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公開番号2025123447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2025103467,2024070243
出願日2025-06-19,2022-03-22
発明の名称楽器用ペダルユニットおよび電子鍵盤装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G10H 1/32 20060101AFI20250815BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ペダルユニットのペダルに対する操作感をアコースティックピアノのペダルに対する操作感に近づけること
【解決手段】 本発明の一実施形態の楽器用ペダルユニットは、ケースと、前記ケースに対して回動可能に配置され、回動軸と垂直な第1方向に延びる第1フットレバーと、前記ケースと前記第1フットレバーとの間において圧縮された状態で配置され、前記第1フットレバーの回動に伴って伸縮するバネと、前記バネの第1端部を支持する第1支持部材と、前記バネの第2端部を支持する第2支持部材と、を備え、前記第1フットレバーの回動範囲のうち前記バネが最も伸びている状態から前記バネが縮む方向に第1フットレバーが移動すると前記第1角度が小さくなる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、
前記ケースに対して回動可能に配置され、回動軸と垂直な第1方向に延びる第1フットレバーと、
前記ケースと前記第1フットレバーとの間において圧縮された状態で配置され、前記第1フットレバーの回動に伴って伸縮するバネと、
前記バネの第1端部を支持する第1支持部材と、
前記バネの第2端部を支持する第2支持部材と、
を備え、
前記バネは、前記第1端部側に存在する第1巻線端部と、前記第2端部側に存在する第2巻線端部と、を含み、
前記第1巻線端部の側面は、前記バネを構成する巻線のうち第1部分の側面と接し、
前記第2巻線端部の側面は、前記巻線のうち第2部分の側面と接し、
前記第1支持部材は、前記第1巻線端部と前記第1部分との間のいずれかの位置における巻線に対して前記バネの内周側または外周側から接触する部分を有するとともに、前記第1部分の巻線から離隔し、
前記第2支持部材は、前記第2巻線端部と前記第2部分との間のいずれかの位置における巻線に対して、前記バネの内周側または外周側から接触する部分を有するとともに、前記第2部分の巻線から離隔する、
楽器用ペダルユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダルユニットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電子楽器に用いられるペダルユニットは、ペダルを踏み込んだ状態(エンド位置)とペダルを踏み込んでいない状態(レスト位置)との検出を行い、音源装置に検出結果を伝達することによって、音源装置において生成される音信号を制御する。このようなペダルユニットは、アコースティックピアノのペダルの操作感を得るために、様々な技術が適用されている。例えば、特許文献1は、ペダルの踏み込みに対する反力に対してヒステリシスを与える技術を開示している。特許文献1に開示された技術によれば、ペダルが回動するときに摩擦力を発生させる。摩擦力はペダルの動きに対して反対方向に与えられる一方、ペダルをレスト位置に戻そうとする弾性力は一定方向に与えられる。これによって反力のヒステリシス特性が実現されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-205495号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
アコースティックピアノのペダルに生じる反力のヒステリシス特性は複雑なものであるため、これを実現するためには相当な困難性を有する。上述した技術によれば、ペダルの踏み込み位置によらず摩擦力が一定とした構成、または段階的に摩擦力の大きさを変えることによってヒステリシス特性を実現している。しかしながら、段階的に摩擦力を制御するだけでは、アコースティックピアノのペダルに相当する操作感を得るための構成として不十分である。そのため、アコースティックピアノのペダルに相当する操作感に近づけることができるペダルユニットの開発が望まれている。
【0005】
本発明の目的の一つは、ペダルユニットのペダルに対する操作感をアコースティックピアノのペダルに対する操作感に近づけることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態におけるペダルユニットは、第1フットレバーと、前記第1フットレバーの回動中心となる軸と、前記軸と対になる軸受と、を含む。前記軸または前記軸受は、互いが接触する面の少なくとも一部に配置された第1部材、および前記第1部材と異なる材料で形成され前記面とは反対側から前記第1部材を支持する第2部材を含む。前記第1フットレバーを前記軸に垂直に見た場合に、前記面が前記第1フットレバーの幅の内側領域に含まれる。前記第1部材と前記第2部材とは、前記軸と前記軸受とが摺動する方向に対しては固定されている。
【0007】
前記第1フットレバーに対して前記第1フットレバーを回動させるための力を与えたときに、前記軸および前記軸受との間に生じる力が増加してもよい。
【0008】
第2フットレバーをさらに含んでもよい。前記第1フットレバーにおける前記回動中心から前記軸と前記軸受とが接触する位置までの第1距離が、前記第2フットレバーにおける前記回動中心から前記軸と前記軸受とが接触する位置までの第2距離とは異なってもよい。
【0009】
第3フットレバーをさらに含んでもよい。前記第1フットレバーが回動したときに下降する側から前記第1フットレバーを見た場合に、第1フットレバー、第2フットレバーおよび第3フットレバーが右側から順に並んで配置されてもよい。前記第3フットレバーにおける前記回動中心から前記軸と前記軸受とが接触する位置までの第3距離は、前記第1距離および前記第2距離のいずれよりも大きくてもよい。
【0010】
前記軸と前記軸受とは、少なくとも第1領域と第2領域とにおいて接触してもよい。前記第1領域は前記第2領域から離隔して配置されてもよい。前記第1領域と前記第2領域との間において、前記軸と前記軸受とが離隔している部分が存在してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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