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公開番号
2025039743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025003205,2023509935
出願日
2025-01-09,2021-03-29
発明の名称
歌唱音出力システムおよび方法、楽器
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10H
1/00 20060101AFI20250313BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】演奏入力のタイミングと強さに応じた歌唱音を出力する。
【解決手段】演奏入力のタイミングと強さに応じた歌唱音を出力することができる歌唱音出力システムを提供する。歌唱音出力システムは、タイミングを示す情報とベロシティを示す情報とを少なくとも含む一連の音情報Nを取得する取得部42と、取得された一連の音情報Nにおける個々の音情報のベロシティから一連の音情報Nのアクセントを解析し、当該アクセントに基づいて一連の音情報Nに対応する複数の音節からなるフレーズを生成するフレーズ生成部47と、生成されたフレーズの音節に基づいて歌唱音を合成する合成部45と、合成された歌唱音を出力する出力部45と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
タイミングを示す情報とベロシティを示す情報とを少なくとも含む一連の音情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記一連の音情報における個々の音情報のベロシティから前記一連の音情報のアクセントを解析し、当該アクセントに基づいて前記一連の音情報に対応する複数の音節からなるフレーズを生成するフレーズ生成部と、
前記フレーズ生成部により生成されたフレーズの音節に基づいて歌唱音を合成する合成部と、
前記合成部により合成された歌唱音を出力する出力部と、を有する、歌唱音出力システム。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
前記フレーズ生成部は、予め用意されたフレーズのデータベースから、前記アクセントに合致するフレーズを抽出することで前記一連の音情報に対応するフレーズを生成する、請求項1に記載の歌唱音出力システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歌唱音を出力する歌唱音出力システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
演奏操作に応じて歌唱音を発生させる技術が知られている。例えば、特許文献1に開示された歌唱音合成装置は、リアルタイム演奏に応じて歌詞を自動的に1文字ずつあるいは1音節ずつ進めて歌唱音を発生させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-206323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、伴奏と合わせて歌唱音をリアルタイムで出力することは開示されていない。仮に、伴奏と合わせて歌唱音をリアルタイムで出力する場合、本来発生させたいタイミングで歌唱音を的確に発生させることは困難である。例えば、発音させたいタイミングで演奏操作を開始したとしても、歌唱音を合成して発音するまでに処理時間を要することから、実際の歌唱開始が遅延する。従って、伴奏に合わせて意図したタイミングで歌唱音を出力することに関し、改善の余地があった。
【0005】
本発明の一つの目的は、演奏入力のタイミングと強さに応じた歌唱音を出力することができる歌唱音出力システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態によれば、タイミングを示す情報とベロシティを示す情報とを少なくとも含む一連の音情報を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記一連の音情報における個々の音情報のベロシティから前記一連の音情報のアクセントを解析し、当該アクセントに基づいて前記一連の音情報に対応する複数の音節からなるフレーズを生成するフレーズ生成部と、前記フレーズ生成部により生成されたフレーズの音節に基づいて歌唱音を合成する合成部と、前記合成部により合成された歌唱音を出力する出力部と、を有する、歌唱音出力システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一形態によれば、演奏入力のタイミングと強さに応じた歌唱音を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係る歌唱音出力システムの全体構成を示す図である。
歌唱音出力システムのブロック図である。
歌唱音出力システムの機能ブロック図である。
演奏により歌唱音を出力する処理のタイミングチャートである。
システム処理を示すフローチャートである。
演奏により歌唱音を出力する処理のタイミングチャートである。
システム処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る歌唱音出力システムの全体構成を示す図である。この歌唱音出力システム1000は、PC(パーソナルコンピュータ)101、クラウドサーバ102および音出力装置103を含む。PC101および音出力装置103は、インターネット等の通信ネットワーク104によってクラウドサーバ102と通信可能に接続されている。PC101が使用される環境内には、音を入力するアイテムやデバイスとして、キーボード105、管楽器106およびドラム107が存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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