TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025076955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188943
出願日2023-11-02
発明の名称テレビ会議装置、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 7/15 20060101AFI20250509BHJP(電気通信技術)
要約【課題】オブジェクトを適切な大きさで表示することが可能なテレビ会議装置、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラムを提供する。
【解決手段】テレビ会議装置10は、表示サイズ取得部11、画像取得部、オブジェクト検出部14、オブジェクトサイズ取得部12およびサイズ決定部15を含む。表示サイズ取得部11は、画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得する。画像取得部は、画像を示す画像データを取得する。オブジェクト検出部14は、画像取得部により取得された画像データからオブジェクトを検出する。オブジェクトサイズ取得部12は、表示領域に対応するオブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得する。サイズ決定部15は、オブジェクトサイズ取得部12により取得されたオブジェクトサイズ情報とオブジェクト検出部14により検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得する表示サイズ取得部と、
画像を示す画像データを取得する画像取得部と、
前記画像取得部により取得された画像データからオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、
前記表示領域に対応する前記オブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得するオブジェクトサイズ取得部と、
前記オブジェクトサイズ取得部により取得されたオブジェクトサイズ情報と前記オブジェクト検出部により検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定するサイズ決定部とを備える、テレビ会議装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記サイズ決定部により決定されたサイズでオブジェクトを表示可能に、オブジェクトの画像を示す画像データを出力する出力部をさらに備える、請求項1記載のテレビ会議装置。
【請求項3】
前記出力部は、出力された画像データに基づいて、当該テレビ会議装置が設けられた第1の拠点における第1の表示装置にオブジェクトの画像を表示し、
前記表示領域は、前記第1の表示装置の画面の一部または全部である、請求項2記載のテレビ会議装置。
【請求項4】
前記出力部は、出力された画像データに基づいて、当該テレビ会議装置が設けられた第1の拠点におけるスクリーンにオブジェクトの画像を表示し、
前記表示領域は、前記スクリーンにおける画像の投影領域である、請求項2記載のテレビ会議装置。
【請求項5】
前記出力部による画像の表示面と、使用者との間の距離を取得する距離取得部をさらに備え、
前記サイズ決定部は、前記距離取得部により取得された距離にさらに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定する、請求項2~4のいずれか一項に記載のテレビ会議装置。
【請求項6】
当該テレビ会議装置が設けられる拠点とは異なる第2の拠点には、前記画像取得部により取得される画像データに基づく画像が表示される第2の表示装置が設けられ、
前記表示領域は、前記第2の表示装置の画面の一部または全部である、請求項1または2記載のテレビ会議装置。
【請求項7】
前記サイズ決定部は、前記画像取得部により取得された画像データにおいて、前記オブジェクト検出部により検出されたオブジェクトが占める割合を算出し、算出結果に基づいてオブジェクトを表示するサイズを決定する、請求項1~4のいずれか一項に記載のテレビ会議装置。
【請求項8】
前記オブジェクトサイズ取得部は、人の顔のサイズを示す典型的な規定値を取得し、取得された規定値に基づいてオブジェクトサイズ情報を算出し、
前記オブジェクト検出部により検出されるオブジェクトは人の顔である、請求項1~4のいずれか一項に記載のテレビ会議装置。
【請求項9】
前記オブジェクトサイズ取得部は、物体のサイズを測定する測定装置から当該物体のサイズを取得し、取得されたサイズに基づいてオブジェクトサイズ情報を算出し、
前記オブジェクト検出部により検出されるオブジェクトは前記物体である、請求項1~4のいずれか一項に記載のテレビ会議装置。
【請求項10】
画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得することと、
画像を示す画像データを取得することと、
取得された画像データからオブジェクトを検出することと、
前記表示領域に対応する前記オブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得することと、
取得されたオブジェクトサイズ情報と検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定することとを含み、
コンピュータにより実行される、テレビ会議方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像を表示するテレビ会議装置、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、複数の人物が直接対面せずに、互いに異なる拠点においてディスプレイを通して会議を行う機会が増えている。ここで、相手拠点の人物が自拠点のディスプレイに過剰に大きく表示されると、自拠点の人物は圧迫感を感じる。一方、相手拠点の人物が自拠点のディスプレイに過剰に小さく表示されると、自拠点の人物は相手拠点の人物の表情を視認しにくくなる。そのため、各拠点のディスプレイに相手拠点の人物を適切な大きさで表示する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、自拠点と少なくとも1つの相手拠点との間で映像を送受信するテレビ会議システムで用いられるテレビ会議装置が記載されている。
【0003】
特許文献1のテレビ会議装置においては、相手拠点からの映像が、映像受信部により受信される。また、相手拠点のカメラのズーム倍率設定情報が、ズーム倍率設定受信部により受信される。ズーム倍率設定情報と、自拠点のディスプレイの画面サイズ情報とに基づいて、相手拠点の各カメラにより撮影された映像中の各被写体を自拠点のディスプレイに等身大で表示するための拡大縮小率が、映像拡大縮小率導出部により導出される。受信された映像が、導出された拡大縮小率に基づいて映像拡大縮小部により拡大または縮小される。拡大または縮小された映像が、自拠点のディスプレイに表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-23886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1には、各拠点のディスプレイの画面サイズによらず、相手拠点の各カメラが撮影した被写体を自拠点の各ディスプレイに等身大で表示可能であることが記載されている。しかしながら、人物等の被写体は、静止しているとは限らない。したがって、被写体がカメラに近寄ったり、カメラから遠ざかったりすることがある。この場合、被写体に合わせて設定されているカメラのズーム倍率の妥当性が破綻し、被写体を適切な大きさで表示することができない。
【0006】
本発明の目的は、オブジェクトを適切な大きさで表示することが可能なテレビ会議装置、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面に従うテレビ会議装置は、画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得する表示サイズ取得部と、画像を示す画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された画像データからオブジェクトを検出するオブジェクト検出部と、前記表示領域に対応する前記オブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得するオブジェクトサイズ取得部と、前記オブジェクトサイズ取得部により取得されたオブジェクトサイズ情報と前記オブジェクト検出部により検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定するサイズ決定部とを備える。
【0008】
本発明の他の局面に従うテレビ会議方法は、画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得することと、画像を示す画像データを取得することと、取得された画像データからオブジェクトを検出することと、前記表示領域に対応する前記オブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得することと、取得されたオブジェクトサイズ情報と検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定することとを含み、コンピュータにより実行される。
【0009】
本発明のさらに他の局面に従うテレビ会議プログラムは、画像の表示領域のサイズを示す表示サイズ情報を取得する処理と、画像を示す画像データを取得する処理と、取得された画像データからオブジェクトを検出する処理と、前記表示領域に対応する前記オブジェクトのサイズを示すオブジェクトサイズ情報を取得する処理と、取得されたオブジェクトサイズ情報と検出されたオブジェクトとに基づいて、オブジェクトを表示するサイズを決定する処理とを、コンピュータにより実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、オブジェクトを適切な大きさで表示することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ヤマハ株式会社
鍵盤装置
24日前
ヤマハ株式会社
鍵盤楽器
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
16日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
16日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
1か月前
ヤマハ株式会社
管楽器用部品及び管楽器
3日前
ヤマハ株式会社
スピーカーユニット取付具
1か月前
ヤマハ株式会社
表示方法およびプログラム
3日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法および情報処理装置
2か月前
ヤマハ株式会社
機器制御方法および機器制御装置
18日前
ヤマハ株式会社
機器制御方法および機器制御装置
18日前
ヤマハ株式会社
音響調整方法、及び、音響調整装置
8日前
ヤマハ株式会社
音処理装置及び車載オーディオシステム
15日前
ヤマハ株式会社
音処理方法、音処理装置およびプログラム
1か月前
ヤマハ株式会社
インピーダンス変換装置および信号処理装置
2か月前
ヤマハ株式会社
制御方法、制御装置、プログラムおよび楽器
2か月前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
17日前
ヤマハ株式会社
テレビ会議装置、テレビ会議方法およびテレビ会議プログラム
21日前
株式会社コルグ
ピッチ表示装置、ピッチ表示制御装置、プログラム
22日前
ヤマハ株式会社
スピーカー装置、及び車両
1か月前
ヤマハ株式会社
音声処理方法、音声処理システム、プログラムおよび音声処理ソフトウェア
1か月前
ヤマハ株式会社
検出システムおよび鍵盤装置
1か月前
ヤマハ株式会社
コミュニケーション支援方法、コミュニケーション支援装置、およびプログラム
22日前
ヤマハ株式会社
スピーカー装置、及び車両用ドア
28日前
ヤマハ株式会社
スピーカ付きパーティションシステム
1か月前
ヤマハ株式会社
音信号処理方法および音信号処理装置
1か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置、弦楽器、及びプログラム
1か月前
ヤマハ株式会社
インピーダンス変換装置および信号処理装置
2か月前
ヤマハ株式会社
信号生成装置、情報生成装置、信号生成方法および情報生成方法
1か月前
ヤマハ株式会社
エレクトリックギターのボディ構造体及びエレクトリックギター
1か月前
個人
携帯端末保持具
25日前
個人
音響装置
22日前
個人
防犯AIプラグイン
2か月前
個人
テレビ会議拡張システム
1か月前
続きを見る