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公開番号2025044746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152495
出願日2023-09-20
発明の名称制御方法、制御装置、プログラムおよび楽器
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G10G 7/00 20060101AFI20250326BHJP(楽器;音響)
要約【課題】予め設定された処理を演奏者が入力した指示に応じたタイミングで自動的に実行するよう操作子を操作することなく音を制御する。
【解決手段】演奏操作に対応する演奏情報に基づいて、当該演奏の速度を算出し、拍数を特定するための拍数情報及び前記速度に基づいて、ループに関連する処理を実行するタイミングを制御するための制御情報を生成すること、を含む、制御方法が提供される。予め設定された処理を演奏者が入力した指示に応じたタイミングで自動的に実行することができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
演奏操作に対応する演奏情報に基づいて、当該演奏の速度を算出し、
拍数を特定するための拍数情報及び前記速度に基づいて、ループに関連する処理を実行するタイミングを制御するための制御情報を生成すること、
を含む、制御方法。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記ループに関連する処理の実行は、前記ループに関連する処理を開始することまたは終了することを含む、請求項1に記載の制御方法。
【請求項3】
基準タイミングを決定するための指示を受けること、をさらに含み、
前記ループに関連する処理を実行するタイミングは、前記基準タイミングと前記拍数を特定するための拍数情報及び前記速度に基づいて決定される時間とに基づいて決定される、請求項1に記載の制御方法。
【請求項4】
前記拍数情報は、予め設定され、拍子を特定する拍子情報及び所望の小節数を示す情報の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の制御方法。
【請求項5】
前記制御情報は、前記演奏操作に対応する演奏音の録音の開始及び録音終了の少なくとも一方を指定するための情報を含む、請求項1に記載の制御方法。
【請求項6】
前記制御情報は、録音された演奏音の再生を開始させるための情報を含む、請求項1に記載の制御方法。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御方法を実行する制御部、を備える制御装置。
【請求項8】
コンピュータに、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御方法を実行させるための、プログラム。
【請求項9】
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の制御方法を実行する制御部と、
前記演奏操作を受けつける操作子と、
を備える、楽器。
【請求項10】
前記操作子は、前記演奏操作により振動する弦を含み、
前記弦の振動が伝達される響板と、
前記響板に取り付けられ、供給された駆動信号に基づいて前記響板を振動させる加振器と、
をさらに備え、
前記加振器には、前記制御情報に基づいて実行された前記ループに関連する処理によって生成される音を示す駆動信号が供給される、請求項9に記載の楽器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音を制御する技術に関する。
続きを表示(約 900 文字)【背景技術】
【0002】
楽器において、音の生成のために様々な工夫がなされている。例えば、特許許文献1には、発生した音に様々な音響効果を付与するための各種操作子が設けられたギターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/201100号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的の一つは、予め設定された処理を演奏者が入力した指示に応じたタイミングで自動的に実行するよう制御することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態によると、演奏操作に対応する演奏情報に基づいて、当該演奏の速度を算出し、拍数を特定するための拍数情報及び前記速度に基づいて、ループに関連する処理を実行するタイミングを制御するための制御情報を生成すること、を含む、制御方法が提供される。
【0006】
本発明の一実施形態によると、上記制御方法を実行する制御部、を備える制御装置が提供される。
【0007】
本発明の一実施形態によると、コンピュータに、上記制御方法を実行させるためのプログラムが提供される。
【0008】
本発明の一実施形態によると、上記制御方法を実行する制御部と、演奏操作を受けつける操作子と、を備える、楽器が提供される。
【0009】
本発明の一実施形態によると、弦と、前記弦の振動が伝達される響板と、前記響板に取り付けられ、利用者の指示の入力を検出する検出器と、前記指示を受けたタイミングと設定された遅延時間とに基づいて決定されるタイミングで所定の処理を実行する制御部と、を備える、楽器が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、予め設定された処理を演奏者が入力した指示に応じたタイミングで自動的に実行するよう制御することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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