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公開番号
2025035440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142482
出願日
2023-09-01
発明の名称
ノイズ低減装置および楽器
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10H
3/18 20060101AFI20250306BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】製品に応じたノイズキャンセルを実現可能なノイズ低減装置を提供することを課題とする。
【解決手段】ノイズ低減装置(ダミーコイル1)は、弦71の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップ72を有する楽器(エレキギター7)に取り付けられる。ノイズ低減装置は、コイル20と、軟磁性材料からなる芯材4と、コイル20と芯材4の相対位置を可変に調整する調整部材3とを備える。芯材4は磁化されていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
弦の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップを有する楽器に取り付けられるノイズ低減装置であって、
コイルと、
軟磁性材料からなる芯材と、
前記コイルと前記芯材の相対位置を可変に調整する調整部材と、
を備え、
前記芯材は磁化されていない、ノイズ低減装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記ノイズ低減装置は、前記弦の振動による磁界変化を感知可能なレベルでは検出しない、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項3】
前記ノイズ低減装置は、前記弦の振動による磁界変化の影響を受けない領域において前記楽器に取り付けられる、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項4】
前記芯材は、前記コイルの内部において軸方向に挿入され、
前記調整部材は、前記コイルの軸方向における前記芯材の挿入長を調整する、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項5】
前記調整部材は、前記芯材を保持可能であり、前記コイルの軸方向における前記調整部材の相対位置を調整することにより、前記コイルの軸方向における前記芯材の挿入長が調整される、請求項4に記載のノイズ低減装置。
【請求項6】
前記調整部材は、複数の芯材を保持する、請求項5に記載のノイズ低減装置。
【請求項7】
前記芯材は、前記コイルの内部に前記コイルの軸方向に挿入され、
前記調整部材は、前記コイルの軸方向とは直交する方向における前記芯材の相対位置を調整する、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項8】
前記芯材はフェライトを含む、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項9】
前記ノイズ低減装置は、前記コイル、前記芯材および前記調整部材から構成されるコイルセットを複数有し、前記複数のコイルセットの組み合わせにより、複数の誘導起電力を発生させる、請求項1に記載のノイズ低減装置。
【請求項10】
前記楽器は複数の電磁ピックアップを有し、前記複数のコイルセットの組み合わせにより、前記複数の電磁ピックアップのそれぞれのノイズを低減させる、請求項9に記載のノイズ低減装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁ピックアップを有する楽器で用いられるノイズ低減技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
エレキギターにおいては、弦振動を電気信号に変換するために電磁ピックアップが用いられる。電磁ピックアップには、シングルコイルピックアップとハムバッカー(ハムバッキングピックアップ)とがある。シングルコイルピックアップの出力信号には環境磁界ノイズであるハムノイズが含まれる。ハムバッカーは、逆向きに巻回された2つのコイルが接続された構造であり、ハムノイズをキャンセルすることができる。しかし、ハムバッカーはシングルコイルと音色が異なる。そのため、シングルピックアップコイルの音色を維持しながら、ハムノイズをキャンセル可能なピックアップに対する需要が存在する。
【0003】
下記特許文献1においては、シングルコイルピックアップに低インピーダンスのダミーコイルが接続される。これにより、シングルコイルピックアップの音色を維持しながらハムノイズをキャンセルする試みがされている。特許文献1では、ダミーコイルのサイズを大きくすることで、ハムをキャンセルするための誘導起電力を確保している。このため、ダミーコイルのサイズが大きく、ギターに搭載する上で制約が大きい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第7259318号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1においては、ダミーコイルによりノイズをキャンセルする仕組みを提案している。しかし、エレキギターにおいて発生するハムノイズはそれを構成する部品の製造ばらつきなどにより製品間でばらつきがある。
【0006】
本発明の目的は、製品に応じて最適なノイズキャンセルを実現可能なノイズ低減装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るノイズ低減装置は、弦の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップを有する楽器に取り付けられるノイズ低減装置であって、コイルと、軟磁性材料からなる芯材と、コイルと芯材の相対位置を可変に調整する調整部材とを備え、芯材は磁化されていない。
【0008】
本発明の他の態様に係る楽器は、弦の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップと、ノイズ低減装置とを備え、ノイズ低減装置は、電磁ピックアップのコイルとは逆方向に巻かれたコイルと、軟磁性材料からなる芯材と、コイルと芯材の相対位置を可変に調整する調整部材とを有し、芯材は磁化されていない。
【0009】
本発明の他の態様に係る楽器は、弦の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップと、ノイズ低減装置とを備え、ノイズ低減装置は、電磁ピックアップのコイルとは逆方向に巻かれたコイルと、軟磁性材料からなる芯材と、コイルと芯材の相対位置を可変に調整する調整部材とを有し、ノイズ低減装置は、弦の振動による磁界変化を感知可能なレベルでは検出しない。
【0010】
本発明の他の態様に係る楽器は、弦の振動に基づく磁界変化を検出する電磁ピックアップと、ノイズ低減装置とを備え、ノイズ低減装置は、電磁ピックアップのコイルとは逆方向に巻かれたコイルと、軟磁性材料からなる芯材と、コイルと芯材の相対位置を可変に調整する調整部材とを有し、ノイズ低減装置は、電磁ピックアップが取り付けられる第1領域とは異なる第2領域において楽器に取り付けられ、第2領域は、弦の振動による磁界変化の影響を受けない領域を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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