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公開番号
2025050480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023159296
出願日
2023-09-23
発明の名称
楽器スタンド
出願人
スマートライフサプライ合同会社
代理人
主分類
G10G
5/00 20060101AFI20250327BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】バイオリン属の楽器を略正面から見たときに殆ど見えることなく、楽器を際立たせて保持する楽器スタンドを提供する。
【解決手段】バイオリン属の楽器にあるCバウツ上部を引っ掛けるフック21と、裏板を支える裏板押さえ22と、載置面と接触するスタンド部24と、を備えた楽器スタンド2であって、2枚の板を蝶番によって接続し、フックが、蝶番によってCバウツの幅と、一致するように配置され、蝶番が取り付けられていない方を前方とし、蝶番が取り付けられている方を後方とした場合、蝶番の取り付け角度が、鉛直方向から後方に30°以下、フックの長さが楽器の厚みの3/4以下、載置面から、Cバウツ上部とエンドピンの間の距離に、楽器の厚みの3倍以下を足した距離の高さに設置される。裏板押さえの先端部の水平方向の位置は、楽器の重心Gを通る垂線付近であって、裏板押さえの先端部の高さ方向の位置はCバウツ下部とエンドピンの間である。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
バイオリン属の楽器にあるCバウツ上部を引っ掛けるフックと、
前記バイオリン属の楽器の裏板を支える裏板押さえと、
載置面と接触するスタンド部と、
を備えた楽器スタンドであって、
前記楽器スタンドは、2枚の板を蝶番によって接続され、
前記2枚の板は夫々、
前記フックと、
前記裏板押さえと、
前記スタンド部と、
を備え、
前記フックは、前記蝶番によって、バイオリン属の楽器のCバウツの幅と、一致するように配置され、
前記楽器スタンドの蝶番が取り付けられていない方を前方とし、蝶番が取り付けられている方を後方とした場合、前記蝶番の取り付け角度は、鉛直方向から、後方に30°以下であって、
前記フックは、フックの長さが楽器の厚みの3/4以下であって、
前記フックは、載置面から、Cバウツ上部とエンドピンの間の距離に、楽器の厚みの3倍以下を足した距離の高さに設置され、
前記裏板押さえの先端部の水平方向の位置は、楽器の重心Gを通る垂線付近であって、
前記裏板押さえの先端部の高さ方向の位置はCバウツ下部とエンドピンの間であって、
前記スタンド部の先端部は、楽器の重心から降ろした垂線と載置面との交点と、前記先端部との距離が前記前方に、楽器の厚みの2倍以下である楽器スタンド。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記蝶番の取り付け角度は、凡そ10°である請求項1に記載の楽器スタンド
【請求項3】
前記フックの設置される高さは、載置面から、Cバウツ上部とエンドピンの間の距離に、凡そ楽器の厚みを足した距離の高さである請求項1から2の楽器スタンド。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイオリン属等のCバウツのある楽器用の楽器スタンドに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
バイオリンに代表されるバイオリン属の楽器用の楽器スタンドは、楽器販売店での商品陳列や、インテリアとして楽器を飾る際のディスプレイ用として、また、練習中の仮置用等として実用に供されている。特許文献1に記載の楽器スタンドは、楽器を傾けた状態で楽器のエンドピン付近を受ける楽器の受け部と、楽器の裏板を受ける裏板受け部と、楽器の下方部にスタンド部と、を備えた楽器スタンドであって、特許文献2に記載の楽器スタンドは、楽器を傾けた状態で楽器のエンドピン付近を受ける楽器の受け部と、楽器のネック部を受けるネック受け部と、楽器の下方部にスタンド部と、を備えた楽器スタンドであって、すでに製品化されている。
【0003】
しかしながら、楽器の受け部の一部は楽器の前面にせり出し、ネック受け部はネックを囲い、楽器の受け部と、ネック受け部と、を固定かつ接続するスタンド部は、楽器の下部に配置され、楽器スタンドの構成部品が楽器の周囲に露わとなって、見る者にとっては目障りになるという欠点があった。
【0004】
楽器店での商品陳列や、インテリアとして楽器を飾る場合においては、この欠点は楽器の意匠性を確認するにおいても、芸術品として鑑賞するのにおいても、写真撮影をするにおいても、楽器を際立たせることができないという問題があった。
【0005】
この改善策として、特許文献3に記載の楽器スタンドは、楽器スタンド自体を家具に用いられる木材を使用した家具調に仕立てられたり、透明プラスチックで作られたりするなど、鑑賞用に相応しい外観とすることで、楽器スタンドが目障りになることなく、楽器を保持することを可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2007-323033号公報
米国特許第5375497号
特表2005-528645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献3に記載の楽器スタンドは、鑑賞に適した素材と仕上げによって、鑑賞に耐えうる外観となり、特許文献1や特許文献2の楽器スタンドのように、楽器を見る者にとって目障りになるという欠点は解消されているが、楽器スタンドの構成部品が楽器の周囲に露わとなって、楽器を際立たせることができないという点では依然として問題となっている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
課題を解決するための手段の一つの態様は、バイオリン属の楽器にあるCバウツ上部を引っ掛けるフックと、前記バイオリン属の楽器の裏板を支える裏板押さえと、載置面と接触するスタンド部と、を備えた楽器スタンドであって、前記楽器スタンドは、2枚の板を蝶番によって接続され、前記2枚の板は夫々、前記フックと、前記裏板押さえと、前記スタンド部と、を備え、前記フックは、前記蝶番によって、バイオリン属の楽器のCバウツの幅と、一致するように配置され、前記楽器スタンドの蝶番が取り付けられていない方を前方とし、蝶番が取り付けられている方を後方とした場合、前記蝶番の取り付け角度は、鉛直方向から、後方に30°以下であって、前記フックは、フックの長さが楽器の厚みの3/4以下であって、前記フックは、載置面から、Cバウツ上部とエンドピンの間の距離に、楽器の厚みの3倍以下を足した距離の高さに設置され、前記裏板押さえの先端部の水平方向の位置は、楽器の重心Gを通る垂線付近であって、前記裏板押さえの先端部の高さ方向の位置はCバウツ下部とエンドピンの間であって、前記スタンド部の先端部は、楽器の重心から降ろした垂線と載置面との交点と、前記先端部との距離が前記前方に、楽器の厚みの2倍以下である楽器スタンドである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、図2に示す、楽器を高い視点、P
H
で正面から見たときには、θ
HF
で表されるフック部を除く、スタンドの略全てがθ
H
で表される楽器に隠され、楽器を低い視点P
L
で正面から見たときには、θ
LF
で表されるフック部と、θ
LS
で表されるスタンド部を除く、スタンドの略全てがθ
L
で表される楽器に隠され、また、図3に示す水平方向も、θ
c
で表されるCバウツの部分からθ
CF
で表される部分にフックの一部が見えるのみで、他はθ
s
で表される楽器に隠され、一見すると楽器が浮いているがごとく、楽器を際立たせて保持することを可能とする。
【0010】
図示はしないが、P
H
の視点をさらに高くすると、θ
HF
は0となり、楽器スタンドの全てが楽器に隠され、見る者に楽器が完全に単独で宙に浮いているように見せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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