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公開番号
2025087925
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025043337,2021014809
出願日
2025-03-18,2021-02-02
発明の名称
音の拡散器および拡散方法
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
主分類
H04R
1/34 20060101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】 フルレンジ型スピーカに適用した場合においても音を歪ませることなく指向性を広げることができる拡散器を提供する。
【解決手段】 拡散器であるディフューザ1は、第1の連通孔11と、第1の連通孔11を取り囲み、第1の連通孔11の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板12を有する第1の環状制御部10と、第1の連通孔11と同軸の第2の連通孔21と、第2の連通孔21を取り囲み、かつ、第1の環状制御部10を内側に収容し、第2の連通孔21の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板22を有する第2の環状制御部20と、第3の連通孔31が複数開口し、第2の環状制御部20を取り囲む第3の環状制御部30とを有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の連通孔と、前記第1の連通孔を取り囲み、前記第1の連通孔の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板を有する第1の環状制御部と、
第2の連通孔と、前記第2の連通孔を取り囲み、かつ、前記第1の環状制御部を内側に収容し、前記第2の連通孔の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板を有する第2の環状制御部と、
第3の連通孔が複数開口し、前記第2の環状制御部を取り囲む第3の環状制御部と、
を有し、
スピーカユニットと前記第2の環状制御部の傾斜板との距離が前記第2の連通孔の軸から離れるに従って大きくなる、
音の拡散器。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記第2の連通孔が前記第1の連通孔と同軸である請求項1に記載の拡散器。
【請求項3】
前記第2の連通孔の軸から離れるに従って、前記第1の環状制御部の傾斜板と前記第2の環状制御部の傾斜板との間の空間の断面積が広がる請求項1または2に記載の拡散器。
【請求項4】
前記第2の環状制御部の傾斜板は、前記第2の連通孔の軸から離れるに従って厚みが増す請求項1~3のいずれか1項に記載の拡散器。
【請求項5】
前記第1の環状制御部の傾斜板は、前記第1の連通孔の軸から離れるに従って厚みが増す請求項1~4のいずれか1項に記載の拡散器。
【請求項6】
前記拡散器への放音方向に対する第1の環状制御部の傾斜板の傾き度合いより、第2の環状制御部の傾斜板の傾き度合いが大きい請求項1~5のいずれか1項に記載の拡散器。
【請求項7】
前記第1の環状制御部は、前記第1の環状制御部の傾斜板と前記第2の環状制御部の傾斜板との間に径方向に沿って延びた少なくとも1つの支持板を介して、前記第2の環状制御部に接続されている請求項1に記載の拡散器。
【請求項8】
前記第3の環状制御部がスピーカグリルを形成する請求項1に記載の拡散器。
【請求項9】
前記第3の環状制御部の前記第3の連通孔が、前記第2の連通孔の軸方向から観察する際に前記第2の環状制御部の傾斜板と重ならない位置に配置される請求項8に記載の拡散器。
【請求項10】
前記第3の環状制御部において前記第2の連通孔の軸方向に対しての径方向に並んだ複数の前記第3の連通孔は、第4の連通孔と、前記第4の連通孔よりも前記第2の環状制御部の近くに位置し、前記第4の連通孔よりも径方向の長さが短い第5の連通孔を含む請求項1に記載の拡散器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、スピーカシステムの指向性を広げる音の拡散器および拡散方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
スピーカシステムの指向性を広げる技術として、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示された技術では、スピーカユニットからの音を小さな孔に集めて絞り込み、この孔に設けられた滴状のディフューザ(拡散器)が音を拡散させることで指向性を広げている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3818959号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示の技術では、音の絞り込みを効果的に行うため、絞り込み用の孔の周辺に多数の孔の空いたグリルが設けられていない。このような技術をフルレンジ型スピーカに適用した場合、ディフューザとスピーカユニットとの間の空間に空気が閉じ込められ、スピーカユニットが歪むことにより音が歪む可能性がある。
【0005】
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、フルレンジ型スピーカに適用した場合においても音を歪ませることなく指向性を広げることができる技術的手段を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、第1の連通孔と、前記第1の連通孔を取り囲み、前記第1の連通孔の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板を有する第1の環状制御部と、第2の連通孔と、前記第2の連通孔を取り囲み、かつ、前記第1の環状制御部を内側に収容し、前記第2の連通孔の軸方向に対して傾斜した環状の傾斜板を有する第2の環状制御部と、第3の連通孔が複数開口し、前記第2の環状制御部を取り囲む第3の環状制御部とを有する音の拡散器を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明による音の拡散器の一実施形態であるディフューザの構成を示す平面図である。
図1のI-I’線断面図である。
同実施形態の適用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1は、この発明による音の拡散器の一実施形態であるディフューザ1の構成を示す平面図である。図2は図1のI-I’線断面図である。なお、図2ではディフューザ1の使用状態を分かりやすくするため、スピーカユニット2がディフューザ1とともに図示されている。
【0010】
図1および図2に示すように、ディフューザ1は、第1の環状制御部10と、第2の環状制御部20と、第3の環状制御部30と、支持部41~44とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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