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公開番号2025035918
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143262
出願日2023-09-04
発明の名称鍵盤装置、音生成方法、及びプログラム
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類G10H 1/053 20060101AFI20250307BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザによる操作子への簡便な操作により多様な奏法に対応する音を再生する。
【解決手段】一実施形態に係る鍵盤装置は、複数の鍵と、前記複数の鍵のうちの押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とを取得する取得部と、前記押下された鍵の数が2つ以上であり、且つ押下された2つ以上の鍵の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の鍵の押下量の相対関係と、前記押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とに基づいて音信号を生成する音信号生成部と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の鍵と、
前記複数の鍵のうちの押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とを取得する取得部と、
前記押下された鍵の数が2つ以上であり、且つ押下された2つ以上の鍵の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の鍵の押下量の相対関係と、前記押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とに基づいて音信号を生成する音信号生成部と、
を含む、鍵盤装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記音信号生成部は、前記基準押下量に達する前の前記押下された鍵の押下量に基づいて、前記押下された鍵に対応する音の発音タイミングを決定する、請求項1に記載の鍵盤装置。
【請求項3】
前記相対関係は、前記2つ以上の鍵の押下量の相対的な大小関係である、請求項1に記載の鍵盤装置。
【請求項4】
前記相対関係は、前記2つ以上の鍵の押下量の絶対値の差分である、請求項1に記載の鍵盤装置。
【請求項5】
複数の鍵と、
前記複数の鍵のうちの押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とを取得する取得部と、
前記押下された鍵の数が2つ以上であり、且つ押下された2つ以上の鍵の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の鍵の押下量の相対関係に応じて制御信号を生成する制御信号生成部と、
前記押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量に基づいて音信号を生成する音信号生成部と、
を含む、鍵盤装置。
【請求項6】
前記音信号生成部は、前記基準押下量に達する前の前記押下された鍵の押下量に基づいて、前記押下された鍵に対応する音の発音タイミングを決定する、請求項5に記載の鍵盤装置。
【請求項7】
前記相対関係は、前記2つ以上の鍵の押下量の相対的な大小関係であり、
前記制御信号生成部は、前記相対的な大小関係に基づいて第1の制御を指示するための前記制御信号を生成する、請求項5に記載の鍵盤装置。
【請求項8】
前記制御信号生成部は、前記2つ以上の鍵のうち、相対的に大きな押下量の鍵の押下量に基づいて、前記第1の制御とは異なる第2の制御を指示するための前記制御信号を生成する、請求項7に記載の鍵盤装置。
【請求項9】
複数の操作子のうちいずれかの操作子を特定する情報と、特定された操作子の押下量とを取得し、
前記特定された操作子の数が2つ以上であり、且つ2つ以上の前記操作子の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の操作子の押下量の相対関係と、前記操作子を特定する情報と、前記特定された操作子の押下量とに基づいて音信号を生成すること、
を含む、音生成方法。
【請求項10】
複数の操作子のうちいずれかの操作子を特定する情報と、特定された操作子の押下量とを取得し、
前記操作子を特定する情報と、前記特定された操作子の押下量とに基づいて音信号を生成し、
前記特定された操作子の数が2つ以上であり、且つ2つ以上の前記操作子の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の操作子の押下量の相対関係に応じて制御信号を生成すること、
を含む、音生成方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音を生成する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子楽器において、音を再生するために様々な工夫がなされている。例えば、特許文献1には、操作子の位置を特定し、特定された位置に応じた奏法に対応する音を再生する鍵盤楽器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/100742号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
楽器が演奏される際、当該楽器の様々な奏法により多様な表情の音が発音される。電子楽器等の音生成装置においても同様に、様々な奏法に対応する多様な音を再生することが求められるが、所望の奏法を選択するためにはユーザによる煩雑な操作が必要である。
【0005】
本発明の目的の一つは、ユーザによる操作子への簡便な操作により多様な奏法に対応する音を再生することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によると、複数の鍵と、前記複数の鍵のうちの押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とを取得する取得部と、前記押下された鍵の数が2つ以上であり、且つ押下された2つ以上の鍵の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の鍵の押下量の相対関係と、前記押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とに基づいて音信号を生成する音信号生成部と、を含む、鍵盤装置が提供される。
【0007】
本発明の一実施形態によると、複数の鍵と、前記複数の鍵のうちの押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量とを取得する取得部と、前記押下された鍵の数が2つ以上であり、且つ押下された2つ以上の鍵の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の鍵の押下量の相対関係に応じて制御信号を生成する制御信号生成部と、前記押下された鍵を特定する情報と、前記押下された鍵の押下量と、前記制御信号に基づいて音信号を生成する音信号生成部と、を含む、鍵盤装置が提供される。
【0008】
本発明の一実施形態によると、複数の操作子のうちいずれかの操作子を特定する情報と、特定された操作子の押下量とを取得し、前記特定された操作子の数が2つ以上であり、且つ2つ以上の前記操作子の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の操作子の押下量の相対関係と、前記操作子を特定する情報と、記特定された操作子の押下量とに基づいて音信号を生成すること、を含む、音生成方法が提供される。
【0009】
本発明の一実施形態によると、複数の操作子のうちいずれかの操作子を特定する情報と、特定された操作子の押下量とを取得し、前記操作子を特定する情報と、前記特定された操作子の押下量とに基づいて音信号を生成し、前記特定された操作子の数が2つ以上であり、且つ2つ以上の前記操作子の押下量が、基準押下量をそれぞれ超過している場合、前記2つ以上の操作子の押下量の相対関係に応じて制御信号を生成すること、を含む、音生成方法が提供される。
【0010】
本発明の一実施形態によると、上記いずれかの音生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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