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公開番号2024163441
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079036
出願日2023-05-12
発明の名称鞍型車両用表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B62J 6/24 20200101AFI20241115BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】視認性を高めることができる自動二輪車両用表示装置を提供する。
【解決手段】サブ表示装置20Rは、自動二輪車両のカウル15の上方隅部に位置し、自動二輪車両の運転者から見た左右方向Wにおいて中心位置CL(真正面となる位置)に近づく内側、かつ上方に向かう斜め方向Dtに並べられた複数の点灯セグメント21a~21cと、自動二輪車両の周囲に対象物が近づいた際に、複数の点灯セグメント21a~21cを予め設定されるパターンで点灯させる点灯制御部の一例である制御部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
鞍型車両の風防の上方隅部に位置し、前記鞍型車両の運転者から見た左右方向において真正面に近づく内側、かつ上方に向かう斜め方向に並べられた複数の点灯部と、
前記鞍型車両に対象物が近づいた際に、前記複数の点灯部を予め設定されるパターンで点灯させる点灯制御部と、を備える、
鞍型車両用表示装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記複数の点灯部は、前記風防の上端部に沿う方向に並べられ、それぞれ、前記風防の側端部に沿って延びるように形成されている、
請求項1に記載の鞍型車両用表示装置。
【請求項3】
前記複数の点灯部のうち第1点灯部の上下方向の長さは、前記複数の点灯部のうち前記第1点灯部よりも前記左右方向の外側に位置する第2点灯部の上下方向の長さよりも短く形成されている、
請求項1又は2に記載の鞍型車両用表示装置。
【請求項4】
前記点灯制御部は、前記鞍型車両の後方に位置する対象物の接近を警告するために、前記複数の点灯部を、前記左右方向の外側から内側に向かう順のパターンによって点灯させる、
請求項1又は2に記載の鞍型車両用表示装置。
【請求項5】
前記点灯制御部は、前記鞍型車両の前方に位置する対象物の接近を警告するために、前記複数の点灯部の全てを点滅させる、
請求項1又は2に記載の鞍型車両用表示装置。
【請求項6】
前記点灯部は、互いに異なる第1の色及び第2の色の何れかの色で点灯可能に構成され、
前記点灯制御部は、前記鞍型車両の周囲に位置する対象物の接近を警告する際には前記点灯部を前記第1の色で点灯させ、前記鞍型車両の前方に位置する他車両に追従する追従機能が有効となっている際には、前記追従機能において設定される前記鞍型車両と前記他車両の車間距離に応じて前記第2の色で点灯する前記点灯部の数を変化させる、
請求項1又は2に記載の鞍型車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、鞍型車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の車両用警告装置は、カウルに設けた拡散反射部に向けて表示光を出射することにより運転者に警告情報の存在を視認させつつ、ディスプレイ装置に警告情報の内容を表示する。これにより、カウルの下部に、拡散反射部とディスプレイ装置の2つの表示が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-157509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の構成では、運転者は、カウルの下部に目線を落として表示を目視しなければならず、視認性に改善の余地があった。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、視認性を高めることができる鞍型車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る鞍型車両用表示装置は、
鞍型車両の風防の上方隅部に位置し、前記鞍型車両の運転者から見た左右方向において真正面に近づく内側、かつ上方に向かう斜め方向に並べられた複数の点灯部と、
前記鞍型車両に対象物が近づいた際に、前記複数の点灯部を予め設定されるパターンで点灯させる点灯制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、視認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る自動二輪車両の後面図である。
本開示の一実施形態に係る自動二輪車両のブロック図である。
本開示の一実施形態に係るサブ表示装置の正面図である。
本開示の一実施形態に係るサブ表示装置が表す立体感のイメージ図である。
本開示の一実施形態に係る設定される各車間距離でのサブ表示装置の点灯態様を示す図である。
本開示の一実施形態に係る設定車間距離表示処理のフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る前方の障害物との距離に応じたサブ表示装置の点灯態様を示す図である。
本開示の一実施形態に係る前方衝突警告処理のフローチャートである。
本開示の一実施形態に係るサブ表示装置の1周期分の点消灯パターンを示す図である。
本開示の一実施形態に係る後側方車両検知警告処理のフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る後右側方からの他車両の接近に応じたサブ表示装置の点灯態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態に係る鞍型車両用表示装置について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、鞍型車両の一例である自動二輪車両1は、制御部10と、メイン表示装置50と、サブ表示装置20L,20Rと、カウル15と、を備える。以下の説明では、自動二輪車両1に乗車した運転者から見た方向として、高さ方向Hと、左右方向Wとが規定される。左右方向Wにおいて、自動二輪車両1に乗車した運転者から見た中心位置CLから離れる方向を外側、中心位置CLに近づく方向を内側と規定する。
【0010】
図1に示すように、カウル15は、走行風を整流するために設けられる風防であり、自動二輪車両1の運転者の前方に設けられる。カウル15は、透明材により形成され、自動二輪車両1の前方に向かって膨らむように、自動二輪車両1の高さ方向Hと左右方向Wに湾曲する板状で形成されている。カウル15は、上端部15Uと、側端部15L,15Rと、を備える。上端部15Uは、上側に向けて凸状に膨らむ円弧状をなす。側端部15L,15Rは、高さ方向Hに延び、詳しくは、下側に進むにつれて外側へ向かうように傾斜している。
(【0011】以降は省略されています)

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