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公開番号2025067392
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177342
出願日2023-10-13
発明の名称画像読取装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】弾性板材を圧板本体から取り外す必要が生じた場合、圧板本体から固着部を剥がす必要がある。その際、弾性板材がちぎれてしまい、弾性板材の再利用ができなくなる虞がある。
【解決手段】原稿台を覆う閉状態と、原稿台を開放する開状態と、に切り換え可能なカバー部と、カバー部に設けられ、カバー部が閉状態の際に原稿台に載置された原稿を押圧する押圧部と、を備え、押圧部は、カバー部の底部に接着される弾性部と、弾性部に貼り付けられ、カバー部が閉状態にある際に原稿台に載置される原稿と接するシート材と、カバー部と弾性部とを接着する接着部と、接着部とカバー部との間に介在し、カバー部と弾性部との接着を阻害する接着阻害部と、を有し、接着阻害部が、接着部の端部に設けられる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
原稿を載置可能な原稿台と、
前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、
前記原稿台を覆う閉状態と、前記原稿台を開放する開状態と、に切り換え可能なカバー部と、
前記カバー部に設けられ、前記カバー部が前記閉状態の際に前記原稿台に載置された原稿を押圧する押圧部と、
を備え、
前記押圧部は、
前記カバー部の底部に接着される弾性部と、
前記弾性部に貼り付けられ、前記カバー部が前記閉状態にある際に前記原稿台に載置される原稿と接するシート材と、
前記カバー部と前記弾性部とを接着する接着部と、
前記接着部と前記カバー部との間に介在し、前記カバー部と前記弾性部との接着を阻害する接着阻害部と、
を有し、
前記接着阻害部が、前記接着部の端部に設けられる、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記押圧部は、長手方向と短手方向とを有し、
前記接着部は、前記長手方向に延び、
前記接着阻害部は、前記接着部の前記長手方向における一端部及び他端部の少なくとも一方に設けられる、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像読取装置において、
前記カバー部の前記底部は、前記接着部と接着されるリブであって前記長手方向に沿って延びるリブを有し、
前記リブは、前記短手方向において間隔を空けて複数設けられる、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項4】
請求項2に記載の画像読取装置において、
前記接着部は、前記短手方向において間隔を空けて複数設けられる、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項5】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記接着阻害部は、シート材で構成される、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像読取装置において、
前記カバー部は、原稿を搬送可能な搬送部を有する、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像読取装置において、
前記カバー部は、着脱可能な着脱部を備え、
前記シート材の面に対する法線方向から見て、前記押圧部の少なくとも一部が、前記着脱部の少なくとも一部と重なる、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像読取装置において、
前記着脱部は、前記読み取り部である、
ことを特徴とする画像読取装置。
【請求項9】
媒体に記録を行う記録部を備えた装置本体と、
前記装置本体の上部に設けられた、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の前記画像読取装置と、
を備えた記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
原稿の画像を読み取る画像読取装置においては、特許文献1に示される様に、コンタクトガラス上に載置された原稿を押圧する原稿圧板が設けられる。原稿圧板は、圧板本体と、原稿に接する圧接シート部材と、圧板本体と圧接シート部材との間に配される弾性板材とを備えている。弾性板材は連泡性発泡体により成形される。
弾性板材の四隅には両面テープにより構成される固着部が設けられ、この固着部によって弾性板材は圧板本体の四隅に固着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-075194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の構成において弾性板材を圧板本体から取り外す必要が生じた場合、圧板本体から固着部を剥がす必要がある。その際、弾性板材がちぎれてしまい、弾性板材の再利用ができなくなる虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明に係る画像読取装置は、原稿を載置可能な原稿台と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、前記原稿台を覆う閉状態と、前記原稿台を開放する開状態と、に切り換え可能なカバー部と、前記カバー部に設けられ、前記カバー部が前記閉状態の際に前記原稿台に載置された原稿を押圧する押圧部と、を備え、前記押圧部は、前記カバー部の底部に接着される弾性部と、前記弾性部に貼り付けられ、前記カバー部が前記閉状態にある際に前記原稿台に載置される原稿と接するシート材と、前記カバー部と前記弾性部とを接着する接着部と、前記接着部と前記カバー部との間に介在し、前記カバー部と前記弾性部との接着を阻害する接着阻害部と、を有し、前記接着阻害部が、前記接着部の端部に設けられることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターの外観斜視図。
原稿搬送装置の断面図。
原稿搬送装置の斜視図。
押圧部を取り外した状態の原稿搬送装置の斜視図。
弾性部、接着部、及び接着阻害部の平面図。
接着阻害部を起点として押圧部を押圧板から剥がす様子を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明について概略的に説明する。
第1の態様に係る画像読取装置は、原稿を載置可能な原稿台と、前記原稿台に載置された原稿を読み取る読み取り部と、前記原稿台を覆う閉状態と、前記原稿台を開放する開状態と、に切り換え可能なカバー部と、前記カバー部に設けられ、前記カバー部が前記閉状態の際に前記原稿台に載置された原稿を押圧する押圧部と、を備え、前記押圧部は、前記カバー部の底部に接着される弾性部と、前記弾性部に貼り付けられ、前記カバー部が前記閉状態にある際に前記原稿台に載置される原稿と接するシート材と、前記カバー部と前記弾性部とを接着する接着部と、前記接着部と前記カバー部との間に介在し、前記カバー部と前記弾性部との接着を阻害する接着阻害部と、を有し、前記接着阻害部が、前記接着部の端部に設けられることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記接着部と前記カバー部との間に介在し、前記カバー部と前記弾性部との接着を阻害する接着阻害部が、前記接着部の端部に設けられることから、前記接着部が前記弾性部に接着した状態を維持したまま、前記接着阻害部を起点として前記弾性部を前記カバー部から剥離することができる。これにより、前記弾性部を前記カバー部から剥離する際に前記弾性部がちぎれてしまうことを抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記押圧部は、長手方向と短手方向とを有し、前記接着部は、前記長手方向に延び、前記接着阻害部は、前記接着部の前記長手方向における一端部及び他端部の少なくとも一方に設けられることを特徴とする。
【0010】
前記押圧部が、長手方向と短手方向とを有し、前記接着部が、前記長手方向に延びる構成では、前記長手方向に沿って前記弾性部を前記カバー部から剥離させると、作業性が良好となる。
本態様によれば、この様な構成において前記接着阻害部は、前記接着部の前記長手方向における一端部及び他端部の少なくとも一方に設けられることから、前記接着阻害部を起点として前記弾性部を前記カバー部から作業性容易に剥離することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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