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公開番号2024120896
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-05
出願番号2024038484
出願日2024-02-22
発明の名称手押し運搬車車輪システム
出願人個人,個人
代理人
主分類B62B 3/02 20060101AFI20240829BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 手押し1輪車及び2輪車を改装して、手押し3輪車及び4輪車にした一対の後部車輪(移動総合装置)の交換行程を簡略することができる手押し運搬車車輪システムを提供する。
【解決手段】 U字型のスタンドを左右一対形成する運搬車の該U字型の一対を改装、変更して該一対スタンド下部に移動接合措置を装着した手押し運搬車であって、
装着補強鋼板(12)を横断構成した長尺ラックギア(11)と、移動接合装置(A)に構成した短ラックギア(18)と、装着補強鋼板(12)下方に装着した静止孔形成スライドバー(16)を介して 前後、上昇下降移動を行い、移動結合装置(A)を接合固定し、又分離をも可能として3輪及び4輪運搬車状態にしたことを特徴とする手押し運搬車車輪システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物を積載する荷台と、前記荷台を保持する本体フレームと、前記フレームに前輪と、前記フレームから斜め上方の前記フレーム後端にグリップを形成し、前記フレームを支持するU字型のスタンドを左右一対形成する運搬車の前期U字型のスタンド一対を改装して前記スタンド部に自在車輪を装着した手押し運搬車であって、装着補強板に横断構成した長尺ラックギアと
移動総合装置(A)を任意の位置にスライド案内する静止孔形成スライドバーを構成し、
前記移動総合装置(A)に構成された短ラックギアは、前記装着補強板に構成した前記長尺ラックギアと接合、分離手段を持ち、積載重の変化に対応する位置に到達可能とした前記移動総合装置(A)を構成した前期装着補強板を改装U字型スタンド一対に構成したことを特徴とする手押し運搬車車輪システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記移動総合装置(A)は、下降連結棒を構成し、前記静止孔形成スライドバーを貫通する形態に変更構成し、移動総合装置(B)とすることを特徴とした請求項1記載の手押し運搬車車輪システム。
【請求項3】
前記移動総合装置(A)と前記移動総合装置(B)は、垂直スライド補強板を形成し、前記装着補強板に構成された前記長尺ラック空間と前記静止孔形成スライドバー空間を滑走移動することを特徴とした請求項1、及び請求項2記載の手押し運搬車車輪システム。
【請求項4】
ブレーキ装置は、前記手押し運搬車本体前輪にスプリングを介して押し圧する手段と、手押し運搬車本体前輪後方に手押し運搬車本体を静止する目的で、降下装置に構成された降下可動棒のスプリングを介して地面に直接押し圧当接する前記降下装置手段を装備し、前期前輪と前記押し圧当接とを、同時に2箇所のブレーキを掛ける状態にすることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の手押し運搬車車輪システム。

発明の詳細な説明【発明の詳細な説明】
【】
【技術分野】
【0001】
前輪多輪系の運搬車であって、具体的には手押し運搬車前輪が一輪又は2輪で構成されている手押し運搬車に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
手押し運搬車で荷台を分離可能な一輪車(ねこ車)と、荷台をアルミ製で構成された手押し運搬車アルミコンテナカー(2輪又は一輪)等が公開されている。アルミ製の荷台は長短があるが、表面は略均平に構成され、多量の収穫物、1~3個の容器(以下コンテナ)を地面に略水平に運搬することができ、施設園芸等で各作業に使用されているが、高齢化が進み、腰痛等によって、これら運搬車本体から伸びた2本のハンドルを手で上げ持つことができず、重量物運搬に問題がある。
【0003】
特許文献1、特許文献2では、一輪車の後部(スタンド部)に回転自由車輪を構成した手押し運搬車が記載されているが、ここでは特許文献1の詳細は省く。該文献1では園芸作業時にコンテナを多数水平に積む事ができない欠点がある。したがって、手押し運搬車の範囲には、土砂、流動物等を運搬する荷台バケットを持った一輪車(以後ねこ車と表示する)、と果樹等の運搬用としてのアルミコンテナカーが必要であることが分かる。又、動力運搬車が公開されているが、労働安全衛生規則により車両系荷役運搬機械等の構内運搬車に該当し、公道では走行することはできない弱点があり、価格も高価であり、高齢者等年金受給者等には一般的ではない。
【0004】
手押し運搬車であって、前輪1輪ねこ車、前輪2輪(ねこ車、コンテナカー)の本体後部下方に形成された一対の着地スタンド最下部に直接固着した車輪等が形成され、3輪車形態に構成した物が多数公開、開示されており、しかしながら、例えば、特許文献2においてはU字形の着地フレームと記載されているスタンド最下部、に車輪(自在キャスター)を構成しているが車輪直径が小さく、路盤が平坦で固いところであれば作業移動は良好になるが、該ねこ車等は工事中の砂利道や、畑等の使用が主で、小さい後部車輪での走行は対応できない欠点がある。
【0005】
特許文献2等の手押し運搬車の多くは、上記した困難が生じるときはハンドル部を持ち上げ一輪のみで運搬することができる健康な人の作業行動であり、腰痛や足等に不安のある人は積載した手押し運搬車のハンドル部を持ち上げ運搬することは不可能である。又、従来公開されている特許文献2等の後部車輪ではハンドル部グリップに体重をかけた時には前輪が持ち上がり転倒等の事故が発生する。さらに、参考文献では、コンテナが2個と積載量が少なく、ハンドルが垂直に近く、押すときに後部車輪に足先が衝突する、又後部車輪とハンドルグリップの距離が短くグリップに体重を掛けた時前輪が持ち上がり危険で、健康で機敏な人が使用する運搬車である。
【0006】
また、公開されている本分野の多輪系運搬車に関してのブレーキ装置はねこ車として前輪1輪のみに装備されたものが公開されている。特許文献3によれば、ねこ車前輪にブレーキドラムを装備してハンドルグリップの直下部に装着されたブレーキレバーを操作するとき、ハンドルグリップを握ったまま、ブレーキレバーを握るのは難しい欠点があり、又、高価格である。特許文献4のねこ車では、前輪に隣接する横バーに接続板部を構成してそのペダル部を片足で踏むことで前輪にブレーキを掛ける方法が採られているが、重量積載物に掛かるハンドルグリップを持ったまま片足で踏むことは難しい欠点がある。参考文献1の4輪運搬車は、コンテナ2個のみ積載であり、さらに、ブレーキは装備されていないため、坂道、強風時に車体が旋回移動して、危険で、旋廻を抑止しなければならない問題が発生する。
【先行技術文献】
【0007】
未公開特許文献 特願2022-141061
実用新案登録第3119903号
【参考文献1】
【】
インターネット、通販モノタロウ、
アルミス
アルミ大型四輪自在キャリー
【特許文献3】
【】
特開2018-79701
特開H08-244624
【0008】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
腰痛等不安のある人の運搬車に係る課題は、運搬作業時に荷物積載の有無、砂利道、畑等の人は歩ける程度の軟弱地盤等であっても特許文献2では前輪が沈む等で前進が困難となる場合もあり、着地フレーム補助車輪を持ち上げなければならない。又、従来の着地フレーム補助車輪は着脱自在と表記されているがボルト、ナット等の交換作業が必要となる欠点がある。例えば特許文献2。さらに該車輪を変更する際、車輪に注入するオイル等で手、服に汚れ等が付着し作業が難儀する課題が発生する。本発明は、積載重によって一輪車後部スタンド下部車輪の位置変更するのだが、変更時に車体の傾斜体勢を最小限に抑え、坂道での使用、強風時の駐車等ではブレーキを使用して安定性を保たなければならず、工具の必要なく容易に後部車輪変更を可能とするのが課題である。つまり、ハンドルグリップに体重を掛けて空車時でも前輪が浮かず、腰痛等に関わりなく自由に運搬可能な常時3輪及び4輪車として使用する手押し運搬車を提供することにある。
【0010】
特許文献1では、自在車輪設置本体(30)に自在車輪ガイド(31)を介して自在車輪差込板(33)持つ、形成自在車輪(34)で容易な着脱自在と腰痛等の問題は自在車輪取り付け位置とで解決していると思われたが、その後、特許文献1に掛かる3輪車の使用頻度が高まるにつけ、形成自在車輪(34)の交換が頻繁に行われることとなり自在車輪差込板(33)が着脱工程の煩わしいのが問題となった。(以上()書き数字は特許文献1の記載による)
(【0011】以降は省略されています)

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