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公開番号2025013383
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024190503,2020080860
出願日2024-10-30,2020-04-30
発明の名称人力駆動車用のコンポーネントおよび歯車
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類B62M 6/55 20100101AFI20250117BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】寿命の低下を抑制できる人力駆動車用のコンポーネントおよび歯車を提供する。
【解決手段】人力駆動車用のコンポーネントは、ハウジングと、ハウジングに設けられ、ファスナによって人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、取付部は、金属製のベース部と、ベース部に設けられ、ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、連結部とベース部との間に設けられる中間部と、を含み、ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、中間部は、第3標準電極電位を有し、第3標準電極電位と第1標準電極電位との差、および、第3標準電極電位と第2標準電極電位との差が、それぞれ第1標準電極電位と第2標準電極電位との差よりも小さい第3材料、または、電気絶縁性を有する第4材料によって形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、
前記取付部は、
金属製のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、
前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、
前記ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、
前記連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、
前記中間部は、電気絶縁性を有する第4材料によって形成され、
前記第1標準電極電位は、前記第2標準電極電位と異なり、
前記第4材料は、金属酸化物を含み、
前記第2材料は、アルミニウム合金を含み、
前記金属酸化物は、酸化アルミニウムを含み、
前記連結部は、前記ファスナに連結するように構成される第2雌ねじ部を含み、
前記中間部は、前記第2雌ねじ部の径方向外側において前記第2雌ねじ部と重畳するように設けられる、コンポーネント。
続きを表示(約 2,900 文字)【請求項2】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、
前記取付部は、
金属製のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、
前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、
前記ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、
前記連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、
前記中間部は、電気絶縁性を有する第4材料によって形成され、
前記第1標準電極電位は、前記第2標準電極電位と異なり、
前記ベース部は、孔を有し、
前記連結部の少なくとも一部および前記中間部の少なくとも一部は、前記孔に配置され、
前記連結部は、前記取付部が前記ファスナによって前記人力駆動車の前記支持部に取り付けられた状態において、前記ベース部と前記支持部との間に配置され、前記孔の直径よりも大きい外形を有するフランジ部を有し、
前記連結部は、前記ファスナに連結するように構成される第2雌ねじ部を含み、
前記中間部は、前記第2雌ねじ部の径方向外側において前記第2雌ねじ部と重畳するように設けられる、コンポーネント。
【請求項3】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、
前記取付部は、
金属製のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、
前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、
前記ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、
前記連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、
前記中間部は、電気絶縁性を有する第4材料によって形成され、
前記第1標準電極電位は、前記第2標準電極電位と異なり、
前記ベース部は、孔を有し、
前記連結部の少なくとも一部および前記中間部の少なくとも一部は、前記孔に配置され、
前記連結部は、前記ファスナに連結するように構成される第2雌ねじ部を含み、
前記中間部は、前記第2雌ねじ部の径方向外側において前記第2雌ねじ部と重畳するように設けられる、コンポーネント。
【請求項4】
前記中間部は、前記連結部とは別部材によって形成される、請求項2または3に記載のコンポーネント。
【請求項5】
前記中間部は、前記連結部に着脱可能に設けられ、
前記中間部と前記ベース部との結合力は、前記中間部と前記連結部との結合力よりも大きい、請求項4に記載のコンポーネント。
【請求項6】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、
前記取付部は、
金属製のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、
前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、
前記ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、
前記連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、
前記中間部は、
第3標準電極電位を有し、前記第3標準電極電位と前記第1標準電極電位との差、および、前記第3標準電極電位と前記第2標準電極電位との差が、それぞれ前記第1標準電極電位と前記第2標準電極電位との差よりも小さい第3材料、または、
電気絶縁性を有する第4材料によって形成され、
前記第1標準電極電位は、前記第2標準電極電位と異なり、
前記ベース部は、孔を有し、
前記連結部の少なくとも一部および前記中間部の少なくとも一部は、前記孔に配置され、
前記連結部は、前記取付部が前記ファスナによって前記人力駆動車の前記支持部に取り付けられた状態において、前記ベース部と前記支持部との間に配置され、前記孔の直径よりも大きい外形を有するフランジ部を有し、
前記中間部は、前記連結部とは別部材によって形成され、
前記中間部は、前記連結部に着脱可能に設けられ、
前記中間部と前記ベース部との結合力は、前記中間部と前記連結部との結合力よりも大きい、コンポーネント。
【請求項7】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
ハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、
前記取付部は、
金属製のベース部と、
前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、
前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、
前記ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、
前記連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、
前記中間部は、
第3標準電極電位を有し、前記第3標準電極電位と前記第1標準電極電位との差、および、前記第3標準電極電位と前記第2標準電極電位との差が、それぞれ前記第1標準電極電位と前記第2標準電極電位との差よりも小さい第3材料、または、
電気絶縁性を有する第4材料によって形成され、
前記第1標準電極電位は、前記第2標準電極電位と異なり、
前記ベース部は、孔を有し、
前記連結部の少なくとも一部および前記中間部の少なくとも一部は、前記孔に配置され、
前記連結部は、前記ファスナに連結するように構成される第2雌ねじ部を含み、
前記中間部は、前記連結部とは別部材によって形成され、
前記中間部は、前記連結部に着脱可能に設けられ、
前記中間部と前記ベース部との結合力は、前記中間部と前記連結部との結合力よりも大きい、コンポーネント。
【請求項8】
前記第4材料は、金属酸化物を含む、請求項2または3に記載のコンポーネント。
【請求項9】
前記第2材料は、アルミニウム合金を含み、
前記金属酸化物は、酸化アルミニウムを含む、請求項8に記載のコンポーネント。
【請求項10】
前記中間部の厚さは、1マイクロメートル以上、かつ、30マイクロメートル以下である、請求項8または9に記載のコンポーネント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、人力駆動車用のコンポーネントに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に開示されている人力駆動車用のコンポーネントは、ハウジングを含む。例えば、特許文献1に開示されている人力駆動車用のコンポーネントは、歯車を含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-24700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の1つは、寿命の低下を抑制できる人力駆動車用のコンポーネントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従うコンポーネントは、人力駆動車用のコンポーネントであって、ハウジングと、前記ハウジングに設けられ、ファスナによって前記人力駆動車の支持部に取り付けるように構成される取付部と、を含み、前記取付部は、金属製のベース部と、前記ベース部に設けられ、前記ファスナに連結するように構成される金属製の連結部と、前記連結部と前記ベース部との間に設けられる中間部と、を含み、ベース部は、第1標準電極電位を有する第1材料を含み、連結部は、第2標準電極電位を有する第2材料を含み、前記中間部は、第3標準電極電位を有し、前記第3標準電極電位と前記第1標準電極電位との差、および、前記第3標準電極電位と第2標準電極電位との差が、それぞれ前記第1標準電極電位と第2標準電極電位との差よりも小さい第3材料、または、電気絶縁性を有する第4材料によって形成される。
【0006】
第1側面のコンポーネントによれば、第3材料または第4材料を含む中間部によって、ファスナおよび人力駆動車の支持部の少なくとも一方の材料が金属製のベース部の材料と異なることによるガルバニック腐食が生じにくい。このため、コンポーネントの寿命の低下を抑制できる。
【0007】
本開示の第1側面に従う第2側面のコンポーネントにおいて、前記第1標準電極電位は、第2標準電極電位と異なる。
第2側面のコンポーネントによれば、ベース部の材料と連結部の材料とを異ならせることができる。
【0008】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面のコンポーネントにおいて、前記中間部は、前記連結部に着脱不能に設けられる。
第3側面のコンポーネントによれば、中間部を連結部に着脱不能に設けることができる。
【0009】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面のコンポーネントにおいて、前記中間部は、前記第4材料によって形成され、前記第4材料は、金属酸化物を含む。
第4側面のコンポーネントによれば、金属酸化物によって中間部を好適に形成できる。
【0010】
本開示の第4側面に従う第5側面のコンポーネントにおいて、前記第2材料は、アルミニウム合金を含み、前記金属酸化物は、酸化アルミニウムを含む。
第5側面のコンポーネントによれば、酸化アルミニウムによって中間部を好適に形成できる。
(【0011】以降は省略されています)

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