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公開番号2025025625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130538
出願日2023-08-09
発明の名称車体前部構造
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B62D 25/08 20060101AFI20250214BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】フロントトランクの利便性を向上する。
【解決手段】フェイスボードFBと、フロントサイドフレーム100と、アッパーフレーム110と、フロントサイドフレーム100とアッパーフレーム110とが結合されている結合部において車幅方向内側に結合しているフロントクロスメンバ200と、フェイスボードFBの車両上部後端部が固定されているアッパークロスメンバ210と、車幅方向両側においてフロントクロスメンバ200とアッパークロスメンバ210とを結合しているリインフォース220と、フロントクロスメンバ200の車両上側かつアッパークロスメンバ210の車両後側に配設されているフロントトランク部FTと、を備え、フロントトランク部FTの車両前側面には、車両下部後側から車両上部前側に向かう傾斜面TS1および傾斜面TS2が形成され、フロントトランク部FTの車両上部前側には、アッパークロスメンバ210の車両上側を通り車両前側に向かって突出した操作レバー310が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車幅方向両側において車両前後方向に延在する左右一対のフロントサイドフレームと、
前記フロントサイドフレームの車両上側に車両前後方向に延在し、車両前側において車両下側に向かって傾斜し前記フロントサイドフレームと結合している左右一対のアッパーフレームと、
前記フロントサイドフレームと前記アッパーフレームとが結合されている結合部において車幅方向内側に結合し、車幅方向に延在している第1のクロスメンバと、
前記フロントサイドフレームの車両上部前側に設けられ、車幅方向に延在している第2のクロスメンバと、
車幅方向両側において前記第1のクロスメンバと前記第2のクロスメンバとを結合している左右一対のリインフォースと、
前記第1のクロスメンバの車両上側かつ前記第2のクロスメンバの車両後側に、車両前後方向に向かって摺動可能に配設されているフロントトランク部と、
を備え、
前記フロントトランク部の車両前側面には、車両下部後側から車両上部前側に向かう傾斜面が形成され、前記フロントトランク部の車両上部前側には、前記第2のクロスメンバの車両上側を通り車両前側に向かって突出した操作レバーが設けられていることを特徴とする車体前部構造。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記フロントトランク部の車両下側における前記傾斜面の車両後側には、前記第1のクロスメンバおよび前記第2のクロスメンバと嵌合する固定溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
【請求項3】
前記第1のクロスメンバおよび前記第2のクロスメンバの車両上部後側には、車両後側から車両上部前側に向かう傾斜面が設けられていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2いずれかに記載の車体前部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車体前部構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及が進み、前輪を駆動するパワーユニットの小型化にともなって、車体前部におけるフロントフードの下方側にフロントトランクが装着されている場合がある。
【0003】
フロントトランクは、車体前部において、バンパ、空気取り入れ口あるいは冷却装置の車両後側に配設されているため、フロントトランクが車体前端部から奥まった位置に配設されている。そのため、ユーザがフロントトランクにおいて荷物の出し入れを行うときには、フロントバンパーフェイスに体の一部が接触し、フロントトランクの底部に置かれた荷物の出し入れが困難になる場合がある。
【0004】
上記に記載の課題に対応する技術として、トランクルームの開口寸法を確保するためにトランクフロア高さまで開くトランクリッドが設置された車両において、トランクフロアおよびトランクサイドインナパネルのガイド溝にコロをもってガイド摺動されるスライド式移動フロアと、該スライド式移動フロアの摺動をトランクリッドの開閉に連動させるワイヤとで構成されるトランクルームのスライド式二重フロアに関する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平2-113536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術においては、トランクフードを開くときにトランクを車両前後方向に向かって移動させている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、トランクフードを開くときに、トランクにおける車両上下方向に向かう移動に関して考慮がされていないため、トランクの底部に置かれた荷物の出し入れが困難になる虞があるという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、フロントトランクの利便性を向上する車体前部構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の車幅方向両側において車両前後方向に延在する左右一対のフロントサイドフレームと、前記フロントサイドフレームの車両上側に車両前後方向に延在し、車両前側において車両下側に向かって傾斜し前記フロントサイドフレームと結合されている左右一対のアッパーフレームと、前記フロントサイドフレームと前記アッパーフレームとが結合されている結合部において車幅方向内側に結合し、車幅方向に延在している第1のクロスメンバと、前記フロントサイドフレームの車両上部前側に設けられ、車幅方向に延在している第2のクロスメンバと、車幅方向両側において前記第1のクロスメンバと前記第2のクロスメンバとを結合している左右一対のリインフォースと、前記第1のクロスメンバの車両上側かつ前記第2のクロスメンバの車両後側に、車両前後方向に向かって摺動可能に配設されているフロントトランク部と、を備え、前記フロントトランク部の車両前側面には、車両下部後側から車両上部前側に向かう傾斜面が形成され、前記フロントトランク部の車両上部前側には、前記第2のクロスメンバの車両上側を通り車両前側に向かって突出した操作レバーが設けられている車体前部構造を提案している。
【0009】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記フロントトランク部の車両下側における前記傾斜面の車両後側には、前記第1のクロスメンバおよび前記第2のクロスメンバと嵌合する固定溝が形成されている車体前部構造を提案している。
【0010】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記第1のクロスメンバおよび前記第2のクロスメンバの車両上部後側には、車両後側から車両上部前側に向かう傾斜面が設けられている車体前部構造を提案している。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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