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公開番号2025146994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025128092,2021024161
出願日2025-07-31,2021-02-18
発明の名称音の処理方法及び音処理装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約【課題】違和感なくより没入感を高めて音を聞くことができる音の処理方法を提供する。
【解決手段】 音の処理方法は、第1の音を取得し、取得した前記第1の音を第1の音データとして記録し、予め作成された第2の音データにより構成される第2の音を取得し、
前記第1の音の解析を行い、前記第1の音の解析結果と、前記第2の音データとを比較する第1の比較を行い、前記第1の比較の結果に基づいて、前記第1の音と一致しない種類の前記第2の音に係る前記第2の音データを再生し、前記第1の音データが記録されている場合において、前記第1の音と前記第2の音とが一致する場合、前記第2の音データに変えて前記第1の音データを再生し、再生した前記第2の音データに係る音を出力する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の音を取得し、
取得した前記第1の音を第1の音データとして記録し、
予め作成された第2の音データにより構成される第2の音を取得し、
前記第1の音の解析を行い、
前記第1の音の解析結果と、前記第2の音データとを比較する第1の比較を行い、
前記第1の比較の結果に基づいて、前記第1の音と一致しない種類の前記第2の音に係る前記第2の音データを再生し、前記第1の音データが記録されている場合において、前記第1の音と前記第2の音とが一致する場合、前記第2の音データに変えて前記第1の音データを再生し、
再生した前記第2の音データに係る音を出力する、音の処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2の音データを再生する場合に、特定の場所で予め記録された、前記第2の音と同じ種類の音源がある場合は、
前記第2の音を、前記音源に変えて、前記第2の音データを再生する、
請求項1に記載の音の処理方法。
【請求項3】
前記第2の音データの再生中に、前記第1の音の取得および前記第1の音の解析を行う、
請求項1または2に記載の音の処理方法。
【請求項4】
前記第1の音は、複数の解析対象を含む、
請求項1から3のいずれかに記載の音の処理方法。
【請求項5】
前記解析結果は、取得された前記第1の音に含まれる第1音源の種類を示す第1音源情報を含み、
前記第2の音データは、第2音源の種類を示す第2音源情報が予め付加されたデータを含む、
請求項1から4のいずれかに記載の音の処理方法。
【請求項6】
第3音源の種類を示す第3音源情報と前記第3音源の特徴量との関係を示すデータセットを学習データとして学習済の学習済モデルを用意し、
前記第1の音の解析において、
前記第1の音に含まれる前記特徴量を算出し、
前記特徴量の算出の後に、前記特徴量を前記学習済モデルに入力することによって、前記特徴量に対応する前記第3音源情報を、前記第1の音の解析結果として出力する、
請求項1から5のいずれかに記載の音の処理方法。
【請求項7】
周囲の環境データを取得し、
取得した前記環境データに基づいて前記第2の音に係る前記第2の音データを再生する処理を行う、
請求項1から6のいずれかに記載の音の処理方法。
【請求項8】
ネットワークに接続し、
前記環境データを、前記ネットワークを介して取得する、
請求項7に記載の音の処理方法。
【請求項9】
前記第2の音に係る音像定位の処理において用いられる定位処理データを取得する、
請求項1から8のいずれかに記載の音の処理方法。
【請求項10】
前記第2の音はマルチトラックであり、
前記マルチトラックの切り替え条件を取得し、
前記切り替え条件を満たす種類の前記第2の音に係る前記第2の音データを再生する、
請求項1から9のいずれかに記載の音の処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明に係る一実施形態は、音の処理方法及び音処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、特定のエリアに対してユーザが向いている方向を検出する手段と、特定のエリアとユーザとの位置関係を検出する手段を備えた音声再生装置を開示している。特許文献1の音声再生装置は、ユーザの向く方向及び特定のエリアとユーザとの間の位置関係を基に、再生する音を変化させる。これにより、音声再生装置は、ユーザに対して特定のエリアの印象を想像させやすくする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2018-088450
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
違和感なくより没入感を高めて音を聞くことができる方法が望まれている。
【0005】
そこで、この発明に係る一実施形態は、違和感なくより没入感を高めて音を聞くことができる音の処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る音の処理方法は、
第1の音を取得し、
予め作成された音データにより構成される第2の音を取得し、
第1の音の解析を行い、
第1の音の解析結果と、音データとを比較する第1の比較を行い、
第1の比較の結果に基づいて、第1の音と一致しない種類の第2の音に係る音データを再生し、
再生した音データに係る音を出力する。
【0007】
本発明の一実施形態に係る音の処理方法は、
第1の音を取得し、
予め音のコンテンツ作成者により作成された音データにより構成される第2の音と、第2の音に係る音データの再生条件と、を取得し、
第1の音に対して所定の解析を行い、
第1の音の解析結果と、再生条件とを比較する第2の比較を行い、
第2の比較の結果に基づいて、再生条件を満たす種類の第2の音に係る音データを再生し、
再生した音データに係る音を出力する。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係る一実施形態は、違和感なくより没入感を高めて音を聞くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、第1の実施形態に係る音処理装置1の主要な構成の一例を示すブロック図である。
図1Bは、第1の実施形態に係る音処理装置1の主要な構成の一例を示すブロック図であり、且つ、図1Aとは異なる一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る音処理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
図3は、第1の実施形態に係る音処理装置1における音データの移動の一例を示した図である。
図4は、解析部200aにおける解析の一例を示す図である。
図5は、第2の実施形態に係る音処理装置1aの動作の一例を示すフローチャートである。
図6は、第2の実施形態に係る音処理装置1aにおける音データの移動の一例を示した図である。
図7は、第3の実施形態に係る音処理装置1bの主要な構成の一例を示すブロック図である。
図8は、第3の実施形態に係る音処理装置1bの動作のイメージ図である。
図9は、第3の実施形態に係る音処理装置1bにおける音データの移動の一例を示した図である。
図10は、第4の実施形態に係る音処理装置1cの動作の一例を示すフローチャートである。
図11は、第4の実施形態に係る音処理装置1cにおける音データの移動の一例を示した図である。
図12Aは、第1の音の出力及び音データの再生の一例を示す図である。
図12Bは、音処理装置1,1a,1b及び1cが、音データの再生をしない場合の一例を示す図である。
図12Cは、第1の音のうち、第2の音に一致しない種類の音源の音の消去の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る音処理装置1の構成について、図を参照して説明する。図1Aは、第1の実施形態に係る音処理装置1の主要な構成の一例を示すブロック図である。図1Bは、第1の実施形態に係る音処理装置1の主要な構成の一例を示すブロック図であり、且つ、図1Aとは異なる一例を示す図である。図2は、第1の実施形態に係る音処理装置1の動作の一例を示すフローチャートである。図3は、第1の実施形態に係る音処理装置1における音データの移動の一例を示した図である。図4は、解析部200aにおける解析の一例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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