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公開番号
2025114020
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008404
出願日
2024-01-24
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G10G
3/04 20060101AFI20250729BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ひとつの楽譜データから複数の楽譜データを簡便に生成する。
【解決手段】情報処理システムは、楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得するデータ取得部510と、複数の演奏データを、楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類する演奏データ分類部511と、楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、複数の演奏データ群のうち特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する編集処理部514とを具備する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得するデータ取得部と、
前記複数の演奏データを、前記楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類する演奏データ分類部と、
前記楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、前記複数の演奏データ群のうち前記特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する編集処理部と
を具備する情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記楽曲データは、前記楽曲を構成する複数の音符を時系列に指定するデータであり、
前記楽曲の楽譜を表す画像データから前記楽曲データを生成するデータ変換部をさらに具備する
請求項1の情報処理システム。
【請求項3】
前記楽曲データに対して前処理を実行する前処理部をさらに具備し、
前記編集処理部は、前記前処理の実行後の楽曲データについて、前記特定の区間を演奏データに置換する
請求項1の情報処理システム。
【請求項4】
前記演奏データ群に含まれる2以上の演奏データを表示装置に表示する表示制御部と、
前記2以上の演奏データの何れかの選択を受付ける選択受付部と
をさらに具備し、
前記編集処理部は、前記楽曲データの前記特定の区間を、前記選択受付部が選択を受付けた演奏データに置換する
請求項1の情報処理システム。
【請求項5】
前記表示制御部は、前記2以上の演奏データの各々について、当該演奏データが表す音符列の画像を表示する
請求項4の情報処理システム。
【請求項6】
前記演奏データの編集が許可された利用者の識別情報を記憶する記憶部をさらに具備し、
前記編集処理部は、前記演奏データの編集が許可された利用者からの指示に応じて前記演奏データを編集する
請求項1の情報処理システム。
【請求項7】
前記編集処理部は、前記楽曲データの編集を反復することで、相異なる版に対応する複数の楽曲データを生成し、
前記各版の楽曲データについて著作権に関する著作権情報を設定する情報設定部
をさらに具備する請求項1の情報処理システム。
【請求項8】
前記編集処理部による処理後の楽曲データを、課金処理を実行した利用者の端末装置に提供するデータ提供部
をさらに具備する請求項1の情報処理システム。
【請求項9】
前記複数の演奏データのうち1以上の演奏データを、課金処理を実行した利用者の端末装置に提供するデータ提供部
をさらに具備する請求項1の情報処理システム。
【請求項10】
楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得し、
前記複数の演奏データを、前記楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類し、
前記楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、前記複数の演奏データ群のうち前記特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する
コンピュータシステムにより実現される情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、楽曲を表すデータを処理する技術に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
演奏者による楽器の演奏を表す演奏データを処理する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、鍵盤楽器等の楽器の操作に応じて楽譜を生成し、利用者からの指示に応じて当該楽譜を編集する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6734186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば音楽教習等の場面においては、ひとつの楽曲の楽譜を、各練習者の習熟のレベルに応じて複数の楽譜に編集することがある。しかし、ひとつの楽譜の編集により複数の楽譜を生成する作業の負荷は非常に大きい。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、ひとつの楽譜データから複数の楽譜データを簡便に生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る情報処理システムは、楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得するデータ取得部と、前記複数の演奏データを、前記楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類する演奏データ分類部と、前記楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、前記複数の演奏データ群のうち前記特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する編集処理部とを具備する。
【0006】
本開示のひとつの態様に係る情報処理方法は、楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得し、前記複数の演奏データを、前記楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類し、前記楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、前記複数の演奏データ群のうち前記特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する。
【0007】
本開示のひとつの態様に係るプログラムは、楽曲の一部の区間の演奏を表す複数の演奏データを取得するデータ取得部、前記複数の演奏データを、前記楽曲の相異なる区間に対応する複数の演奏データ群に分類する演奏データ分類部、および、前記楽曲を表す楽曲データのうちの特定の区間を、前記複数の演奏データ群のうち前記特定の区間に対応する演奏データ群から選択された演奏データに置換する編集処理部、としてコンピュータシステムを機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る情報処理システムの構成を例示するブロック図である。
端末装置の構成を例示するブロック図である。
制御システムの構成を例示するブロック図である。
制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
演奏データXの分類に関する説明図である。
演奏データリストの模式図である。
編集処理部が楽曲データを編集する動作の説明図である。
編集処理のフローチャートである。
第2実施形態に係る制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
第3実施形態に係る制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
前処理のフローチャートである。
第3実施形態における編曲処理の説明図である。
第4実施形態における演奏データリストの模式図である。
第4実施形態の変形例における表示例である。
第5実施形態に係る情報処理システムの構成を例示するブロック図である。
画像データの説明図である。
画像データの模式図である。
画像データリストの模式図である。
第6実施形態に係る制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
第6実施形態における情報設定部の動作の説明図である。
第7実施形態に係る制御システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
第7実施形態における情報設定部の動作の説明図である。
第7実施形態における情報設定部の動作の説明図である。
第8実施形態における演奏データリストの模式図である。
第8実施形態における画像データリストの模式図である。
第9実施形態における画像データの模式図である。
複数の指導者を登録する場合におけるログインのための表示例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態における情報処理システム100の構成を例示するブロック図である。情報処理システム100は、特定の楽曲(以下「目標楽曲」という)を編集するためのコンピュータシステムである。情報処理システム100は、鍵盤楽器10と端末装置30と制御システム50とを具備する。
【0010】
演奏者Uaは鍵盤楽器10を演奏する。演奏者Uaは、例えば鍵盤楽器10の演奏を練習する練習者である。演奏者Uaは、例えば音楽教室に所属する生徒である。端末装置30は、演奏者Uaまたは指導者Ubにより使用される。指導者Ubは、音楽教室において演奏者Uaを指導する。以下の説明では、演奏者Uaおよび指導者Ubを特に区別する必要がない場合には単に利用者Uと表記する。
(【0011】以降は省略されています)
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