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公開番号2025066028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023223884
出願日2023-12-18
発明の名称二輪車の駐車ポート
出願人ヨコトク株式会社
代理人
主分類B62H 5/00 20060101AFI20250415BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】 自動二輪車や自転車の駐車ポートに付いて、ヘルメット格納用のロッカーを付設するにはコストが大きくなり過ぎる。またロッカー分の場所を取るのも問題である。そこで二輪車、ヘルメット共々施錠することを可能にすると共に、ヘルメットの預け場所を確保出来るようにしたい。
【解決手段】 駐車ポートの施錠開錠装置1に、自動二輪車の車輪部分とヘルメットの耳紐とに通すための、被覆チューブ15が被せられた鎖14の一端部が固定されている。鎖14の他端部には把持部16が付いた挿脱杆17があり、これを施錠開錠装置1の下面に設けた差込口12に差し込むと、挿脱杆17の先端部の通孔18にソレノイド33の作動杆34が挿入されて施錠されるように成されている。また施錠開錠装置1にヘルメットのあご紐を掛けるためのフック2を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
二輪車の駐車ポートが施錠装置と料金精算装置とを備えるか、施錠装置とネットワーク経由の料金精算装置とを備えており、駐車ポートの各々に二輪車の車輪部分やヘルメットのあご紐などの閉構造部位に通すための線状体の一端部が固定されており、この線状体の他端部は、駐車ポートに設けられている差込口に差し込むと施錠され、料金清算装置で精算が確認されていれば差込口が開錠されて引き出すことが出来るように設けられており、前記駐車ポートの各々にヘルメットのあご紐を掛けるための掛止具を備えるか、前記他端部若しくはその付近の線状体にあご紐を掛けるための線状体側掛止具を備えるか、または線状体の垂れ下がり部分をあご紐を下げるための懸垂部として成る二輪車の駐車ポート。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記差込口の近傍に前記掛止具を備えており、掛止具にあご紐などの閉構造部位を掛けて、線状体の他端部をあご紐などの閉構造部位の内側を通すようにして差込口に差し込むものとした、請求項1に記載の二輪車の駐車ポート。
【請求項3】
前記懸垂部に滑り止めが被せられている、請求項1に記載の二輪車の駐車ポート。
【請求項4】
前記懸垂部の中程に、折り返し癖またはループ癖が付されている、請求項1に記載の二輪車の駐車ポート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ユーザーのヘルメットの収納庫が要らず、二輪車とヘルメットとを同時に施錠可能な、二輪車の駐車ポートに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
駐車場に自転車や自動二輪車などの二輪車を駐車するに当って、ヘルメットの置き場があれば良いとの要望がある。
【0003】
このため自動二輪車の駐車場に盗難防止のためのヘルメットの格納庫を付設したものが提案されている。例えば特開2011-021329のロッカー付き自動二輪駐車装置は扉部22付きのロッカー2を備えている。
【0004】
また例えば特開2015-101950のロッカー付き二輪駐車装置は車輪止4の上方にロッカー2を備えている。この何れもがロッカー2にヘルメットを収納して鍵を掛けると、二輪車共々取り出しが出来ないようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-180161
特開2005-339452
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ヘルメット格納用のロッカーを多数の駐車装置に付設するにはコストが大きくなり過ぎるきらいがある。ロッカー分の場所を取るのも問題である。またユーザーにとっては通勤時間帯で急いでいる場合など、ロッカーの扉を開けてヘルメットを格納してまた扉を閉める作業を行わなくてはならず、大変に煩わしいことである。
【0007】
この発明では上述したような問題を解決して、二輪車、ヘルメット共々施錠することを可能にすると共に、ヘルメットの預け場所を確保出来るようにしたい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は、二輪車の駐車ポートが施錠装置と料金精算装置とを備えるか、施錠装置とネットワーク経由の料金精算装置とを備えており、駐車ポートの各々に二輪車の車輪部分やヘルメットのあご紐などの閉構造部位に通すための線状体の一端部が固定されており、この線状体の他端部は、駐車ポートに設けられている差込口に差し込むと施錠され、料金清算装置で精算が確認されていれば差込口が開錠されて引き出すことが出来るように設けられており、前記駐車ポートの各々にヘルメットのあご紐を掛けるための掛止具を備えるか、前記他端部またはその付近の線状体にあご紐を掛けるための線状体側掛止具を備えるか、または線状体の垂れ下がり部分をあご紐を下げるための懸垂部として成る、二輪車の駐車ポートを提供することにより達成される。
【0009】
二輪車の駐車ポートは有料の一時預かりとして開設されるものではあるが、団地などでの駐車設備として設置される場合もあり得るため、その用途は自由である。駐車ポートが施錠装置と料金精算装置とを備える場合は、ユーザーが料金精算装置にて利用料金の精算を行うことで施錠装置が線状体の他端部を開放するため、二輪車、ヘルメット共々、線状体を外して自由にすることが出来るようになる。あるいは駐車ポートが施錠装置とネットワーク経由の料金精算装置とを備えて場合は、ユーザーがネットワーク経由で料金精算装置による精算を行うようにする。この場合はネットワーク経由でユーザー認証を行うことにより、ユーザーの所定の口座から利用の都度や月極として料金を引き落としての精算が可能となる。
【0010】
駐車ポートには線状体の一端部が固定されているため、ユーザーは線状体の他端部すなわち自由端を持って線状体を二輪車の主として車輪のスポークの間やフロントフォークの間などの閉構造部位に通すと共に、ヘルメットの主としてあご紐の耳紐などの閉構造部位に通した後に、線状体の他端部を駐車ポートに設けられている差込口に差し込むことによって、施錠されるように構成されている。これで施錠中は二輪車が出庫出来ないのは勿論のこと、ヘルメットを線状体から外すことも出来ない。
(【0011】以降は省略されています)

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