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公開番号2025051645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2024160656
出願日2024-09-18
発明の名称混繊不織布
出願人東レ・セラニーズ株式会社
代理人個人
主分類G10K 11/162 20060101AFI20250327BHJP(楽器;音響)
要約【課題】低周波数域の吸音効果に優れた不織布を提供する。
【解決手段】2種以上の熱可塑性樹脂の繊維からなる混繊不織布において、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa未満の熱可塑性樹脂繊維A(繊維A)であり、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa以上の熱可塑性樹脂繊維B(繊維B)であり、混繊不織布全体の質量において前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.0~3.0であって、厚みが5mm以上であり且つ目付量が100g/m2~500g/m2である混繊不織布。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
2種以上の熱可塑性樹脂繊維からなる混繊不織布において、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa未満の熱可塑性樹脂繊維A(繊維A)であり、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa以上の熱可塑性樹脂繊維B(繊維B)であり、混繊不織布全体の質量において、前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.0~3.0であって、厚みが5mm以上であり且つ目付量が100g/m

~500g/m

である混繊不織布。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
混繊不織布全体の質量において、前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.2~3.0である請求項1記載の混繊不織布。
【請求項3】
前記繊維Aがポリエステルエラストマー繊維である請求項2記載の混繊不織布。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、低周波数域の吸音効果に優れた混繊不織布に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、不織布は吸音材や断熱材、ろ過材、吸着剤などの用途に幅広く利用されている。特に、近年、自動車内や建築物内などの室内における騒音対策として、不織布を用いた吸音材が使用されている。この吸音材の材料としては、上記のような不織布以外にも、ウレタンフォームやフェルトなど、多くの多孔質材料が用いられている。
【0003】
一般的にこれらの多孔質材料からなる吸音材の吸音メカニズムは、音波が多孔質の空隙を通過するときに、空気が振動して摩擦が生じ、音のエネルギーが熱エネルギーに変換されることで、音が吸収されると考えられている。このため、吸音性能を向上させる方法としては、目付を上げることや繊維径を細くし隙間を形成させ空気の通過抵抗を大きくすることなどの方法が採られてきた。しかし、高目付化においては、車両重量の増大やコストアップにつながるため、多孔質材料の吸音性能向上には、主に、細かな空隙を形成させる方策が採られる。特に、多孔質材料の中でも、前記のような不織布は、繊維径を細くすることで、容易に空隙を細かくすることが可能なため、極細繊維を含んだ不織布で構成された吸音材の開発が提案されている。しかしながら、繊維に用いられる材料が柔らかすぎると容易に空隙が潰れ吸音効果が損なわれ、硬い材料を用いると嵩高になるものの重量が増大してしまうという課題があった。これら課題を解決する方法として、極細繊維からなる不織布と比較的細い繊維からなる不織布を積層することや、繊維の材質が異なる2種以上の不織布を積層することで高い吸音効果を示す不織布を得る方法(特許文献1,2,3)などが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3613727号
特開2022-40591
特開2010-203033
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし提案されている方法であっても、従来の吸音材同様高周波数域の吸音効果を向上させることはできるものの、1500Hz以下の低周波数域の吸音効果を得ることは困難である。低周波数域の吸音性能を向上するために不織布を厚くする方策があるが、極細繊維ほど容易に空隙が潰れてしまい厚みを増すことが難しく、不織布を積層する等の対策では層間の加工方法に課題が多いことや、重量やコストアップにつながってしまう。そのため、自動車用途において低周波数域の防音要求が高い部材、特にエンジン周辺部品への適用は困難とされていた。
【0006】
そこで本発明の目的は、低周波数域の吸音効果に優れ、不織布を積層する場合においても従来の吸音材よりも薄肉で低周波数域の吸音効果を発現できる混繊不織布を提供することである。本発明者らが、上記目標を達成するために鋭意検討した結果、2種類以上の引張弾性率が異なる熱可塑性樹脂からなる繊維が絡み合った混繊構造であり、2種類以上の引張弾性率の異なる熱可塑性樹脂からなる繊維の質量比率、混戦不織布の厚みおよび目付量を制御することによって、1500Hz以下の低周波数域の吸音効果が高い混繊不織布を得ることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
即ち、発明によれば〔1〕~〔3〕を構成するものである。
〔1〕2種以上の熱可塑性樹脂繊維からなる混繊不織布において、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa未満の熱可塑性樹脂繊維A(繊維A)であり、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa以上の熱可塑性樹脂繊維B(繊維B)であり、混繊不織布全体の質量において、前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.0~3.0であって、厚みが5mm以上であり且つ不織布の目付量が100g/m

~500g/m

である混繊不織布。
〔2〕混繊不織布全体の質量において、前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.2~3.0である〔1〕記載の混繊不織布。
〔3〕前記繊維Aがポリエステルエラストマー繊維である〔2〕記載の混繊不織布。
【発明の効果】
【0008】
本発明の混繊不織布は、従来の吸音材では実現できなかった1500Hz以下の低周波数域の吸音効果を発現することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明について記述する。
【0010】
本発明の混繊不織布は、2種以上の熱可塑性樹脂繊維からなる混繊不織布において、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa未満の熱可塑性樹脂繊維A(繊維A)であり、少なくとも1種以上が引張弾性率500MPa以上の熱可塑性樹脂繊維B(繊維B)であり、混繊不織布全体の質量において、前記繊維Bの質量と前記繊維Aの質量の比B/Aが1.0~3.0であって、厚みが5mm以上であり且つ目付量が100g/m

~500g/m

である混繊不織布である。
(【0011】以降は省略されています)

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