TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025037358
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144243
出願日
2023-09-06
発明の名称
再生制御方法、情報処理システムおよびプログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G10G
1/00 20060101AFI20250311BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】利用者が楽譜を音により把握することを効果的に容易化する。
【解決手段】情報処理システム100は、楽譜を表す楽譜データXを取得し、楽譜データXに対応する音を再生する。再生の制御において、楽譜データXが表す楽譜のうち第1音符と第2音符とを含む複数の音符で構成される和音について、第1音符に対応する第1案内音の再生と、第2音符に対応する第2案内音の再生とを、相異なる時点で開始する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
楽譜を表す楽譜データを取得し、
前記楽譜データに対応する音を再生する、
コンピュータシステムにより実現される再生制御方法であって、
前記再生の制御において、
前記楽譜データが表す楽譜のうち第1音符と第2音符とを含む複数の音符で構成される和音について、前記第1音符に対応する第1案内音の再生と、前記第2音符に対応する第2案内音の再生とを、相異なる時点で開始する
再生制御方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1案内音は、前記第1音符の演奏音であり、
前記第2案内音は、前記第2音符の演奏音である
請求項1の再生制御方法。
【請求項3】
前記第1案内音は、前記第1音符の音名を表す読上音声であり、
前記第2案内音は、前記第2音符の音名を表す読上音声である
請求項1の再生制御方法。
【請求項4】
前記再生の制御において、
前記複数の音符のうち最後の音符以外の各音符の案内音を、前記和音の発音期間のうち当該和音の音価に対して所定の関係にある時間長にわたり再生し、
前記最後の音符の案内音を、前記和音の発音期間のうち残余の時間長にわたり再生する
請求項1の再生制御方法。
【請求項5】
前記再生の制御において、
前記複数の音符のうち最後の音符以外の各音符の案内音を所定の時間長にわたり再生し、
前記最後の音符の演奏音を、前記和音の発音期間のうち残余の時間長にわたり再生する
請求項1の再生制御方法。
【請求項6】
前記再生の制御において、
前記複数の音符のうち最後の音符以外の各音符の演奏音を、前記和音の発音期間のうち当該和音の音価に対して所定の関係にあり、かつ、所定値に最も近い時間長にわたり再生し、
前記最後の音符の再生音を、前記和音の発音期間のうち残余の時間長にわたり再生する
請求項1の再生制御方法。
【請求項7】
前記再生の制御において、
前記和音の発音期間の時間長が所定値を下回る場合に、前記発音期間を前記和音の音符毎に等分した複数の再生期間の各々において、当該再生期間に対応する音符の案内音を再生する
請求項1の再生制御方法。
【請求項8】
前記再生の制御において、
前記和音を構成する前記複数の音符の各々に対応する案内音の再生を相異なる時点において順次に開始する案内動作と、
前記和音を構成する複数の音符の各々に対応する演奏音の再生を同時に開始する再生動作とを実行する
請求項1の再生制御方法。
【請求項9】
楽譜を表す楽譜データを取得する楽譜データ取得部と、
前記楽譜データに対応する音を再生する再生制御部とを具備し、
前記再生制御部は、
前記楽譜データが表す楽譜のうち第1音符と第2音符とを含む複数の音符で構成される和音について、前記第1音符に対応する第1案内音の再生と、前記第2音符に対応する第2案内音の再生とを、相異なる時点で開始する
情報処理システム。
【請求項10】
楽譜を表す楽譜データを取得する楽譜データ取得部、および、
前記楽譜データに対応する音を再生する再生制御部、
としてコンピュータシステムを機能させるプログラムであって、
前記再生制御部は、
前記楽譜データが表す楽譜のうち第1音符と第2音符とを含む複数の音符で構成される和音について、前記第1音符に対応する第1案内音の再生と、前記第2音符に対応する第2案内音の再生とを、相異なる時点で開始する
プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、利用者が楽譜の内容を把握することを支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
利用者が楽譜の内容を把握することを支援する各種の技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、楽譜データの処理により楽譜を点訳し、点訳の結果を表す点字楽譜を生成する楽譜自動点訳システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭60-119594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、楽譜の把握を支援する従前の技術を利用しても、利用者が楽譜の内容を把握することは実際には困難であり、さらなる改善の余地がある。以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、利用者が音により楽譜を把握することを効果的に容易化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本開示のひとつの態様に係る再生制御方法は、楽譜を表す楽譜データを取得し、前記楽譜データに対応する音を再生する、コンピュータシステムにより実現される再生制御方法であって、前記再生の制御において、前記楽譜データが表す楽譜のうち第1音符と第2音符とを含む複数の音符で構成される和音について、前記第1音符に対応する第1案内音の再生と、前記第2音符に対応する第2案内音の再生とを、相異なる時点で開始する。
【0006】
本開示のひとつの態様に係る再生制御方法は、楽譜を表す楽譜データを取得し、前記楽譜データに対応する音を再生する、コンピュータシステムにより実現される再生制御方法であって、前記再生の制御において、前記楽譜データが表す楽譜のうち幹音に変化記号が付加された派生音について、前記幹音の音名を表す音名案内音と、前記変化記号の名称を表す変化案内音とを順次に再生する。
【0007】
本開示のひとつの態様に係る再生制御方法は、第1声部と第2声部とを含む複数の声部で構成される楽曲の楽譜を表す楽譜データを取得し、前記楽譜データに対応する音を再生する、コンピュータシステムにより実現される再生制御方法であって、前記再生の制御において、前記第1声部に対応する第1案内音の第1音像と、前記第2声部に対応する第2案内音の第2音像とが相異なる位置に定位するように、前記第1案内音および前記第2案内音を再生する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態における情報処理システムの構成を例示するブロック図である。
情報処理システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
再生動作および案内動作の説明図である。
案内動作のフローチャートである。
第2実施形態における再生動作および案内動作の説明図である。
第2実施形態における案内動作のフローチャートである。
第3実施形態の変換処理において実行される処理のフローチャートである。
第3実施形態における案内動作の説明図である。
第4実施形態における情報処理システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
派生音に関する読上音声の説明図である。
第4実施形態における案内動作のフローチャートである。
第5実施形態における情報処理システムの機能的な構成を例示するブロック図である。
第5実施形態における準備動作の説明図である。
第5実施形態の制御装置が実行する処理のフローチャートである。
第5実施形態における準備動作の説明図である。
変形例における案内動作の説明図である。
順次に発音される複数の音符の説明図である。
変形例における音名案内音および変化案内音の説明図である。
変形例における音名案内音および変化案内音の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A:第1実施形態
図1は、第1実施形態における情報処理システム100の構成を例示するブロック図である。情報処理システム100は、特定の楽曲に関する楽譜の内容を利用者Uが把握することを支援するコンピュータシステムである。
【0010】
情報処理システム100は、制御装置11と記憶装置12と表示装置13と操作装置14と再生装置15とを具備する。情報処理システム100は、例えばスマートフォン、タブレット端末またはパーソナルコンピュータ等の情報装置で実現される。なお、情報処理システム100は、単体の装置として実現されるほか、相互に別体で構成された複数の装置でも実現される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ヤマハ株式会社
板材、楽器及び弦楽器
22日前
ヤマハ株式会社
楽器用響板および弦楽器
24日前
ヤマハ株式会社
ノイズ低減装置および楽器
28日前
ヤマハ株式会社
成形体、楽器および楽器部品
28日前
ヤマハ株式会社
アイアン型ゴルフクラブヘッド
20日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法および情報処理装置
3日前
ヤマハ株式会社
ギターのボディ構造体およびギター
24日前
ヤマハ株式会社
音信号処理方法及び音信号処理装置
16日前
ヤマハ株式会社
鍵盤装置、音生成方法、及びプログラム
27日前
ヤマハ株式会社
インピーダンス変換装置および信号処理装置
6日前
ヤマハ株式会社
制御方法、制御装置、プログラムおよび楽器
8日前
ヤマハ株式会社
再生制御方法、情報処理システムおよびプログラム
23日前
ヤマハ株式会社
信号処理受付方法、信号処理受付装置、およびプログラム
14日前
ヤマハ株式会社
ペダル装置
15日前
ヤマハ株式会社
間仕切りパネル
20日前
ヤマハ株式会社
情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び情報処理装置
9日前
ヤマハ株式会社
変位センサーおよび電子楽器
27日前
ヤマハ株式会社
スピーカー装置、及び音響システム
23日前
ヤマハ株式会社
歌唱音出力システムおよび方法、楽器
20日前
ヤマハ株式会社
ネットワーク通信装置の管理システム、ネットワーク通信装置の管理方法およびプログラム
27日前
ヤマハ株式会社
インピーダンス変換装置および信号処理装置
6日前
ヤマハ株式会社
演奏解析方法、演奏解析システムおよびプログラム
27日前
ヤマハ株式会社
ライブデータ配信方法、ライブデータ配信システム、ライブデータ配信装置、ライブデータ再生装置、およびライブデータ再生方法
15日前
株式会社SOU
保護具
6日前
三井化学株式会社
防音構造
今日
三井化学株式会社
遮音構造体
7日前
三井化学株式会社
防音構造体
1日前
株式会社エクシング
カラオケシステム
15日前
東レ・セラニーズ株式会社
混繊不織布
6日前
スマートライフサプライ合同会社
楽器スタンド
6日前
株式会社ルミカ
カード型保安用品
15日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両の制御装置
15日前
リオン株式会社
雑音抑制処理方法及び聴取装置
17日前
中強光電股ふん有限公司
電子システム及びその制御方法
6日前
横浜ゴム株式会社
多層空洞音響材
14日前
ドリックス株式会社
消音パネル
3日前
続きを見る
他の特許を見る