫通孔と長尺体との間の隙間を閉塞するように構成されることを特徴とする遮塞体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁や床などの区画体により区画した空間への延焼を防止できる遮塞体、防火措置具及び耐火区画構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
壁などの区画部で区画された複数の空間にわたって配管やケーブルなどの円筒状の長尺体を区画部の貫通孔に挿入して敷設する場合、一方の空間で発生した火災が区画部をはさんだ他方の空間へ延焼することを防止するため、貫通孔と長尺体の隙間に耐火材を埋める防火措置を行う必要がある。
【0003】
従来の防火処理方法として、特許文献1に記載された方法が存在する。この方法は、防火区画体の孔に複数の長尺体を挿通した後、前記防火区画体により区画された複数の空間において、前記長尺体の周囲に、前記防火区画体の孔の長さより短く構成され、二つ割り状に形成された一対の筒体と、前記筒体の内面に取り付けられた熱膨張性耐火材シートと、前記筒体の一端に形成されるフランジ部から構成される防火処理部材を配置する。続いて、前記複数の空間で前記複数の長尺体を囲むようにして前記一対の筒体を結合した後、前記フランジ部が防火区画体の壁面に当接するまで防火処理具を孔に挿入する。この防火処理方法によれば、火災が発生した際に、火災にさらされて、熱膨張性耐火材シートが膨
張し、複数の長尺体と孔との隙間を塞ぐことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11?341649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、火災の熱により前記熱膨張性耐火材シートを膨張させただけでは、孔内に隙間が残ってしまう。そのため、火災による圧力差や温度差によって、熱が前記隙間を通り、一方の空間から他方の空間へ伝わりやすくなる。よって、他方の空間の温度が上昇して、延焼が早まる。
【0006】
そこで、本発明は、他方の空間への熱の流出を防止し、延焼を防止できる遮塞体、防火措置具及び耐火区画構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、空間を複数に区画する区画体に形成された貫通孔に長尺体を挿通した区画貫通構造に設置される耐火区画構造に適用される遮塞体であって、前記耐火区画構造は、熱により膨張するように構成され、前記長尺体のまわりに覆うように設けられる熱膨張材と、前記熱膨張材を前記長尺体のまわりで保持する保持部材と、を備え、前記長尺体の貫通方向において、前記耐火区画構造における熱膨張材よりも一方及び/又は他方側に配置され、前記長尺体が貫通可能に構成されるとともに、前記長尺体の外周面に接触し、前記貫通孔と長尺体との間に隙間を閉塞するように構成されることを特徴とする遮塞体である。
【0008】
前記遮塞体によれば、長尺体の外周面に接触させて、貫通孔と長尺体との間の隙間を閉塞することで、長尺体の外周に隙間が形成されるのを防止することができるから、例えば、一方から他方の空間への熱の流出を防止できる。
【0009】
また、前記熱膨張材が貫通孔内に配置されるとともに、前記保持部材が貫通孔に貫通可能な筒状に形成される耐火区画構造に適用され、前記保持部材における筒形状の一方及び/又は他方側の開口を閉塞するように構成されることを特徴とする。
【0010】
前記遮塞体によれば、筒形状の一方及び/又は他方側の開口を閉塞するように構成されるため、開口から他方の空間への熱の流出を防止できる。
(【0011】以降は省略されています)
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