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公開番号2025039644
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025000123,2020215452
出願日2025-01-06,2020-12-24
発明の名称間仕切りパネル
出願人ヤマハ株式会社
代理人個人
主分類H04S 7/00 20060101AFI20250313BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 間仕切りパネルにより区切られた空間内における音像定位の制御を可能にする。
【解決手段】 間仕切りパネル100には、複数の第1放音部21~24が配置される。第1放音部21~24は、放音面の曲率半径の制御が可能な平面スピーカを含む。また、間仕切りパネル100には、平面スピーカからなる第2放音部31および32が配置される。そして、間仕切りパネル100は、複数の放音部に音信号を供給する複数のアンプのゲインのバランスを制御することにより複数の放音部から放音される音の音像定位を制御、あるいは複数の放音部に供給する音信号を遅延させる遅延時間のバランスを制御することにより複数の放音部から放音される音の音像定位を制御する定位制御部を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに異なる位置に配置された複数の放音部であって、指向性の制御が可能な第1放音部と、指向性の定まった第2放音部と、を含む複数の放音部と、
前記第1放音部および前記第2放音部に音信号を増幅して供給するゲインのバランスを制御することにより前記第1放音部および前記第2放音部から放音される音の音像定位を制御する定位制御部と、
マスカ音のレベルを制御するマスカ音制御部と、
を含む間仕切りパネル。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
互いに異なる位置に配置された複数の放音部であって、指向性の制御が可能な第1放音部と、指向性の定まった第2放音部と、を含む複数の放音部と、
前記第1放音部および前記第2放音部に音信号を遅延させて供給する遅延時間のバランスを制御することにより前記第1放音部および前記第2放音部から放音される音の音像定位を制御する定位制御部と、
マスカ音のレベルを制御するマスカ音制御部と、
を含む間仕切りパネル。
【請求項3】
前記マスカ音制御部は、暗騒音レベルに基づいて、マスカ音のレベルを制御する請求項1または2に記載の間仕切りパネル。
【請求項4】
前記マスカ音を放音するマスカ放音部を含む請求項1または2に記載の間仕切りパネル。
【請求項5】
旧請求項3
前記第1放音部は、放音面の曲率半径の制御が可能な平面スピーカを含む請求項1~4のいずれか1項に記載の間仕切りパネル。
【請求項6】
旧請求項4
前記第1放音部は、前記平面スピーカの放音面の曲率半径および傾斜が制御されることにより指向性が制御される請求項5に記載の間仕切りパネル。
【請求項7】
旧請求項5
前記第1放音部は、複数の平面スピーカからなる請求項1~4のいずれか1項に記載の間仕切りパネル。
【請求項8】
旧請求項6
前記第1放音部は、前記複数の平面スピーカが制御されることにより全体としての指向性が制御される請求項7に記載の間仕切りパネル。
【請求項9】
旧請求項7
前記第1放音部は、前記複数の平面スピーカの放音面の傾斜が制御されることにより全体としての指向性が制御される請求項8に記載の間仕切りパネル。
【請求項10】
旧請求項8
前記第1放音部は、前記複数の平面スピーカの位置および傾斜が制御されることにより全体としての指向性が制御される請求項8に記載の間仕切りパネル。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、快適な音響空間をユーザに提供する間仕切りパネルに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、簡易な間仕切りパネルを用いて会話の守秘性を高めた音響空間を実現する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-91777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術は、間仕切りパネルによって区切られた空間内において、通話相手の音声が平面スピーカによってユーザに放音される。ここで、平面スピーカによって放音された音声は、間仕切りパネルによって区切られた空間内の広い領域に到達する。しかし、特許文献1に開示された技術は、空間内のユーザに聴かせる音声の音像定位を制御することが困難であるという問題があった。
【0005】
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、間仕切りパネルにより区切られた空間内における音像定位の制御を可能にする技術的手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、互いに異なる位置に配置された複数の放音部であって、指向性の制御が可能な第1放音部と、指向性の定まった第2放音部と、を含む複数の放音部と、前記第1放音部および前記第2放音部に音信号を増幅して供給するゲインのバランスを制御することにより前記第1放音部および前記第2放音部から放音される音の音像定位を制御する定位制御部と、マスカ音のレベルを制御するマスカ音制御部と、を含む間仕切りパネルを提供する。
【0007】
また、この発明は、互いに異なる位置に配置された複数の放音部であって、指向性の制御が可能な第1放音部と、指向性の定まった第2放音部と、を含む複数の放音部と、前記第1放音部および前記第2放音部に音信号を遅延させて供給する遅延時間のバランスを制御することにより前記第1放音部および前記第2放音部から放音される音の音像定位を制御する定位制御部と、マスカ音のレベルを制御するマスカ音制御部と、を含む間仕切りパネルを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の一実施形態である間仕切りパネルを利用した音響装置の構成を示す斜視図である。
同実施形態におけるコンピュータの機能構成を示すブロック図である。
同実施形態における第1放音部の第1具体例の構成を示す断面図である。
同第1具体例における可動スピーカ部の構成を示す平面図である。
同実施形態の音響環境を示す平面図である。
同実施形態の第1放音部の第2具体例における可動スピーカ部の構成を示す平面図である。
同実施形態の第1放音部の第3具体例の構成を示す断面図である。
同第3具体例における可動スピーカ部の構成を示す平面図である。
同実施形態の第1放音部の第4具体例の構成を示す断面図である。
同第4具体例における遅延制御スピーカ部の構成を示す平面図である。
同実施形態における音像定位制御のための機能構成を例示するブロック図である。
同実施形態における音像定位制御の第1具体例を示す図である。
同実施形態における音像定位制御の第2具体例を示す図である。
同実施形態における音像定位制御の第3具体例を示す図である。
この発明の他の実施形態である間仕切りパネルの構成を示す側面図である。
この発明の他の実施形態における平面スピーカの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
【0010】
<実施形態>
図1はこの発明の一実施形態である間仕切りパネル100を利用した音響装置1の構成を示す斜視図である。この音響装置1は、音響空間である会議用ブース110を囲う複数のパネル101~105を連結してなる間仕切りパネル100と、間仕切りパネル100に配置された複数の放音部(図示の例では、第1放音部21~24と第2放音部31および32)と、複数の放音部を制御する制御部としてのコンピュータ60を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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