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公開番号2025012695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115733
出願日2023-07-14
発明の名称警告音発生装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250117BHJP(信号)
要約【課題】車両が対象物に次第に近付いていることを警告音の聴取者に容易に認識させる。
【解決手段】警告音発生装置20は、距離情報取得部21と、発音部22とを備える。距離情報取得部21は、車両100と対象物との距離を検出する距離検出装置30から距離情報を取得する。発音部22は、距離情報に基づいて、第1警告信号a1及び第2警告信号a2を発生する。発音部22は、第1警告信号a1に基づく第1警告音を車両100の車室内に対して発音し、第2警告信号a2に基づく第2警告音を車両100の外部に対して発音する。発音部22は、第1警告音及び第2警告音の音量の単位距離当たりの変化量を距離に応じて変化させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両と対象物との距離を検出する距離検出装置から距離情報を取得する距離情報取得部と、
前記距離情報に基づいて、警告信号を発生する発音部と、
を備え、
前記発音部は、前記警告信号に基づく警告音の音量又は音高の単位距離当たりの変化量を前記距離に応じて変化させる、
警告音発生装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記警告信号は、第1警告信号及び第2警告信号の少なくともいずれか1つを含み、
前記発音部は、前記第1警告信号に基づく第1警告音を前記車両の車室内に対して発音し、前記第2警告信号に基づく第2警告音を前記車両の外部に対して発音する、
請求項1に記載の警告音発生装置。
【請求項3】
前記距離が所定範囲内にある場合、前記第1警告音の音量又は音高の単位距離当たりの変化量である第1変化量と、前記第2警告音の音量又は音高の単位距離当たりの変化量である第2変化量とが互いに異なる、
請求項2に記載の警告音発生装置。
【請求項4】
前記第2変化量の前記距離に応じた変化の程度は、前記所定範囲のうちの第1範囲において、前記第1変化量の前記距離に応じた変化の程度よりも小さく、且つ前記所定範囲のうちの前記第1範囲を含まない第2範囲において、前記第1変化量の前記距離に応じた変化の程度よりも大きく、
前記第1範囲における前記距離は、前記第2範囲における前記距離よりも長い、
請求項3に記載の警告音発生装置。
【請求項5】
前記車両の速度を検出する速度検出装置から速度情報を取得する速度情報取得部をさらに備え、
前記発音部は、前記第2警告音の音量又は音高を前記距離及び前記速度に応じて変化させる、
請求項2に記載の警告音発生装置。
【請求項6】
前記第1変化量及び前記第2変化量の少なくともいずれか1つは、指数関数により表され、前記距離が短いほど大きくなる、
請求項3に記載の警告音発生装置。
【請求項7】
前記第2警告音の前記距離に対する変化は、対数関数により表され、前記距離が短いほど大きくなる、
請求項3に記載の警告音発生装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、警告音発生装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から車両の運転者に対して、障害物の存在を音により警告する警告装置が知られている。特許文献1には、車両と障害物とが将来接触する危険性の大きさを示す危険度を検出し、車両の運転者に対して、検出された危険度に応じて異なる種類の警告を発することが開示されている。例えば、危険度が判定しきい値以下である場合、運転者を緊張させない通知音が発せられ、危険度が判定しきい値を超える場合、運転者を緊張させる警告音が発せられるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-293199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の安全走行支援装置では、車両が障害物に近付くと、発生音は、あるタイミングにおいて通知音から警告音に切り替わると考えられる。この態様によれば、運転者は、車両が障害物に近付くにつれ、危険度が次第に高まることを認識し難いという課題がある。
【0005】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、車両が対象物に次第に近付いていることを、警告音の聴取者に容易に認識させることが可能な警告音発生装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る警告音発生装置は、車両と対象物との距離を検出する距離検出装置から距離情報を取得する距離情報取得部と、前記距離情報に基づいて、警告信号を発生する発音部と、を備え、前記発音部は、前記警告信号に基づく警告音の音量又は音高の単位距離当たりの変化量を前記距離に応じて変化させる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る警告システムの一例を示す構成図である。
第1警告音の音量と相対距離との関係の一例を示す図である。
第2警告音の音量と相対距離との関係の一例を示す図である。
図1の警告システムの動作の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る警告システムの一例を示す構成図である。
相対距離及び車速と第2警告音の音量との関係を規定したルックアップテーブルの一例を示す図である。
第1変形例に係る第1警告音の音高と相対距離との関係の一例を示す図である。
第2変形例に係る第2警告音の音高と相対距離との関係の一例を示す図である。
第3変形例に係る第2警告音の音高と車速との関係の一例を示す図である。
第4変形例に係る第2警告音の音量と相対距離との関係の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
A:第1実施形態
A1:警告音発生装置の構成
図1は、第1実施形態に係る警告システム1の一例を示す構成図である。警告システム1は、自動車等の車両100に搭載されている。警告システム1は、記憶装置10、警告音発生装置20、距離検出装置30、増幅装置40、及びスピーカ装置50を備えている。警告システム1は、警告音発生装置20から増幅装置40を通じてスピーカ装置50に警告信号が供給され、車両100の車室内又は車外に対し、スピーカ装置50から警告信号に対応した音が放音されるシステムである。
【0009】
車両100は、車両100の搭乗者によって運転される。車両100は、車両100の搭乗者によって運転されずに自動運転されてもよい。
【0010】
記憶装置10は、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体(例えば、コンピュータによって読み取り可能なnon transitoryな記録媒体)である。記憶装置10は、不揮発性メモリーと、揮発性メモリーと、を含む。不揮発性メモリーは、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、及びEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)である。揮発性メモリーは、例えば、RAM(Random Access Memory)である。
(【0011】以降は省略されています)

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