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公開番号
2025038184
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2024224410,2020162631
出願日
2024-12-19,2020-09-28
発明の名称
スピーカー装置、及び音響システム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
H04R
1/28 20060101AFI20250311BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】スピーカー装置の振動を抑制しつつ低音再生を可能する。
【解決手段】スピーカー装置1Aは、室内J1に連通する第1面11と、室内J1に連通していない第2面12とを有する第1のスピーカー10Aと、室外J2に対して連通する第1面21と、室外J2に対して連通していない第2面22とを有する第2のスピーカー20Aと、境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネット30Aと、を備える。第1のスピーカー10Aの第2面12及び第2のスピーカー20Aの第2面22は前記境界に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、
車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、
境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、
を備え、
前記第1スピーカーの第2面は、背面であり、
前記第2スピーカーの第2面は、背面であり、
前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、
前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、
車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、
境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、
を備え、
前記第1スピーカーの第2面は、放音面であり、
前記第2スピーカーの第2面は、放音面であり、
前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、
前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置。
【請求項3】
前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーは、同軸上で同じ向きに配置される
請求項1または2に記載のスピーカー装置。
【請求項4】
車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、
車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、
境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、
を備え、
前記第1スピーカーの第2面は、背面であり、
前記第2スピーカーの第2面は、放音面であり、
前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、
前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置。
【請求項5】
車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、
車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、
境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、
を備え、
前記第1スピーカーの第2面は、放音面であり、
前記第2スピーカーの第2面は、背面であり、
前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、
前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置。
【請求項6】
前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーは、同軸上で互いの背面同士が対向して配置される
請求項4または5に記載のスピーカー装置。
【請求項7】
前記第1スピーカー及び前記第2スピーカーの放音面同士が互いに対向して配置される請求項4または5に記載のスピーカー装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載のスピーカー装置と、
位相差のある2つの音信号である第1の音信号及び第2の音信号を生成し、前記第1の音信号を前記第1スピーカーに供給するとともに、前記第2の音信号を前記第2スピーカーに供給する位相制御部とを備える、
音響システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカー装置、及び音響システムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
スピーカー装置において、スピーカー背面を車外に向けて配置し無限大バッフルとする技術がある(例えば、特許文献1参照)。主スピーカー及び補助スピーカーを備えるスピーカー装置において、主スピーカーの背面に対して、補助スピーカーの放音面を向けて設置する技術がある(例えば、特許文献2,3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5988874号明細書
特開平9-74599号公報
特許第4079827号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スピーカー装置において、低音を再生するためには大きなエンクロージャーが必要である。しかしながら、スピーカー装置の設置スペースが限定される場合など、大きなエンクロージャーを設置できない場合がある。
【0005】
また、スピーカー装置を他の物体に対して強固に取り付けることができない場合には、再生エネルギーが音ではなく振動に変わってしまう。また、スピーカー装置の設置場所が複雑であったり、スピーカー装置の軽量化が求められたりする場合には、エンクロージャーの薄肉化が必要な場合がある。この場合には、エンクロージャーを他の物体に取り付けることが困難となってしまう。
【0006】
本開示は、スピーカー装置の振動を抑制しつつ低音再生を可能するスピーカー装置、及び音響システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1態様のスピーカー装置は、室内に連通する第1面と、前記室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、室外に対して連通する第1面と、室外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、を備え、前記第1スピーカーの第2面は、背面であり、前記第2スピーカーの第2面は、背面であり、前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置である。
本開示の第2態様のスピーカー装置は、車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、を備え、前記第1スピーカーの第2面は、放音面であり、前記第2スピーカーの第2面は、放音面であり、前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置である。
本開示の第3態様のスピーカー装置は、車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、を備え、前記第1スピーカーの第2面は、背面であり、前記第2スピーカーの第2面は、放音面であり、前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置である。
本開示の第4態様のスピーカー装置は、車室内に連通する第1面と、前記車室内に連通していない第2面とを有する第1スピーカーと、車外に対して連通する第1面と、車外に対して連通していない第2面とを有する第2スピーカーと、境界を形成する面で閉空間が形成されるキャビネットと、を備え、前記第1スピーカーの第2面は、放音面であり、前記第2スピーカーの第2面は、背面であり、前記第1スピーカーに対して音信号が供給され、前記第1スピーカーの第2面及び前記第2スピーカーの第2面を前記閉空間側に向けて前記境界に配置したスピーカー装置である。
【0008】
本開示の音響システムは、前述のいずれかの態様のスピーカー装置と、位相差のある2つの音信号である第1の音信号及び第2の音信号を生成し、前記第1の音信号を前記第1スピーカーに供給するとともに、前記第2の音信号を前記第2スピーカーに供給する位相制御部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第1実施形態に係るスピーカー装置の側面図である。
第1実施形態に係るスピーカー装置の正面図である。
図1中のA-A線矢視図である。
第1実施形態に係る音響システムのブロック図である。
第2実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第2実施形態に係るスピーカー装置の側面図である。
第2実施形態に係る音響システムのブロック図である。
第3実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第3実施形態に係るスピーカー装置の側面図である。
第4実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第5実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第6実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
第6実施形態に係るスピーカー装置の側面図である。
図13中のB-B線矢視図である。
第7実施形態に係るスピーカー装置の正面図である。
図16中のC-C線矢視図である。
図16中のD-D線矢視図である。
第1スピーカーのモデルを示す概略図である。
図19に示す第1スピーカーのモデルにおける音の歪を示すグラフである。
同じ向きで配置された第1スピーカー及び第2スピーカーを備えるスピーカー装置のモデルを示す概略図である。
図21に示すスピーカー装置のモデルにおける音の歪を示すグラフである。
逆向きで配置された第1スピーカー及び第2スピーカーを備えるスピーカー装置のモデルを示す概略図である。
図23に示すスピーカー装置のモデルにおける音の歪を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法及び縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本発明の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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