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公開番号2025146788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2025045432
出願日2025-03-19
発明の名称情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類G06F 40/56 20200101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約【課題】言語の変換後の文字列が出力される環境にとって過度に長い短い文字列が生成される可能性を低減する。
【解決手段】情報処理システムは、楽曲の歌詞、コンテンツの音声、または漫画の台詞を第1言語で表現した第1文字列と、文字列の長さに関する制約条件とを含む指示情報を生成する情報生成部と、訓練済の生成モデルが指示情報を処理することで生成した第2文字列であって、第1文字列を、制約条件のもとで、第1言語とは異なる第2言語に変換した第2文字列を取得する情報取得部とを具備する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
楽曲の歌詞、コンテンツの音声、または漫画の台詞を第1言語で表現した第1文字列と、文字列の長さに関する制約条件とを含む指示情報を生成し、
訓練済の生成モデルが前記指示情報を処理することで生成した第2文字列であって、前記第1文字列を、前記制約条件のもとで、前記第1言語とは異なる第2言語に変換した第2文字列を取得する
コンピュータシステムにより実現される情報処理方法。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第1文字列は、前記歌詞であり、
前記制約条件は、前記第2文字列に関する時間的な条件である
請求項1の情報処理方法。
【請求項3】
前記制約条件は、前記第1文字列の各音節の時間長に応じた条件である
請求項2の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1文字列は、前記音声が表す文字列であり、
前記制約条件は、前記コンテンツにおける発話期間の時間長に応じた条件である
請求項1の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1文字列は、前記漫画の台詞であり、
前記制約条件は、前記漫画において前記第1文字列が配置される文字領域のサイズに応じた条件である
請求項1の情報処理方法。
【請求項6】
さらに、
前記第1文字列を含む漫画データから前記制約条件を特定し、
前記指示情報の生成においては、前記漫画データの前記第1文字列と、前記漫画データから特定した前記制約条件とを含む前記指示情報を生成する
請求項5の情報処理方法。
【請求項7】
前記制約条件の特定においては、
前記第1文字列の文字数に応じて前記文字領域のサイズを推定し、前記文字領域のサイズに応じて前記制約条件を特定する
請求項6の情報処理方法。
【請求項8】
前記制約条件の特定においては、
前記第1文字列に関する縦方向の文字数と横方向の文字数とに応じて前記文字領域のサイズを推定し、前記文字領域のサイズに応じて前記制約条件を特定する
請求項6の情報処理方法。
【請求項9】
前記制約条件の特定においては、
前記第1文字列の書字方向と前記第2文字列の書字方向との関係に応じて前記制約条件を特定する
請求項6の情報処理方法。
【請求項10】
前記制約条件の特定においては、
前記第2文字列における1個の単語の文字数に関する補助条件を、前記文字領域のサイズに応じて特定し、
前記補助条件を含む前記制約条件を特定する
請求項6の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、翻訳技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特定の言語で表現された文字列を他の言語に変換する機械翻訳技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、音楽ジャンルまたは歌手の性別等の曲情報に応じた訳語を利用して歌詞の訳文を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-075963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、音楽ジャンルまたは歌手の性別等に応じた訳語を利用する構成だけでは、例えば楽曲に対して過度に長い訳文が生成され、楽曲の演奏に並行して歌唱される歌詞としては不適切である場合がある。なお、以上の説明では歌詞の翻訳に着目したが、歌詞以外の文字列の翻訳においても同様の問題が想定される。例えば、漫画において吹出しに配置された台詞を翻訳する場面でも、例えば吹出しのサイズに対して過度に長い訳文が生成され、結果的に吹出しに訳文を適切に配置できない場合がある。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、言語の変換後の文字列が出力される環境にとって過度に長い短い文字列が生成される可能性を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る情報処理方法は、楽曲の歌詞、コンテンツの音声、または漫画の台詞を第1言語で表現した第1文字列と、文字列の長さに関する制約条件とを含む指示情報を生成し、訓練済の生成モデルが前記指示情報を処理することで生成した第2文字列であって、前記第1文字列を、前記制約条件のもとで、前記第1言語とは異なる第2言語に変換した第2文字列を取得する。
【0006】
本開示のひとつの態様に係る情報処理システムは、楽曲の歌詞、コンテンツの音声、または漫画の台詞を第1言語で表現した第1文字列と、文字列の長さに関する制約条件とを含む指示情報を生成する情報生成部と、訓練済の生成モデルが前記指示情報を処理することで生成した第2文字列であって、前記第1文字列を、前記制約条件のもとで、前記第1言語とは異なる第2言語に変換した第2文字列を取得する情報取得部とを具備する。
【0007】
本開示のひとつの態様に係るプログラムは、楽曲の歌詞、コンテンツの音声、または漫画の台詞を第1言語で表現した第1文字列と、文字列の長さに関する制約条件とを含む指示情報を生成する情報生成部、および、訓練済の生成モデルが前記指示情報を処理することで生成した第2文字列であって、前記第1文字列を、前記制約条件のもとで、前記第1言語とは異なる第2言語に変換した第2文字列を取得する情報取得部、としてコンピュータシステムを機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における情報システムのブロック図である。
端末装置のブロック図である。
端末装置の機能的な構成を例示するブロック図である。
翻訳処理のフローチャートである。
第2実施形態における端末装置の機能的な構成を例示するブロック図である。
第2実施形態における翻訳処理のフローチャートである。
第3実施形態における端末装置の機能的な構成を例示するブロック図である。
漫画データにおける画像と台詞との関係に関する説明図である。
第3実施形態における翻訳処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態における情報システム100の構成を例示するブロック図である。情報システム100は、端末装置10と翻訳システム20とを具備する。端末装置10は、利用者Uが使用する情報処理システムである。例えばスマートフォン、タブレット端末またはパーソナルコンピュータ等の可搬型の情報装置が、端末装置10として例示される。端末装置10は、例えばインターネット等の通信網200を介して翻訳システム20と通信可能である。
【0010】
図2は、端末装置10のブロック図である。端末装置10は、制御装置11と記憶装置12と通信装置13と操作装置14と表示装置15と放音装置16とを具備する。端末装置10は、単体の装置として実現されるほか、相互に別体で構成された複数の装置でも実現される。
(【0011】以降は省略されています)

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