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公開番号2025041807
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024226890,2022565035
出願日2024-12-24,2021-03-19
発明の名称ライブデータ配信方法、ライブデータ配信システム、ライブデータ配信装置、ライブデータ再生装置、およびライブデータ再生方法
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類H04S 7/00 20060101AFI20250318BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ライブデータを配信する場合に、ライブ会場の臨場感を配信先の会場にも提供する。
【解決手段】ライブデータ配信方法は、第1会場で発生する音に係る音源情報、および前記音の位置に応じて変化する初期反射音に関する情報である空間の響き情報、を配信データとして配信し、前記配信データをレンダリングして、前記音源情報に係る音、および前記空間の響きに係る音を第2会場に提供する。前記空間の響き情報は、間接音を生成するための情報を含み、前記レンダリングは、前記音源の音の間接音を生成する処理を含み、前記間接音を生成する処理は初期反射音を生成する処理を含み、生成する前記初期反射音は、前記音の位置に応じて変化し、前記空間の響き情報は、前記音の位置に応じて変化しない後部残響音に関する情報をさらに含み、前記間接音を生成する処理は、前記後部残響音を生成する処理をさらに含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1会場で発生する音に係る音源情報、および前記音の位置に応じて変化する初期反射音に関する情報である空間の響き情報、を配信データとして配信し、
前記配信データをレンダリングして、前記音源情報に係る音、および前記空間の響きに係る音を第2会場に提供する、
ライブデータ配信方法であって、
前記空間の響き情報は、間接音を生成するための情報を含み、
前記レンダリングは、前記音源の音の間接音を生成する処理を含み、
前記間接音を生成する処理は初期反射音を生成する処理を含み、
生成する前記初期反射音は、前記音の位置に応じて変化し、
前記空間の響き情報は、前記音の位置に応じて変化しない後部残響音に関する情報をさらに含み、
前記間接音を生成する処理は、前記後部残響音を生成する処理をさらに含む、
ライブデータ配信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記音源情報は、前記第1会場で発生する音の音信号および前記音の位置情報を含み、
前記レンダリングは、前記音の位置に応じた定位処理を含む、
請求項1に記載のライブデータ配信方法。
【請求項3】
前記空間の響き情報は、前記音の位置に応じて変化するインパルス応答を含む、
請求項1または請求項2に記載のライブデータ配信方法。
【請求項4】
環境音に係るアンビエンス情報を前記配信データに含めて配信し、
前記レンダリングは、前記環境音をさらに提供する処理を含む
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のライブデータ配信方法。
【請求項5】
前記アンビエンス情報は、前記環境音の位置情報を含み、
前記レンダリングにおいて、前記アンビエンス情報に基づいて前記環境音を前記位置情報の位置に定位させる定位処理と、前記定位処理ではない空間的な拡がりを知覚させるエフェクト処理と、を行う、
請求項4に記載のライブデータ配信方法。
【請求項6】
前記空間の響き情報は、前記第1会場の響き以外の響きを再現するための仮想空間情報を含み、
前記レンダリングは、前記仮想空間情報に基づいて前記空間の響きに係る音を再生する、
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のライブデータ配信方法。
【請求項7】
前記第2会場の利用者から空間を指定する操作を受け付け、
前記レンダリングは、前記操作で受け付けた空間に対応する前記仮想空間情報に基づいて、前記空間の響きに係る音を再生する、
請求項6に記載のライブデータ配信方法。
【請求項8】
前記第2会場にライブ映像を提供し、
前記仮想空間情報は、前記ライブ映像の空間の響きに対応する、
請求項6または請求項7に記載のライブデータ配信方法。
【請求項9】
前記配信データをレンダリングして、前記音源情報に係る音、および前記空間の響きに係る音を第3会場に提供し、
前記空間の響きに係る音は、前記第2会場および前記第3会場で共通する、
請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のライブデータ配信方法。
【請求項10】
前記音源情報は、音響機器の音響特性を表現した第1デジタル信号処理モデルを含み、
前記第1デジタル信号処理モデルを用いて前記音源情報に係る音を前記第2会場に提供する、
請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のライブデータ配信方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明の一実施形態は、ライブデータ配信方法、ライブデータ配信システム、ライブデータ配信装置、ライブデータ再生装置、およびライブデータ再生方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、より没入的な空間的聴取体験を提供するため、聴取環境において空間的オーディオ・コンテンツをレンダリングするシステムが開示されている。
【0003】
特許文献1のシステムは、聴取環境においてスピーカから出力される音のインパルス応答を測定し、測定したインパルス応答に応じたフィルタ処理を行なうことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2015-530043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のシステムは、ライブデータの配信システムではない。ライブデータを配信する場合に、ライブ会場の臨場感を配信先の会場にも提供することが望まれている。
【0006】
この発明の一実施形態は、ライブデータを配信する場合に、ライブ会場の臨場感を配信先の会場にも提供することができるライブデータ配信方法、ライブデータ配信システム、ライブデータ配信装置、ライブデータ再生装置、およびライブデータ再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
ライブデータ配信方法は、第1会場で発生する音に係る音源情報、および前記音の位置に応じて変化する初期反射音に関する情報である空間の響き情報、を配信データとして配信し、前記配信データをレンダリングして、前記音源情報に係る音、および前記空間の響きに係る音を第2会場に提供する。前記空間の響き情報は、間接音を生成するための情報を含み、前記レンダリングは、前記音源の音の間接音を生成する処理を含み、前記間接音を生成する処理は初期反射音を生成する処理を含み、生成する前記初期反射音は、前記音の位置に応じて変化し、前記空間の響き情報は、前記音の位置に応じて変化しない後部残響音に関する情報をさらに含み、前記間接音を生成する処理は、前記後部残響音を生成する処理をさらに含む。
【発明の効果】
【0008】
ライブデータ配信方法は、ライブデータを配信する場合に、ライブ会場の臨場感を配信先の会場にも提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ライブデータ配信システム1の構成を示すブロック図である。
第1会場10の平面模式図である。
第2会場20の平面模式図である。
ミキサ11の構成を示すブロック図である。
配信装置12の構成を示すブロック図である。
配信装置12の動作を示すフローチャートである。
再生装置22の構成を示すブロック図である。
再生装置22の動作を示すフローチャートである。
変形例1に係るライブデータ配信システム1Aの構成を示すブロック図である。
変形例1に係るライブデータ配信システム1Aにおける第2会場20の平面概略図である。
変形例2に係るライブデータ配信システム1Bの構成を示すブロック図である。
AVレシーバ32の構成を示すブロック図である。
変形例3に係るライブデータ配信システム1Cの構成を示すブロック図である。
端末42の構成を示すブロック図である。
変形例4に係るライブデータ配信システム1Dの構成を示すブロック図である。
各会場の再生装置で表示されるライブ映像700の一例を示す図である。
再生装置で行う信号処理の応用例を示すブロック図である。
音源70から壁面を反射して受音点75に到来する音の経路を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、ライブデータ配信システム1の構成を示すブロック図である。ライブデータ配信システム1は、第1会場10および第2会場20にそれぞれ設置された複数の音響機器および情報処理装置からなる。
(【0011】以降は省略されています)

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