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公開番号
2025144700
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044509
出願日
2024-03-21
発明の名称
音信号処理方法および音信号処理装置
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類
H04S
7/00 20060101AFI20250926BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ボリューム操作を行っても、会話等の他の音を阻害せずに、音楽の広がりを維持することができる音信号処理方法を提供する。
【解決手段】音信号処理方法は、オーディオ信号を入力し、該オーディオ信号にフィルタ処理を施して音場効果を生じさせる音場効果信号を生成し、前記オーディオ信号の第1ゲインを制御し、前記音場効果信号の第2ゲインを制御し、ボリューム操作を受け付け、前記ボリューム操作に連動して前記第1ゲインまたは前記第2ゲインを調整することで、前記オーディオ信号と前記音場効果信号とのレベルバランスを調整し、かつ前記ボリューム操作においてボリューム操作を受け付けたとき、少なくとも前記第1ゲインを増減させ、ゲイン制御された前記オーディオ信号と、ゲイン制御された前記音場効果信号と、を出力する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
オーディオ信号を入力し、該オーディオ信号にフィルタ処理を施して音場効果を生じさせる音場効果信号を生成し、
前記オーディオ信号の第1ゲインを制御し、
前記音場効果信号の第2ゲインを制御し、
ボリューム操作を受け付け、
前記ボリューム操作に連動して前記第1ゲインまたは前記第2ゲインを調整することで、前記オーディオ信号と前記音場効果信号とのレベルバランスを調整し、かつ前記ボリューム操作においてボリューム操作を受け付けたとき、少なくとも前記第1ゲインを増減させ、
ゲイン制御された前記オーディオ信号と、ゲイン制御された前記音場効果信号と、を出力する、
音信号処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記ボリューム操作においてボリューム低下操作を受け付けたとき、前記第2ゲインを維持した状態で、前記第1ゲインを減少させる、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項3】
前記ボリューム操作においてボリューム低下操作を受け付けたとき、前記第1ゲインおよび前記第2ゲインの両方を調整し、
前記第1ゲインの減少量は、前記第2ゲインの減少量より大きい、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項4】
前記レベルバランスの変更は、前記第1ゲインを0にすることを含む、
請求項1に記載の音信号処理方法。
【請求項5】
前記ボリューム操作に連動して前記音場効果信号の生成の前記フィルタ処理のパラメータを調整する、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項6】
前記第1ゲインの制御は、前記オーディオ信号に所定の信号処理を施すことを含み、
前記ボリューム操作に連動して前記第1ゲインの制御の前記所定の信号処理のパラメータを調整することにより前記第1ゲインを制御する、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項7】
前記所定の信号処理は、ローパスフィルタ処理を含み、
前記ボリューム操作に連動して前記ローパスフィルタ処理のパラメータを調整することにより前記第1ゲインを制御する、
請求項6に記載の音信号処理方法。
【請求項8】
さらに、利用者の聴取環境に応じて、前記オーディオ信号と前記音場効果信号との前記レベルバランスを変更する、
請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の音信号処理方法。
【請求項9】
オーディオ信号を入力し、前記オーディオ信号にフィルタ処理を施して音場効果を生じさせる音場効果信号を生成する音場効果信号生成部と、
前記オーディオ信号の第1ゲインを制御する第1ゲイン制御部と、
前記音場効果信号の第2ゲインを制御する第2ゲイン制御部と、
ボリューム操作を受け付ける受付部と、
前記ボリューム操作に連動して前記第1ゲインまたは前記第2ゲインを調整することで、前記オーディオ信号と前記音場効果信号とのレベルバランスを調整する調整部であって、前記ボリューム操作においてボリューム操作を受け付けたとき、少なくとも前記第1ゲインを増減させる調整部と、
前記第1ゲイン制御部でゲイン制御された前記オーディオ信号と、前記第2ゲイン制御部でゲイン制御された前記音場効果信号と、を出力する出力部と、
を備える音信号処理装置。
【請求項10】
前記調整部は、前記ボリューム操作においてボリューム低下操作を受け付けたとき、前記第2ゲインを維持した状態で、前記第1ゲインを減少させる、
請求項9に記載の音信号処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、音信号処理方法および音信号処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、音像を定位させる際の処理の簡潔化ならびに操作性の向上を図る音像定位装置が記載されている。特許文献1の音像定位装置は、直接音ミュートボタンを含むメインパラメータウィンドウを備える。直接音ミュートボタンがクリックされると、直接音ミュート状態になり、床からの一次反射音を含んだ直接音がカットされる。特許文献1の音像定位装置は、ミュートオン状態で、直接音ミュートボタンがクリックされると、直接音ミュートオンが解除される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-140199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
音楽を聴きながら会話等の他の音を聞きたい場合、会話等の他の音を聞きやすくするためにボリューム操作で音楽の音量を下げる。しかし、ボリューム操作で音量を下げると音楽を聴きにくくなる。
【0005】
本願発明の一実施形態は、ボリューム操作を行っても、音楽会話等の他の音を妨げずに、音楽の広がりを維持することができる音信号処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に係る音信号処理方法オーディオ信号を入力し、該オーディオ信号にフィルタ処理を施して音場効果を生じさせる音場効果信号を生成し、前記オーディオ信号の第1ゲインを制御し、前記音場効果信号の第2ゲインを制御し、ボリューム操作を受け付け、前記ボリューム操作に連動して前記第1ゲインまたは前記第2ゲインを調整することで、前記オーディオ信号と前記音場効果信号とのレベルバランスを調整し、かつ前記ボリューム操作においてボリューム操作を受け付けたとき、少なくとも前記第1ゲインを増減させ、ゲイン制御された前記オーディオ信号と、ゲイン制御された前記音場効果信号と、を出力する。
【発明の効果】
【0007】
この発明の一実施形態に係る音信号処理方法によれば、ボリューム操作を行っても、会話等の他の音を妨げずに、音楽の広がりを維持することができる。そのため、様々な状況や環境においても、いつでも音楽を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
音信号処理装置1の構成を示すブロック図である。
本実施形態または変形例1の信号処理部12の機能的構成を示すブロック図である。
音信号処理装置1により行われる音信号処理方法の動作を示すフローチャートである。
変形例2に係る信号処理部12の機能的構成を示すブロック図である。
変形例3に係る信号処理部12の機能的構成を示すブロック図である。
変形例4に係る信号処理部12の機能的構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、音信号処理装置1の構成を示すブロック図である。音信号処理装置1は、入力部11、信号処理部12、出力部13、ユーザインタフェース(I/F)14、フラッシュメモリ15、RAM16、およびCPU17を備えている。
【0010】
音信号処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン、オーディオレシーバ、あるいはセットトップボックス等の情報処理装置からなる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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