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公開番号
2024148597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023061869
出願日
2023-04-06
発明の名称
伸縮装置
出願人
コアーテック株式会社
代理人
個人
主分類
F16H
25/20 20060101AFI20241010BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】偏心荷重が発生するのを防止できる伸縮装置を提供する。
【解決手段】伸縮装置10は、回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧3)部材1~5と、第1ないし第n-1部材1~4それぞれに対して第2ないし第n部材2~5それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじ11~14と、を備える。同時に回転する第1ないし第n-1送りねじ11~14のねじ軸11a~14aが同軸上に配置される。第n部材5には、第n-1送りねじ14のねじ軸14aが回転可能に支持される。縮小状態において、第1ないし第n-2送りねじ11~13それぞれのねじ軸11a~13aが第2ないし第n-1送りねじ12~14それぞれのねじ軸12a~14aの外側に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧3)部材と、
前記第1ないし前記第n-1部材それぞれに対して前記第2ないし前記第n部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじと、を備え、
同時に回転する前記第1ないし前記第n-1送りねじのねじ軸が同軸上に配置され、
前記第n部材には、前記第n-1送りねじのねじ軸が回転可能に支持され、
縮小状態において、前記第1ないし前記第n-2送りねじそれぞれのねじ軸が前記第2ないし前記第n-1送りねじそれぞれのねじ軸の外側に配置される伸縮装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧4)部材と、
前記第1ないし前記第n-1部材それぞれに対して前記第2ないし前記第n部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじと、を備え、
同時に回転する前記第1ないし前記第n-1送りねじのねじ軸が同軸上に配置されており、
前記第1部材には、前記第1送りねじのねじ軸が回転可能に支持され、
縮小状態において、前記第1ないし前記第n-2送りねじそれぞれのねじ軸が前記第2ないし前記第n-1送りねじそれぞれのねじ軸の内側に配置される伸縮装置。
【請求項3】
回り止めされた第1ないし第3部材と、
前記第1ないし前記第2部材それぞれに対して前記第2ないし前記第3部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第2送りねじと、を備え、
前記第1ないし前記第2送りねじのねじ軸が同軸上に配置され、
前記第3部材には、前記第2送りねじのねじ軸が固定され、
縮小状態において、前記第1送りねじのねじ軸が前記第2送りねじのねじ軸の外側に配置される伸縮装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の送りねじを用いた伸縮装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
出願人は、空圧や油圧を使用せずに3以上の部材を伸縮させることができる伸縮装置を提案している(特許文献1参照)。この伸縮装置は、回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧3)部材と、第1ないし第n-1部材それぞれに対して第2ないし第n部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじと、を備える。この伸縮装置では、第1ないし第n-1送りねじのねじ軸が同時に回転することにより、第1ないし第3部材を伸縮させる。したがって、空圧や油圧を使用せずに第1ないし第3部材を伸縮させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7123445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の伸縮装置においては、第1ないし第n-1送りねじのねじ軸がねじ軸の直交方向に離れて配置される。伸縮装置の第n部材に働く軸方向荷重は、第1ないし第n-1送りねじのねじ軸に伝わるところ、従来の伸縮装置においては、偏心荷重が発生するという課題がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、偏心荷重が発生するのを防止できる伸縮装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第1態様は、回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧3)部材と、前記第1ないし前記第n-1部材それぞれに対して前記第2ないし前記第n部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじと、を備え、同時に回転する前記第1ないし前記第n-1送りねじのねじ軸が同軸上に配置され、前記第n部材には、前記第n-1送りねじのねじ軸が回転可能に支持され、縮小状態において、前記第1ないし前記第n-2送りねじそれぞれのねじ軸が前記第2ないし前記第n-1送りねじそれぞれのねじ軸の外側に配置される伸縮装置である。
【0007】
本発明の第2態様は、回り止めされた第1ないし第n(ただしn≧4)部材と、前記第1ないし前記第n-1部材それぞれに対して前記第2ないし前記第n部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第n-1送りねじと、を備え、同時に回転する前記第1ないし前記第n-1送りねじのねじ軸が同軸上に配置されており、前記第1部材には、前記第1送りねじのねじ軸が回転可能に支持され、縮小状態において、前記第1ないし前記第n-2送りねじそれぞれのねじ軸が前記第2ないし前記第n-1送りねじそれぞれのねじ軸の内側に配置される伸縮装置である。
【0008】
本発明の第3態様は、回り止めされた第1ないし第3部材と、前記第1ないし前記第2部材それぞれに対して前記第2ないし前記第3部材それぞれを軸方向に移動させる第1ないし第2送りねじと、を備え、前記第1ないし前記第2送りねじのねじ軸が同軸上に配置され、前記第3部材には、前記第2送りねじのねじ軸が固定され、縮小状態において、前記第1送りねじのねじ軸が前記第2送りねじのねじ軸の外側に配置される伸縮装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、偏心荷重が発生するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態の伸縮装置の縦断面図である。
図2(a)は摺動ピースの斜視図であり、図2(b)はキーの拡大図である。
本発明の第1実施形態の伸縮装置の他の例を示す図である。
本発明の第2実施形態の伸縮装置の縦断面図である。
本発明の第3実施形態の伸縮装置の縦断面図である。
本発明の第3実施形態の伸縮装置の他の例を示す図である。
本発明の第3実施形態の伸縮装置のさらに他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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