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公開番号2025053899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163006
出願日2023-09-26
発明の名称情報処理方法および情報処理装置
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04R 3/02 20060101AFI20250331BHJP(電気通信技術)
要約【課題】設置されたスピーカの数に関わらず、ハウリングの発生を未然に防ぐ情報処理方法および情報処理装置を提供する。
【解決手段】スピーカ、小型ビーコン端末、ワイヤレスマイクおよびデータ処理装置を含む構成において、データ処理装置のCPUが実行する情報処理方法は、話者の音声を収音するマイクの位置を特定し、マイクで収音された音声信号を出力するスピーカの位置を特定し、マイクの位置およびスピーカの位置の関係に基づいてハウリングの発生する条件を満たすか否かを判断して、判断結果を出力する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
話者の音声を収音するマイクの位置を特定し、
前記マイクで収音された音声信号を出力するスピーカの位置を特定し、
前記マイクの位置および前記スピーカの位置の関係に基づいてハウリングの発生する条件を満たすか否かを判断して、
判断結果を出力する、
情報処理方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
複数のスピーカのうち、前記マイクで収音された音声信号を出力するスピーカの位置を特定する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記判断結果が前記条件を満たした結果である場合、前記話者に警告する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記マイクと前記スピーカの位置を画面上に表示する、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記判断結果が前記条件を満たした結果である場合、前記画面上に警告表示をする、
請求項4に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記話者の行動パターンと前記マイクおよび前記スピーカの位置情報に基づいて、前記条件を満たすことが予測された場合、
前記話者に警告をする、
請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記条件を満たすことが予測された場合、前記マイクで収音された前記音声信号の出力レベルを調整する、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記音声信号の出力レベルを調整することは、
前記音声信号のゲインを下げることと、
前記音声信号の振幅特性を調整することと、
前記音声信号の周波数特性を調整すること、
のいずれかを含む、
請求項7に記載の情報処理方法。
【請求項9】
話者の音声を収音するマイクと、
拡声空間の所定位置に設置された第1の無線通信機器と、
前記マイクに添付され、前記第1の無線通信装置と無線通信を行う第2の無線通信機器と、
前記第1の無線通信機器と無線通信を行い、前記マイクで収音された音声信号を出力するスピーカと、
前記マイクの位置を特定するマイク位置特定部と、
前記スピーカの位置を特定するスピーカ位置特定部と、
特定した前記マイクと前記スピーカの位置情報に基づいて、ハウリングの発生する条件を満たすか否かを判定する処理部と、
を備えた、情報処理装置。
【請求項10】
前記スピーカ位置特定部は、複数の前記スピーカのうち、前記マイクで収音された音声信号を出力するスピーカの位置を特定する、
請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ハウリングの発生を予防する情報処理方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カメラ画像からマイクの位置を特定し、特定したマイクとスピーカとの距離に応じて、拡声音量を制御する拡声システムが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、カメラによって撮像されたカメラ画像から赤外線を撮像した部分を認識することにより赤外線マイクロホンの位置を特定するマイクロホン位置特定部と、特定された赤外線マイクロホンの位置と所定の位置に設置されたスピーカとのマイクロホン-スピーカ間の距離を算出するマイクロホン-スピーカ間距離算出部と、マイクロホン-スピーカ間距離に応じて音声利得メモリを参照しつつ拡声音量を制御する音声利得制御部と、を有する拡声システムが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-087218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に示される記載の拡声システムにおいては、カメラ画像から特定できるものは赤外線マイクロホンに限られ、マイクロホン-スピーカ間の距離を算出するには、予め所定の位置にスピーカを設置しておく必要があった。また、特許文献1に示される記載の拡声システムにおいては、スピーカが複数台設置されている拡声空間は想定されておらず、スピーカの設置台数が1台に限られるという課題があった。
【0006】
本発明の目的は、設置されたスピーカの数に関わらず、ハウリングの発生を未然に防ぐことが可能な情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
情報処理方法は、話者の音声を収音するマイクの位置を特定し、
前記マイクで収音された音声信号を出力するスピーカの位置を特定し、
前記マイクの位置および前記スピーカの位置の関係に基づいてハウリングの発生する条件を満たすか否かを判断して、
判断結果を出力する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の情報処理方法によれば、スピーカの数に関わらずハウリングの発生を未然に防ぐことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施形態の空間を構成する室1の斜視図である。
図2は、第1の実施形態の小型ビーコン端末12と固定ビーコン15の構成を示すブロック図である。
図3は、第1の実施形態のスピーカ11、小型ビーコン端末12、ワイヤレスマイク13、およびデータ処理装置14の構成を示すブロック図である。
図4は、第1の実施形態のCPU141が実行するプログラムを示すブロック図である。
図5は、第1の実施形態の小型ビーコン端末12とスピーカ11の位置を求める方法を示す、室1の斜視図である。
図6は、第1の実施形態のスピーカ11、ワイヤレスマイク13、およびデータ処理装置14の構成を示すブロック図である。
図7は、第1の実施形態のCPU141が実行する動作を示すフローチャートである。
図8は、第1の実施形態のCPU141が実行する動作を示すフローチャートである。
図9は、変形例1に係る空間を構成する室1aの斜視図である。
図10は、変形例1に係るモニター16の表示画面の一例を示す図である。
図11は、変形例2に係る、CPU141が実行する動作を示すフローチャートである。
図12は、変形例3に係る、CPU141が実行する動作を示すフローチャートである。
図13は、変形例4に係る、音響空間の設定GUIの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以降、本発明の実施の形態の情報処理システムについて図面を参照しながら説明する。各図中には同一箇所に同一符号を付している。変形例1以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用・効果については実施形態毎には逐次言及しない。
(【0011】以降は省略されています)

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