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公開番号
2025012679
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115699
出願日
2023-07-14
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/17 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】ヒートシンクを用いて発熱部品から排インク貯蔵部に熱を伝達する構成では、コストアップを招く。
【解決手段】記録装置は、第1方向に搬送される媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドと対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、液体吐出ヘッドの液体吐出面を覆う状態と液体吐出面から離間する状態とに切り換え可能なキャップ部と、記録時搬送経路の上部に位置し、キャップ部を利用した液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する廃液貯留部と、キャップ部から廃液貯留部へと廃液を導く為のポンプと、ポンプを駆動するポンプモーターと、を備え、ポンプモーターが、廃液貯留部の下に配置されていることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に搬送される媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドと対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、
前記液体吐出ヘッドの液体吐出面を覆う状態と前記液体吐出面から離間する状態とに切り換え可能なキャップ部と、
前記記録時搬送経路の上部に位置し、前記キャップ部を利用した前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する廃液貯留部と、
前記キャップ部から前記廃液貯留部へと前記廃液を導く為のポンプと、
前記ポンプを駆動するポンプモーターと、
を備え、
前記ポンプモーターが、前記廃液貯留部の下に配置されている、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記ポンプは、前記廃液貯留部の下において前記ポンプモーターと並んで配置されている、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載の記録装置において、
前記液体吐出ヘッドは、ガイドフレームによって媒体に対して進退する方向に移動可能であり、
前記ガイドフレームは、前記ポンプモーターと前記液体吐出ヘッドとを隔てる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項3に記載の記録装置において、
前記廃液貯留部の側方に、基板を備える、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、
前記ポンプモーターが、前記廃液貯留部の下面に接している、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録装置において、
前記記録時搬送経路に対し下方に位置する媒体搬送経路であって、前記記録時搬送経路から抜け出た媒体を前記第1方向とは反対の第2方向に案内する案内経路と、
前記案内経路と接続する媒体搬送経路であって、媒体を反転させて前記記録時搬送経路に合流させる反転経路と、
前記記録時搬送経路の下流に位置し、記録の行われた媒体を排出する為の排出経路と、
前記反転経路に配置され、媒体を前記反転経路の下流に送る反転ローラーと、
前記反転ローラーを駆動する反転用モーターと、
前記記録時搬送経路の下面を形成する第1経路形成部と、
前記案内経路の上面を形成する第2経路形成部と、
前記排出経路に配置され、媒体を前記排出経路の下流に向けて送る排出ローラーと、
前記排出ローラーを駆動する排出用モーターと、
前記記録時搬送経路に配置され、媒体を前記記録時搬送経路の下流に向けて送る搬送ローラーと、
前記搬送ローラーを駆動する搬送用モーターと、
を備え、
前記反転用モーター、前記排出用モーター、及び前記搬送用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1記載のインクジェット記録装置は、印字ヘッドの機能維持のために行うクリーニングで生じたインクを排インク貯蔵部に貯蔵する構成を備えている。またこのインクジェット記録装置は、排インク貯蔵部内のインク吸収体の乾燥を促進させる為に、発熱部品と熱的に結合したヒートシンクを、排インク貯蔵部の熱伝達に用いる様に構成されている。
具体的には、電源ユニットに対して側方に排インクタンクを設け、電源ユニットの側面にヒートシンクを接触させ、このヒートシンクを排インク吸収体の底面にまで延設する様に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-108326号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の構成にあっては、電源ユニットで生じた熱を、ヒートシンクを介してインク吸収体に伝える構成のため、ヒートシンクが必要となり、装置のコストアップを招くこととなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の記録装置は、第1方向に搬送される媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドと対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、前記液体吐出ヘッドの液体吐出面を覆う状態と前記液体吐出面から離間する状態とに切り換え可能なキャップ部と、前記記録時搬送経路の上部に位置し、前記キャップ部を利用した前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する廃液貯留部と、前記キャップ部から前記廃液貯留部へとインクを導く為のポンプと、前記ポンプを駆動するポンプモーターと、を備え、前記ポンプモーターが、前記廃液貯留部の下に配置されていることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターの外観斜視図。
プリンターの媒体搬送経路を装置左側から見た図。
プリンターの制御系を示すブロック図。
シャッターが遮蔽位置にありキャップユニットが下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
シャッターが開放位置にありキャップ部が下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
シャッターが開放位置にありキャップ部が上昇位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
プリンターの媒体搬送経路を装置右側から見た図。
プリンターの各構成要素を模式的に示した図。
第1経路形成部材に対する各構成要素の配置を示す平面図。
プリンターの媒体搬送経路を装置左側から見た図。
第1経路形成部材に対する各構成要素の配置を示す平面図。
シャッターが遮蔽位置にありキャップユニットが下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、第1方向に搬送される媒体に対し液体を吐出して記録する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドと対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、前記液体吐出ヘッドの液体吐出面を覆う状態と前記液体吐出面から離間する状態とに切り換え可能なキャップ部と、前記記録時搬送経路の上部に位置し、前記キャップ部を利用した前記液体吐出ヘッドのメンテナンスで生じた廃液を貯留する廃液貯留部と、前記キャップ部から前記廃液貯留部へと前記廃液を導く為のポンプと、前記ポンプを駆動するポンプモーターと、を備え、前記ポンプモーターが、前記廃液貯留部の下に配置されていることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記ポンプモーターが、前記廃液貯留部の下に配置されていることから、前記ポンプモーターで生じた熱は輻射と対流とによって前記廃液貯留部に伝わることとなる。この様な構成により、ヒートシンク等の別途の構成要素を用いることなく前記廃液貯留部内の乾燥を促進することができ、装置のコストアップを抑制できる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記ポンプは、前記廃液貯留部の下において前記ポンプモーターと並んで配置されていることを特徴とする。
本態様によれば、前記ポンプは、前記廃液貯留部の下において前記ポンプモーターと並んで配置されていることから、前記ポンプモーターから前記ポンプへ動力を伝達する手段を小型化できる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様に従属する態様であって、前記液体吐出ヘッドは、ガイドフレームによって媒体に対して進退する方向に移動可能であり、前記ガイドフレームは、前記ポンプモーターと前記液体吐出ヘッドとを隔てることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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