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公開番号
2025013145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024051604
出願日
2024-03-27
発明の名称
マニホールド
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人R&C
主分類
F16L
41/03 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】上下のハウジングの溶着部位に対する応力集中を抑制し高強度のマニホールドを構成する。
【解決手段】流体の流れを制御するバルブと、内部空間において区画壁で区画され流体が流通する複数の流路室LSを有するハウジング10と、を備えている。ハウジング10は、下側に開放した第1開口部S1を含むアッパーハウジング10aと、上側に開放した第2開口部S2を含むロアーハウジング10bとを、第1開口部S1及び第2開口部S2が熱溶着によって接合した接合部Wを有し、接合部Wは、ハウジング10の上下方向での中央位置Cよりも上側又は下側に偏って配置している。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
流体の流れを制御するバルブと、
内部空間において区画壁で区画され前記流体が流通する複数の流路室を有するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、下側に開放した第1開口部を含むアッパーハウジングと、上側に開放した第2開口部を含むロアーハウジングとを、前記第1開口部及び前記第2開口部が熱溶着によって接合した接合部を有し、
前記接合部は、前記ハウジングの上下方向での中央よりも上側又は下側に偏って配置されているマニホールド。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記接合部は、2つの前記区画壁どうし、又は1つの前記区画壁と前記ハウジングの外壁とが交差する三叉路の境界領域において、当該三叉路の肉厚を均等にする切欠部を有している請求項1に記載のマニホールド。
【請求項3】
前記バルブが、前記上下方向に沿った縦軸芯を中心とする筒状部と、当該筒状部の内部に対し前記縦軸芯を中心に回転自在に収容されたバルブ本体とを有し、
前記接合部は、前記筒状部の下端位置に配置された第1環状リブと、当該第1環状リブの内側で前記縦軸芯を中心とする領域に配置された第2環状リブとを有している請求項1又は2に記載のマニホールド。
【請求項4】
複数の前記流路室のうち前記流体が流通する方向に沿って相対的に長い前記流路室を形成する前記ハウジングの外壁は、前記流路室に向かって膨らんだ湾曲形状である請求項1に記載のマニホールド。
【請求項5】
前記ハウジングの外壁と前記区画壁との間が流出入管の一部で接続されている請求項1に記載のマニホールド。
【請求項6】
前記ハウジングの外周に沿って縦壁部が形成され、当該縦壁部の内側に入り込んだ液体を排出する液体排出孔を有している請求項1に記載のマニホールド。
【請求項7】
前記第1開口部は、前記アッパーハウジングにおいて下側に延びる上側リブのリブ下端部であり、前記第2開口部は、前記ロアーハウジングに形成され上側に延びる下側リブのリブ上端部であり、
前記リブ下端部の肉厚である上側リブ幅と、前記リブ上端部の肉厚である下側リブ幅とが異なっている請求項1に記載のマニホールド。
【請求項8】
前記リブ下端部と前記リブ上端部との前記熱溶着による接合幅が4mm以上8mm以下である請求項7に記載のマニホールド。
【請求項9】
薄い方のリブ幅が厚い方のリブ幅の75~88%の幅である請求項7又は8に記載のマニホールド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マニホールドに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池車において、燃料電池を冷却するFC系ラジエータを含む第1冷却回路と、EVユニットを冷却するEV系ラジエータを含む第2冷却回路と、第1冷却回路から第2冷却回路へ冷媒を流出させるためのバイパス往路と、第2冷却回路から第1冷却回路へ冷媒を流入させるバイパス復路と含む冷却システムが示されている。
【0003】
この特許文献1は、燃料電池(FC)とFC系ラジエータとの間にFC系ポンプによって冷媒を循環させることにより燃料電池の冷却を可能にする第1冷却回路が示されている。また、この特許文献1は、モータ、インバータ、バッテリー等を含むEVUユニット(EVU)とEV系ラジエータとの間にEV系ポンプによって冷媒を循環させることによりEVUユニットの冷却を可能にすることが示されている。
【0004】
特許文献2は、リザーバロアの縦壁部分の下端のロアフランジと、リザーバアッパの縦壁部分の上端のアッパフランジとを接合することによりリザーバタンク本体を形成したリザーバタンクが示されている。
【0005】
この特許文献2では、リザーバタンク本体が樹脂製であり、ロアフランジの上面から上方に突出した溶融リブの上端と、アッパフランジの下面とを接触させ、バイブレーション溶着によりロアフランジとアッパフランジとの接合を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-120893号公報
特開2013-23125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載されるように複数の系統の流路に冷媒を循環させる冷却システムは、ポンプと流路とをハウジングに一体的に形成することが取り扱いの観点、車体に対する搭載性の観点から望ましい。
【0008】
このように、取り扱い性、搭載性等の観点から、複数の流路と、ポンプ、バルブ等をケースに収容する形態で、これらを一体化したマニホールドを用いることも考えられる。
【0009】
具体的な構成として、特許文献2に記載される構成と同様に、上側のハウジングと、下側のハウジングとを個別に製造し、上側のハウジングに形成されたフランジと下側のハウジングに形成されたフランジとを溶着することによりマニホールドを形成する。
【0010】
この場合、流体圧を均等に作用させるため、上側のハウジングの外周の縦壁と、下側のハウジングの外周の縦壁との上下方向での寸法を等しく設定し、これらの縦壁をマニホールドの上下方向での中央位置で溶着することが一般的である。
(【0011】以降は省略されています)
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