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公開番号
2025012656
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115663
出願日
2023-07-14
発明の名称
記録装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】従来技術は、小型化とモーターの発熱の双方に考慮されていない第1の課題と、小型化と静穏化の双方に考慮されていない第2の課題とを有する。
【解決手段】記録装置は、第1方向に搬送される媒体に記録を行う記録部と、記録部と対向する記録時搬送経路と、記録時搬送経路に対し下方に位置し、記録時搬送経路から抜け出た媒体を第1方向とは反対の第2方向に案内する案内経路と、案内経路と接続し、媒体を反転させて記録時搬送経路に合流させる反転経路と、反転経路に配置され、媒体を反転経路の下流に送る反転ローラーと、反転ローラーを駆動する反転用モーターと、記録時搬送経路の下面を形成する第1経路形成部と、案内経路の上面を形成する第2経路形成部と、を備え、反転用モーターは、第1経路形成部と第2経路形成部とで挟まれた位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に搬送される媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部と対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、
前記記録時搬送経路に対し下方に位置する媒体搬送経路であって、前記記録時搬送経路から抜け出た媒体を前記第1方向とは反対の第2方向に案内する案内経路と、
前記案内経路と接続する媒体搬送経路であって、媒体を反転させて前記記録時搬送経路に合流させる反転経路と、
前記反転経路に配置され、媒体を前記反転経路の下流に送る反転ローラーと、
前記反転ローラーを駆動する反転用モーターと、
前記記録時搬送経路の下面を形成する第1経路形成部と、
前記案内経路の上面を形成する第2経路形成部と、
を備え、
前記反転用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の記録装置において、
前記反転経路の下側に位置し、給送前の媒体を収容する媒体収容部と、
前記媒体収容部から媒体を送り出すピックローラーと、
を備え、
前記媒体収容部から送りされた媒体が前記反転経路に送り込まれる構成を有し、
前記ピックローラーが、前記反転用モーターにより駆動される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項3】
請求項2に記載の記録装置において、
前記記録時搬送経路の上に位置し、給送前の媒体を支持する媒体支持部と、
前記媒体支持部から媒体を送り出す給送ローラーと、
を備え、
前記媒体支持部から送りされた媒体が前記記録時搬送経路に送り込まれる構成を有し、
前記給送ローラーが、前記反転用モーターにより駆動される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項4】
請求項3に記載の記録装置において、
前記反転ローラー、前記ピックローラー、及び前記給送ローラーは、前記記録部に対して前記第2方向に位置し、
前記反転用モーターは、前記記録部に対して前記第2方向に位置する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項5】
請求項1に記載の記録装置において、
前記反転用モーターは、少なくともモーター本体部が、前記記録時搬送経路を搬送される媒体の面に対する法線方向から見て、前記第1経路形成部より前記第1方向と交差する方向である幅方向に突出しない、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項6】
請求項1に記載の記録装置において、
前記反転用モーターは、前記第2経路形成部と接触する、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項7】
請求項4に記載の記録装置において、
前記記録時搬送経路の下流に位置し、記録の行われた媒体を排出する為の排出経路と、
前記排出経路に配置され、媒体を前記排出経路の下流に向けて送る排出ローラーと、
前記排出ローラーを駆動する排出用モーターと、
を備え、
前記排出用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置であって、前記記録部に対して前記第1方向に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
請求項7に記載の記録装置において、
前記記録時搬送経路に配置され、媒体を前記記録時搬送経路の下流に向けて送る搬送ローラーと、
前記搬送ローラーを駆動する搬送用モーターと、
を備え、
前記搬送用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項8に記載の記録装置において、
前記排出用モーターは、前記記録部に対して前記第1方向に配置され、
前記排出用モーターは、前記第1方向と交差する方向である幅方向において前記第1経路形成部に対し一方の端部に配置され、前記搬送用モーターは前記幅方向において前記第1経路形成部に対し他方の端部に配置される、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の記録装置において、
前記第1経路形成部は、前記記録部と対向する位置から前記第1方向に延び、且つ、前記記録部と対向する位置から前記第2方向に延びる形状を成す一つの部材で形成される、
ことを特徴とする記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、記録紙の搬送経路をU字形状に形成し、このU字形状内側にサーマルヘッドを配置したプリンターが開示されている。またこのプリンターにおいて、U字形状内側には、記録紙を搬送するグリップローラーの動力源であるステッピングモーターが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-253138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
モーターは発熱源であり、例えば記録手段がインクジェット記録ヘッドである場合には、モーターにより生じた熱がインクジェット記録ヘッドのインク吐出精度に悪影響を及ぼす虞がある。記録手段がインクジェット記録ヘッド以外の場合であっても、熱による影響が懸念される。
特許文献1記載のプリンターは、ステッピングモーターを、U字形状の搬送経路内側に配置することで装置の小型化、薄型化を図っているが、ステッピングモーターがサーマルヘッドと同じ空間に配置されている。従ってステッピングモーターで生じた熱が輻射によって直接サーマルヘッドに伝わる構成であり、ステッピングモーターで生じた熱がサーマルヘッドに及ぼす悪影響には考慮されていない。即ち、特許文献1記載の構成は、小型化とモーターの発熱の双方に考慮された構成となっていない。以下、これを従来技術における第1の課題とする。
【0005】
また特許文献1記載のプリンターにおいて上記ステッピングモーターは、装置上面に向けて露出した状態で設けられている。この様な構成では、モーターの動作音が装置上面から漏洩し易い。装置上面からの騒音の漏洩はユーザーにとって耳障りになり易く、改善の余地がある。即ち、特許文献1記載の構成は、小型化と静穏化の双方に考慮された構成となっていない。以下、これを従来技術における第2の課題とする。
上記の様に従来技術は第1の課題と第2の課題とを有しており、第1の課題及び第2の課題のうち少なくともいずれかの解決が望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為の、本発明の記録装置は、第1方向に搬送される媒体に記録を行う記録部と、前記記録部と対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、前記記録時搬送経路に対し下方に位置する媒体搬送経路であって、前記記録時搬送経路から抜け出た媒体を前記第1方向とは反対の第2方向に案内する案内経路と、前記案内経路と接続する媒体搬送経路であって、媒体を反転させて前記記録時搬送経路に合流させる反転経路と、前記反転経路に配置され、媒体を前記反転経路の下流に送る反転ローラーと、前記反転ローラーを駆動する反転用モーターと、前記記録時搬送経路の下面を形成する第1経路形成部と、前記案内経路の上面を形成する第2経路形成部と、を備え、前記反転用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置されることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
プリンターの外観斜視図。
プリンターの媒体搬送経路を装置左側から見た図。
プリンターの制御系を示すブロック図。
シャッターが遮蔽位置にありキャップユニットが下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
シャッターが開放位置にありキャップ部が下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
シャッターが開放位置にありキャップ部が上昇位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
プリンターの媒体搬送経路を装置右側から見た図。
プリンターの各構成要素を模式的に示した図。
第1経路形成部材に対する各構成要素の配置を示す平面図。
プリンターの媒体搬送経路を装置左側から見た図。
第1経路形成部材に対する各構成要素の配置を示す平面図。
シャッターが遮蔽位置にありキャップユニットが下降位置にある状態のシャッター、キャップユニット、及び第1経路形成部材の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、本発明の記録装置は、第1方向に搬送される媒体に記録を行う記録部と、前記記録部と対向する媒体搬送経路である記録時搬送経路と、前記記録時搬送経路に対し下方に位置する媒体搬送経路であって、前記記録時搬送経路から抜け出た媒体を前記第1方向とは反対の第2方向に案内する案内経路と、前記案内経路と接続する媒体搬送経路であって、媒体を反転させて前記記録時搬送経路に合流させる反転経路と、前記反転経路に配置され、媒体を前記反転経路の下流に送る反転ローラーと、前記反転ローラーを駆動する反転用モーターと、前記記録時搬送経路の下面を形成する第1経路形成部と、前記案内経路の上面を形成する第2経路形成部と、を備え、前記反転用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置されることを特徴とする。
【0009】
本態様によれば、発熱源である前記反転用モーターは、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置されることから、前記反転用モーターと前記記録部との間に前記第1経路形成部が位置することとなり、前記反転用モーターで生じた熱が輻射によって前記記録部に伝わることを抑制できる。これにより、前記反転用モーターの発熱が前記記録部に悪影響を及ぼすことを抑制できる。以下、これを前記反転用モーターに関する第1の作用効果と称する。
また前記反転用モーターが、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置され、前記反転用モーターの一部或いは全部が前記第1経路形成部によって覆われた状態になることから、前記反転用モーターの動作音が装置上面から漏洩し難くなる。以下、これを前記反転用モーターに関する第2の作用効果と称する。
本態様によれば、前記反転用モーターに関する第1の作用効果及び上記第2の作用効果の少なくともいずれかを得ることができる。また更に、前記反転用モーターが、前記第1経路形成部と前記第2経路形成部とで挟まれた位置に配置されることで前記記録時搬送経路と前記案内経路との間のスペースを有効利用することができ、装置の小型化を図ることができる。
【0010】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記反転経路の下側に位置し、給送前の媒体を収容する媒体収容部と、前記媒体収容部から媒体を送り出すピックローラーと、を備え、前記媒体収容部から送りされた媒体が前記反転経路に送り込まれる構成を有し、前記ピックローラーが、前記反転用モーターにより駆動されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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