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公開番号
2025117339
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012122
出願日
2024-01-30
発明の名称
イヤーピース
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04R
1/10 20060101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】長時間にわたって快適に耳に装着することが可能なイヤーピースを提供する。
【解決手段】イヤーピース1は、音を伝達するための貫通孔23を有する円筒形状の中空軸部2と、中空軸部の軸方向の第一端21から第二端22側に向かう第一軸線方向Zに延びて中空軸部を覆う筒状の外皮部3と、を備える。外皮部は、第一軸線方向に向かうにしたがって径寸法が大きくなる円錐台筒状に形成される。外皮部の外周面3aは、第一端側に位置して軸方向に対する傾斜角度が一定である第一外周領域3a1と、第一外周領域に対して第二端側に連ねて位置し、少なくとも第一外周領域から離れた位置において傾斜角度が第一外周領域よりも大きい第二外周領域3a2と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
音を伝達するための貫通孔を有する円筒形状の中空軸部と、
前記中空軸部の軸方向の第一端から前記中空軸部の軸方向の第二端側に向かう第一軸線方向に延びて前記中空軸部を覆う筒状の外皮部と、を備え、
前記外皮部は、前記第一軸線方向に向かうにしたがって径寸法が大きくなる円錐台筒状に形成され、
前記外皮部の外周面は、
前記第一端側に位置して前記軸方向に対する傾斜角度が一定である第一外周領域と、
前記第一外周領域に対して前記第二端側に連ねて位置し、少なくとも前記第一外周領域から離れた位置において前記傾斜角度が前記第一外周領域よりも大きい第二外周領域と、を有するイヤーピース。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第二外周領域の前記傾斜角度は、前記第一軸線方向に向かうにしたがって大きくなる請求項1に記載のイヤーピース。
【請求項3】
前記軸方向において、前記第一端から前記第一外周領域と前記第二外周領域との境界までの距離は、前記軸方向における前記外皮部の全長の半分以上である請求項1に記載のイヤーピース。
【請求項4】
前記外皮部は、
前記第一端側に位置して厚さが一定である第一外皮部位と、
前記第一外皮部位に対して前記第二端側に連ねて位置し、前記第一軸線方向に向かうにしたがって厚さが大きくなる第二外皮部位と、を有し、
前記第二外皮部位は、少なくとも前記第二外周領域に対応する位置に設けられる請求項1に記載のイヤーピース。
【請求項5】
前記軸方向において、前記第一端から前記第一外皮部位と前記第二外皮部位との境界までの距離は、前記軸方向における前記外皮部の全長の半分以上である請求項4に記載のイヤーピース。
【請求項6】
前記中空軸部のうち前記第二端側に位置する第二端部において、前記中空軸部の外周面から前記外皮部の内周面に向けて突出し、突出方向の先端が前記外皮部の内周面と間隔をあけて位置する環状突起を備え、
前記外皮部は、弾性的に変形することで前記環状突起の先端に接触可能である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のイヤーピース。
【請求項7】
前記外皮部の内周面から突出し、前記第一軸線方向に向けて径寸法が小さくなる円錐台筒状に形成された筒状突起を備え、
前記筒状突起の突出方向の先端は、前記中空軸部の前記第二端に対して前記第一軸線方向に離れて位置する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のイヤーピース。
【請求項8】
前記中空軸部のうち前記第一端側に位置する第一端部と、径方向において前記第一端部に対向する前記外皮部の部位とを連結する連結部を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のイヤーピース。
【請求項9】
音を伝達するための貫通孔を有する円筒形状の中空軸部と、
前記中空軸部の軸方向の第一端から前記中空軸部の軸方向の第二端側に向かう第一軸線方向に延びて前記中空軸部を覆う筒状の外皮部と、を備え、
前記外皮部は、前記第一軸線方向に向かうにしたがって径寸法が大きくなる形状であり、かつ、前記第一端側に位置して外耳道に挿入される挿入部と、前記挿入部に対して前記第二端側に連ねて位置し、前記外耳道の入口部分に密着する密着部と、を有するイヤーピース。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、イヤーピースに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、イヤホンに用いられるイヤーピースとして、円筒状の内皮(中空軸部)と、内皮の軸方向の一端から延びて内皮の外側を覆う外皮(外皮部)とを有するイヤーピースが開示されている。内皮には、イヤホン本体の音導管が挿着される。特許文献1のイヤーピースにおいて、外皮の一部は、先細りの円錐台筒状に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3218417号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種のイヤーピースでは、長時間にわたって快適に耳に装着する観点において改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、長時間にわたって快適に耳に装着することが可能なイヤーピースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第一の態様は、音を伝達するための貫通孔を有する円筒形状の中空軸部と、前記中空軸部の軸方向の第一端から前記中空軸部の軸方向の第二端側に向かう第一軸線方向に延びて前記中空軸部を覆う筒状の外皮部と、を備え、前記外皮部は、前記第一軸線方向に向かうにしたがって径寸法が大きくなる円錐台筒状に形成され、前記外皮部の外周面は、前記第一端側に位置して前記軸方向に対する傾斜角度が一定である第一外周領域と、前記第一外周領域に対して前記第二端側に連ねて位置し、少なくとも前記第一外周領域から離れた位置において前記傾斜角度が前記第一外周領域よりも大きい第二外周領域と、を有するイヤーピースである。
【0007】
本発明の第二の態様は、音を伝達するための貫通孔を有する円筒形状の中空軸部と、前記中空軸部の軸方向の第一端から前記中空軸部の軸方向の第二端側に向かう第一軸線方向に延びて前記中空軸部を覆う筒状の外皮部と、を備え、前記外皮部は、前記第一軸線方向に向かうにしたがって径寸法が大きくなる形状であり、かつ、前記第一端側に位置して外耳道に挿入される挿入部と、前記挿入部に対して前記第二端側に連ねて位置し、前記外耳道の入口部分に密着する密着部と、を有するイヤーピースである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、長時間にわたって快適に耳に装着することが可能なイヤーピースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第一実施形態に係るイヤーピースを示す断面図である。
図1のイヤーピースをイヤホン本体に取り付けた上で、使用者の耳に装着した状態の一例を模式的に示す図である。
図1のイヤーピースを耳に装着した状態の一例を撮影した写真である。
本発明の第二実施形態に係るイヤーピースを示す断面図である。
本発明の第三実施形態に係るイヤーピースを示す断面図である。
図5のイヤーピースをイヤホン本体に取り付けた状態を示す断面図である。
本発明の第四実施形態に係るイヤーピースを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第一実施形態〕
以下、図1~図3を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態のイヤーピース1は、使用者が音を聞くために使用するものである。イヤーピース1は、弾性的に変形可能な弾性材(例えばシリコーンゴム)によって形成され、中空軸部2と、外皮部3と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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