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公開番号
2025037010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143715
出願日
2023-09-05
発明の名称
ギターのボディ構造体およびギター
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10D
3/02 20060101AFI20250310BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ボディにローズウッド材を用いても所望の音色を得る。
【解決手段】ローズウッドで構成される木材部30を含むボディ20を備え、ボディ20の厚さ方向から見て、木材部30の木目方向がギターのネック3の長手方向に対して傾斜している、ギターのボディ構造体2を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ギターのボディ構造体であって、
ローズウッドで構成される木材部を含むボディを備え、
前記ボディの厚さ方向から見て、前記木材部の木目方向が前記ギターのネックの長手方向に対して傾斜している、ギターのボディ構造体。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記ローズウッドは、インドローズ、マダガスカルローズ、ホンジュラスローズ、ハカランダ、ソノケリン若しくはグアテマランローズウッドのいずれか、またはこれらのうちの2以上の組み合わせである、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項3】
前記厚さ方向から見て、前記長手方向と前記木目方向とが成す鋭角は、30°以上70°以下である、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項4】
前記ローズウッドは、17Gpa以上の弾性率を有する木材である、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項5】
前記ローズウッドは、インドローズの弾性率よりも高い弾性率を有する木材である、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項6】
前記ボディは、その幅方向の中心を通って前記長手方向に延びる直線に対して非対称形状に形成され、
前記木目方向は、前記厚さ方向から見て前記ボディの長さが最も長くなる方向に延びている、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項7】
前記木材部は、互いに厚さが異なる第1木材層と第2木材層とが積層されて構成され、
前記厚さ方向から見て、前記第1木材層の木目方向が、前記長手方向に対して傾斜しており、前記第2木材層の木目方向が、前記第1木材層の木目方向と異なる、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項8】
前記木材部は複数の木材が接合されて構成され、
前記厚さ方向から見て、前記複数の木材の接合面の方向と前記木目方向とが一致している、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項9】
前記ボディはピックガードを有し、
前記厚さ方向から見て、前記ピックガードの少なくとも一辺の延伸方向と前記木目方向とが一致している、請求項1に記載のギターのボディ構造体。
【請求項10】
前記木材部は複数の木材が接合されて構成され、
前記厚さ方向から見て、前記複数の木材の接合面の方向と、前記ピックガードの少なくとも一辺の延伸方向とが一致している、請求項9に記載のギターのボディ構造体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギターのボディ構造体およびギターに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、木材部を含むボディを備えたギターのボディ構造体において、木材部の木目方向に着目した技術が知られている。例えば、特許文献1では、表板、裏板の木目方向が共鳴胴の長手方向を向くようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4373854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エレクトリックギターをはじめとするギターの分野では、音色の観点から、ボディに用いるのに適した木材はある程度限定されている。今後、今まではギターに使用されてこなかった木材を利用することができれば、木材の有効利用に繋がり、サステナビリティの観点でも有用である。
【0005】
仮に、一般的にギターのボディに用いられる木材よりも高弾性率の木材をボディに利用した場合、ピーク周波数が高くなることから、高弾性率でない木材を利用した場合と比べて音色が変化する。ここで上記特許文献1のようにネックの長手方向に木目を揃えた場合において、高弾性率の木材をボディに利用したとすると、ボディ剛性が高くなることから所望の音色を得ることができない可能性がある。
【0006】
本発明の一つの目的は、ボディにローズウッド材を用いても所望の音色を得ることができるギターのボディ構造体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態によれば、ギターのボディ構造体であって、ローズウッドで構成される木材部を含むボディを備え、前記ボディの厚さ方向から見て、前記木材部の木目方向が前記ギターのネックの長手方向に対して傾斜している、ギターのボディ構造体が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一形態によれば、ボディにローズウッド材を用いても所望の音色を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係るボディ構造体が適用されるギターの正面図である。
ボディを+Z側から見た正面図である。
周波数に対する加速度応答を示す図である。
鋭角と、ネックの長手方向におけるボディの剛性との関係を示す図である。
第2の実施形態におけるボディを+Z側から見た正面図である。
第3の実施形態におけるボディを+Z側から見た正面図である。
第1変形例の木材部の模式的断面図である。
第2変形例のボディを+Z側から見た正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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