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公開番号2025112391
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024006582
出願日2024-01-19
発明の名称弦楽器用の支持装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人個人,個人
主分類G10G 5/00 20060101AFI20250725BHJP(楽器;音響)
要約【課題】可搬性に優れると共に、弦楽器を横置き状態で支持する。
【解決手段】支持部30と、支持部30の長さ方向における両端部から延びる一対の脚を含む第1脚部10と、支持部30の両端部の間から延び第1脚部10に対して相対的に、回動軸40を中心に回動することで閉脚位置と開脚位置とに回動位置を可変である第2脚部20と、を有する支持装置100を提供する。第2脚部20が閉脚位置にあるときは、脚部10、20が回動軸C0の軸線方向に並び、第2脚部20が開脚位置にあり且つ一対の脚の先端および第2脚部20の先端が床面Fに接した起立状態では、受け面31が床面Fと協働して弦楽器を横置き状態で支持可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
弦楽器を受ける受け面を含む支持部と、
前記支持部の長さ方向における両端部から延びる一対の脚を含む第1脚部と、
前記支持部の前記両端部の間において前記支持部から延び、前記第1脚部に対して相対的に、回動軸を中心に回動することで閉脚位置と開脚位置とに回動位置を可変である第2脚部と、を有し、
前記第2脚部が前記閉脚位置にあるときは、前記第1脚部および前記第2脚部が前記回動軸の軸線方向に並び、
前記第2脚部が前記開脚位置にあり且つ前記一対の脚の先端および前記第2脚部の先端が床面に接した起立状態では、前記受け面が前記床面と協働して前記弦楽器を横置き状態で支持可能である、弦楽器用の支持装置。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記一対の脚の先端同士を連結する連結部をさらに有する、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。
【請求項3】
前記第2脚部が前記開脚位置にあるときは、前記一対の脚の間に、前記弦楽器の本体から突出した突起部が入るための空間が形成される、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。
【請求項4】
前記軸線方向から見て、前記第1脚部の先端および前記第2脚部の先端はいずれも先細形状となっている、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。
【請求項5】
前記受け面は、起立状態における高さが前記軸線方向において変化する領域を含む、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。
【請求項6】
前記起立状態で、エンドピンが取り付けられた前記弦楽器を横置き状態で支持する場合は、前記エンドピンの先端が前記床面に接し且つ、前記受け面が前記弦楽器の本体の側面を支持する、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。
【請求項7】
前記第1脚部の長さは360mm未満であり、且つ、
前記起立状態における前記支持部の最高位置の高さは180mm以上であり、且つ、
前記起立状態において前記第1脚部と前記第2脚部とが床面側で成す開脚角度は17°以上且つ125°以下である、請求項1に記載の弦楽器用の支持装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弦楽器用の支持装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ギター、ベース、コントラバス等の弦楽器を支持する弦楽器用のスタンドが知られている。特許文献1、2、3に示されるように、弦楽器用のスタンドは、一般に縦置き支持を基本としている。
【0003】
一方、共鳴胴が無いかまたは極めて小さい弦楽器で、弦の振動を検出した信号に基づき発音することを主とした楽器(ここでは電子弦楽器と称する)が存在する。電子弦楽器は共鳴胴を要しないことから通常、左右非対称となる。このような弦楽器は壁などに縦掛けた場合に回転しやすいため、電子弦楽器用の縦置き型の支持装置(スタンド)も提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4035484号公報
実用新案登録第3038500号公報
実用新案登録第3025472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記支持装置は、電子弦楽器を安定支持するため強固な構造となり、重量が大きくなる。そのため、電子弦楽器と一緒に支持装置を持ち運びすることが容易でない。従って、可搬性を考慮しつつ弦楽器を安定的に支持する上で改善の余地があった。
【0006】
本発明の一つの目的は、可搬性に優れると共に、弦楽器を横置き状態で支持することができる弦楽器用の支持装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態によれば、弦楽器を受ける受け面を含む支持部と、前記支持部の長さ方向における両端部から延びる一対の脚を含む第1脚部と、前記支持部の前記両端部の間において前記支持部から延び、前記第1脚部に対して相対的に、回動軸を中心に回動することで閉脚位置と開脚位置とに回動位置を可変である第2脚部と、を有し、前記第2脚部が前記閉脚位置にあるときは、前記第1脚部および前記第2脚部が前記回動軸の軸線方向に並び、前記第2脚部が前記開脚位置にあり且つ前記一対の脚の先端および前記第2脚部の先端が床面に接した起立状態では、前記受け面が前記床面と協働して前記弦楽器を横置き状態で支持可能である、弦楽器用の支持装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一形態によれば、可搬性に優れると共に、弦楽器を横置き状態で支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
弦楽器用の支持装置および弦楽器の側面図である。
開脚状態の支持装置の斜視図である。
閉脚状態の支持装置の正面図である。
開脚状態の支持装置の側面図である。
閉脚状態の支持装置の側面図である。
変形例の支持装置の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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