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公開番号
2025032582
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023137933
出願日
2023-08-28
発明の名称
入力装置およびその制御方法、プログラム
出願人
ヤマハ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G10H
1/34 20060101AFI20250305BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】アフタタッチ効果付与中の操作によってもノートオンイベントを生成する。
【解決手段】パッドへの操作を検出した検出値を出力するセンサ30と、検出値に基づいて、ノートオン操作およびノートオフ操作を検出する検出部31と、少なくとも検出値に基づいて、制御状態を、アフタタッチ効果の付与を有効とする有効状態、またはアフタタッチ効果の付与を無効とする無効状態に設定する制御部32と、を有する入力装置を提供する。制御部32は、検出されたノートオン操作またはノートオフ操作に基づいて、ノートオンイベントまたはノートオフイベントを生成し、且つ、有効状態中に出力された検出値に基づいてアフタタッチオンイベントを生成し、且つ、有効状態中に出力された検出値に基づきノートオン操作が検出された場合にもノートオンイベントを生成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
被押圧部と、
前記被押圧部への操作を検出した検出値を出力する出力部と、
前記検出値に基づいて、ノートオン操作およびノートオフ操作を検出する検出部と、
少なくとも前記検出値に基づいて、制御状態を、アフタタッチ効果の付与を有効とする有効状態、またはアフタタッチ効果の付与を無効とする無効状態に設定する制御部と、を有し、
前記制御部は、検出された前記ノートオン操作または前記ノートオフ操作に基づいて、ノートオンイベントまたはノートオフイベントを生成し、且つ、前記有効状態中に出力された検出値に基づいてアフタタッチオンイベントを生成し、
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出された場合にも前記ノートオンイベントを生成する、入力装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記制御状態を前記無効状態に設定する、請求項1に記載の入力装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記制御状態を前記無効状態に設定した後、所定時間が経過するまでは前記制御状態を前記有効状態に設定しない、請求項2に記載の入力装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記制御状態を前記無効状態に設定してから、前記所定時間が経過し且つ、前記検出値が第1の閾値を超えている場合に、前記制御状態を前記有効状態に設定する、請求項3に記載の入力装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記検出値が第1の閾値を超えた場合に前記制御状態を前記有効状態に設定し、前記検出値が前記第1の閾値以下となった場合に前記制御状態を前記無効状態に設定する、請求項1に記載の入力装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されても前記有効状態を維持する、請求項1に記載の入力装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記ノートオンイベントを生成する第1モードとは別に、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されても前記ノートオンイベントを生成しない第2モードを制御可能であり、
前記制御部は、前記第1モードと前記第2モードとを切り替えて制御可能である、請求項1に記載の入力装置。
【請求項8】
前記被押圧部は複数あり、
前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記ノートオンイベントを生成するモードは、前記制御部が制御可能な複数の処理モードのうちの1つであり、
前記制御部は、前記被押圧部ごとに異なる処理モードを適用可能である、請求項1に記載の入力装置。
【請求項9】
前記被押圧部は複数あり、
前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出されたことに応じて前記ノートオンイベントを生成するモードは、前記制御部が制御可能な複数の処理モードのうちの1つであり、
前記複数の被押圧部のうち第1の被押圧部には予め1つ以上の第2の被押圧部が対応付けられており、
前記制御部は、ある処理モードを前記第1の被押圧部に適用する場合、それと同じ処理モードを前記第2の被押圧部にも適用する、請求項1に記載の入力装置。
【請求項10】
前記検出部は、互いに異なる時刻に出力された2つ以上の前記検出値に基づいて操作速度を検出し、前記検出値が第2の閾値を超えた状態で前記操作速度が所定速度を超えた場合に前記ノートオン操作を検出する、請求項1に記載の入力装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力装置およびその制御方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、被押圧部を備える入力装置において、アフタタッチ効果を付与するものが知られている。例えば、特許文献1には、押圧信号のレベルが閾値を超えると発音が指示される。その後の押圧信号のレベルの推移に応じて、発音中の音に対してアフタタッチ効果が付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-43867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、アフタタッチ効果が付与されている状態では、押圧信号のレベルが閾値を超えても発音が指示されることはない。つまり、仮に、アフタタッチ効果の付与中に強い操作があったとしても、改めて発音が指示されることはない。
【0005】
本発明の一つの目的は、アフタタッチ効果付与中の操作によってもノートオンイベントを生成することができる入力装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態によれば、被押圧部と、前記被押圧部への操作を検出した検出値を出力する出力部と、前記検出値に基づいて、ノートオン操作およびノートオフ操作を検出する検出部と、少なくとも前記検出値に基づいて、制御状態を、アフタタッチ効果の付与を有効とする有効状態、またはアフタタッチ効果の付与を無効とする無効状態に設定する制御部と、を有し、前記制御部は、検出された前記ノートオン操作または前記ノートオフ操作に基づいて、ノートオンイベントまたはノートオフイベントを生成し、且つ、前記有効状態中に出力された検出値に基づいてアフタタッチオンイベントを生成し、前記制御部は、前記有効状態中に出力された検出値に基づき前記ノートオン操作が検出された場合にも前記ノートオンイベントを生成する、入力装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一形態によれば、アフタタッチ効果付与中の操作によってもノートオンイベントを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態に係る入力装置の平面図である。
1つのパッドのセンサ構成を示す模式的側面図である。
金メッキパターンの模式的な上面図である。
入力装置のブロック図である。
ノート処理およびアフタタッチ処理を実現する機能ブロックを示す図である。
第1モードによるノート処理およびアフタタッチ処理における制御の遷移を例示する図である。
ノート処理のフローチャートである。
アフタタッチ処理のフローチャートである。
変形例の第1モードによるノート処理およびアフタタッチ処理における制御の遷移を例示する図である。
第2の実施形態における第1モードによるノート処理およびアフタタッチ処理における制御の遷移を例示する図である。
第2モードによるノート処理およびアフタタッチ処理における制御の遷移を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る入力装置の平面図である。この入力装置100は、演奏操作の入力に適した入力装置であり、一例として電子楽器(電子打楽器)として構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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