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公開番号
2025107755
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001155
出願日
2024-01-09
発明の名称
連打判定装置および方法、プログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10H
1/18 20060101AFI20250714BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】同音連打を適切に判定する。
【解決手段】鍵の操作に対応するノートイベントとしてノートオンイベントおよびノートオフイベントが取得され、音を伸ばす機能を有するペダルの操作に対応するペダルイベントとしてペダルオンイベントおよびペダルオフイベントが取得され、ノートオンイベントのうち連続する同音に関する第1のノートオンイベントの取得から第2のノートオンイベントの取得までの時間間隔と、ノートオフイベントと、ペダルオンイベントと、ペダルオフイベントと、に基づいて、第1のノートオンイベントに対して第2のノートオンイベントが同音連打であるか否かが判定される連打判定装置を提供する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
鍵の操作に対応するノートイベントとしてノートオンイベントおよびノートオフイベントを取得する第1の取得部と、
音を伸ばす機能を有するペダルの操作に対応するペダルイベントとしてペダルオンイベントおよびペダルオフイベントを取得する第2の取得部と、
取得されたノートオンイベントのうち連続する同音に関する第1のノートオンイベントの取得から第2のノートオンイベントの取得までの時間間隔と、ノートオフイベントと、ペダルオンイベントと、ペダルオフイベントと、に基づいて、前記第1のノートオンイベントに対して前記第2のノートオンイベントが同音連打であるか否かを判定する判定部と、を有する、連打判定装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記判定部は、ペダルオンイベントの取得後、ペダルオフイベントが取得されない状態を、前記ペダルが踏まれている状態に対応するペダルオン状態と判定し、且つ、これ以外の状態を、前記ペダルが踏まれていない状態に対応するペダルオフ状態と判定し、
前記判定部は、前記第1のノートオンイベントの後のノートオフイベントが前記ペダルオン状態のまま取得され且つ、前記第1のノートオンイベントの取得から所定時間の経過前に前記ペダルオン状態のまま前記第2のノートオンイベントが取得された場合、同音連打であると判定する、請求項1に記載の連打判定装置。
【請求項3】
前記判定部は、ペダルオンイベントの取得後、ペダルオフイベントが取得されない状態を、前記ペダルが踏まれている状態に対応するペダルオン状態と判定し、且つ、これ以外の状態を、前記ペダルが踏まれていない状態に対応するペダルオフ状態と判定し、
前記判定部は、前記第1のノートオンイベントの後のノートオフイベントが前記ペダルオン状態のまま取得され且つ、前記第1のノートオンイベントの取得から所定時間の経過後に前記第2のノートオンイベントが取得された場合、同音連打ではないと判定する、請求項1に記載の連打判定装置。
【請求項4】
前記判定部は、ペダルオンイベントの取得後、ペダルオフイベントが取得されない状態を、前記ペダルが踏まれている状態に対応するペダルオン状態と判定し、且つ、これ以外の状態を、前記ペダルが踏まれていない状態に対応するペダルオフ状態と判定し、
前記判定部は、前記第1のノートオンイベントの後のノートオフイベントが前記ペダルオン状態のまま取得され且つ、前記ペダルオフ状態となってから前記第2のノートオンイベントが取得された場合、同音連打ではないと判定する、請求項1に記載の連打判定装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記第1のノートオンイベントの後にノートオフイベントが取得されることなく、前記第1のノートオンイベントの取得から所定時間の経過前に前記第2のノートオンイベントが取得された場合、同音連打であると判定する、請求項1に記載の連打判定装置。
【請求項6】
前記第2のノートオンイベントに基づく音制御に関し、同音連打であると判定された場合に、同音連打ではないと判定された場合の音制御とは異なる所定の音制御を実行する制御部をさらに有する、請求項1に記載の連打判定装置。
【請求項7】
前記制御部は、ノート番号、前記第1のノートオンイベントのノートオンベロシティ、前記第2のノートオンイベントのノートオンベロシティ、または、前記時間間隔、の少なくとも1つに基づいて、前記所定の音制御を実行する、請求項6に記載の連打判定装置。
【請求項8】
前記制御部は、正規分布を用いて生成される乱数を用いて前記所定の音制御を実現する、請求項6に記載の連打判定装置。
【請求項9】
鍵の操作に対応するノートイベントとしてノートオンイベントおよびノートオフイベントを取得する取得部と、
取得されたノートオンイベントのうち連続する同音に関する第1のノートオンイベントに対して第2のノートオンイベントが同音連打であるか否かを判定する判定部と、
前記第2のノートオンイベントに基づく音制御に関し、同音連打であると判定された場合に、同音連打ではないと判定された場合の音制御とは異なる所定の音制御を実行する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記所定の音制御においては、補正値に基づいて設定された分散に応じた乱数を用いて音特性を補正する、連打判定装置。
【請求項10】
コンピュータにより実現される、連打判定方法であって、
鍵の操作に対応するノートイベントとしてノートオンイベントおよびノートオフイベントを取得し、
音を伸ばす機能を有するペダルの操作に対応するペダルイベントとしてペダルオンイベントおよびペダルオフイベントを取得し、
取得されたノートオンイベントのうち連続する同音に関する第1のノートオンイベントの取得から第2のノートオンイベントの取得までの時間間隔と、ノートオフイベントと、ペダルオンイベントと、ペダルオフイベントと、に基づいて、前記第1のノートオンイベントに対して前記第2のノートオンイベントが同音連打であるか否かを判定する、連打判定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、連打判定装置および方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
電子楽器等に適用され、同音連打時の音を自然な音に近付ける技術が知られている。例えば、特許文献1、2、3では、連打関係にある第1の音と第2の音との振幅比に基づいて、音の減衰速度や、第2の音のピッチ、音色、音量などを制御している。
【0003】
また、特許文献4、5には、アタック中か否か等に基づいて連打を判定する例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7215523号公報
特許第7298650号公報
特許第4167786号公報
特開平5-2392号公報
特開平5-6181号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、例えばアコースティック鍵盤楽器の場合、特に同一音高に関しては、鍵操作だけでなく、鍵操作タイミングとペダル状態との組み合わせも連打関係に関与する場合がある。従って、同一音高の連打をより適切に判定する上で改善の余地があった。
【0006】
本発明の一つの目的は、同音連打を適切に判定することができる連打判定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態によれば、鍵の操作に対応するノートイベントとしてノートオンイベントおよびノートオフイベントを取得する第1の取得部と、音を伸ばす機能を有するペダルの操作に対応するペダルイベントとしてペダルオンイベントおよびペダルオフイベントを取得する第2の取得部と、取得されたノートオンイベントのうち連続する同音に関する第1のノートオンイベントの取得から第2のノートオンイベントの取得までの時間間隔と、ノートオフイベントと、ペダルオンイベントと、ペダルオフイベントと、に基づいて、前記第1のノートオンイベントに対して前記第2のノートオンイベントが同音連打であるか否かを判定する判定部と、を有する、連打判定装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一形態によれば、同音連打を適切に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
連打判定装置が適用される電子鍵盤楽器のブロック図である。
連打判定処理を実現するための電子鍵盤楽器の機能ブロック図である。
同音連打を判定する際の類型を示すタイミングチャートである。
同音連打を判定する際の類型を示すタイミングチャートである。
同音連打を判定する際の類型を示すタイミングチャートである。
同音連打を判定する際の類型を示すタイミングチャートである。
連打判定処理のフローチャートである。
所定の音制御を実現する信号の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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