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公開番号2025012589
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115527
出願日2023-07-13
発明の名称搬送装置
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B62B 3/02 20060101AFI20250117BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】大きさが可変とされた荷台にロック機構を設けつつも、荷台に載置された荷物へ傷等をつけにくい搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置100は、板状の第一荷台部1と、第一荷台部1と第一方向において隣接し、第一荷台部1に対して第一方向に沿って相対移動可能とされた、板状の第二荷台部2と、を有する上面視で矩形状の荷台部Tと、第二荷台部2の相対移動を禁止するロック機構4と、を備え、第一方向は、第一荷台部1の板面に沿う方向であり、ロック機構4は、荷台部Tの上面部に配置され、第一荷台部1と第二荷台部2との相対移動を禁止する伸縮禁止状態と、第一荷台部1と第二荷台部2との相対移動を許容する伸縮許可状態と、を切り替え可能であり、ロック機構4が伸縮禁止状態では、第一荷台部1、第二荷台部2及びロック機構4の上面は、それぞれ同じ高さである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
板状の第一荷台部と、前記第一荷台部と第一方向において隣接し、前記第一荷台部に対して前記第一方向に沿って相対移動可能とされた、板状の第二荷台部と、を有する上面視で矩形状の荷台部と、
前記第二荷台部の前記相対移動を禁止するロック機構と、を備え、
前記第一方向は、前記第一荷台部の板面に沿う方向であり、
前記ロック機構は、
前記荷台部の上面部に配置され、
前記第一荷台部と前記第二荷台部との相対移動を禁止する伸縮禁止状態と、前記第一荷台部と前記第二荷台部との相対移動を許容する伸縮許可状態と、を切り替え可能であり、
前記伸縮禁止状態では、前記第一荷台部、前記第二荷台部及び前記ロック機構の上面は、それぞれ同じ高さである搬送装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記ロック機構は、
前記第一荷台部又は前記第二荷台部の一方の上面部において、一方の端部を回動可能に固定された板状の蓋部と、
前記蓋部の下面から延出するロックピンと、
前記第一荷台部又は前記第二荷台部の他方に形成された、上下方向に沿う貫通孔と、
を含み、
前記伸縮禁止状態では、
前記蓋部が前記第一荷台部又は前記第二荷台部の上面と平行になり、且つ、前記前記ロックピンが前記貫通孔に挿入され、
前記第一荷台部、前記第二荷台部及び前記蓋部の上面は、それぞれ同じ高さである請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記伸縮許可状態では、前記蓋部が前記第一荷台部又は前記第二荷台部の上面と交差し、且つ、前記前記ロックピンが前記貫通孔から抜けている請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記蓋部の回動軸が前記第一方向と交差している請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記荷台部の辺部に沿い、且つ、上方に延出するように配置された柵部を更に備え、
前記柵部は、前記第一方向と交差する一つの前記辺部である開放側辺部を除く他の3つの前記辺部に沿って配置され、
前記蓋部の前記回動軸は、前記開放側辺部に対向する配置とされている請求項4に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記第二荷台部が前記開放側辺部を有し、
前記第二荷台部は、前記第一方向における、前記開放側辺部と反対側において前記第一荷台部に隣接している請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記蓋部は、その長手方向が、前記第一方向に沿う方向とされている請求項2から6の何れか1項に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記貫通孔は、前記第一方向に沿って複数個配列されている請求項2から6の何れか1項に記載の搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
製品として出荷される、車輪用のタイヤのような荷物を載置して搬送するためのパレットのような荷台や、荷台を備えた台車のような搬送装置では、その荷台の領域内に荷物を載置する必要がある。しかし、荷物の大きさや量によっては、荷台の領域が不足する場合がある。そこで、従来の搬送装置では、特許文献1や特許文献2に開示されるように、荷台の大きさが可変とされる場合があった。
【0003】
特許文献1には、伸縮可能運搬用台車が開示されている。この伸縮可能運搬用台車は、前輪と後輪が設けられ上面に荷物が載せられて走行可能な荷台と、荷台の後方側に設けられたハンドルとを備えている。この伸縮可能運搬用台車では、荷台は、互いに対向する荷台前半部と荷台後半部とに分割して構成され、荷台前半部と荷台後半部とは、それぞれ、走行方向に対し直角の横方向へ所定間隔を空けて少なくとも2本以上配置されて走行方向に延びる縦方向フレームを有している。そして、荷台前半部と荷台後半部のうち一方の縦方向フレームが他方の縦方向フレーム内に挿入されることによって走行方向に伸縮可能に構成され、当該荷台の走行方向の長さが調整可能である。
【0004】
特許文献2には、伸縮台車及びそれを備えた搬送システムが開示されている。この伸縮台車は、伸縮可能に構成され、伸張又は収縮することで積載物の載置領域を拡大又は縮小させるものである。この伸縮台車は、主台車部と、この主台車部に対して移動可能に連結され、主台車部とともに載置領域をなし、主台車部に対して離間又は近接することで載置領域を拡大又は縮小させる補助台車部と、主台車部及び補助台車部を互いに連結する連結機構部と、を備えている。この連結機構部は、載置領域上に搬入された積載物から補助台車部が受ける作用によって補助台車部を前記主台車部に対して離間させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-137036号公報
特開2019-96737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
荷台の大きさを可変とする機構を採用した場合、大きさを変更後の荷台の大きさを固定(ロック)するロック機構を設ける必要がある。しかし、従来の搬送装置にあっては、ロック機構の構造や配置により、荷台の上面に大きな凹凸が生じてしまう場合があった。そのため、例えばゴム製のタイヤのような、柔らかい素材で形成された荷物を載置した場合、その荷物に凹凸との擦れによるすり傷や凹凸の跡形のような傷等つけてしまう場合があった。そこで、荷台に載置された荷物へ傷等をつけにくい搬送装置の提供が望まれる。
【0007】
本開示は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、大きさが可変とされた荷台にロック機構を設けつつも、荷台に載置された荷物へ傷等をつけにくい搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための、本開示に係る搬送装置は以下のとおりである。
【0009】
[1] 板状の第一荷台部と、前記第一荷台部と第一方向において隣接し、前記第一荷台部に対して前記第一方向に沿って相対移動可能とされた、板状の第二荷台部と、を有する上面視で矩形状の荷台部と、
前記第二荷台部の前記相対移動を禁止するロック機構と、を備え、
前記第一方向は、前記第一荷台部の板面に沿う方向であり、
前記ロック機構は、
前記荷台部の上面部に配置され、
前記第一荷台部と前記第二荷台部との相対移動を禁止する伸縮禁止状態と、前記第一荷台部と前記第二荷台部との相対移動を許容する伸縮許可状態と、を切り替え可能であり、
前記伸縮禁止状態では、前記第一荷台部、前記第二荷台部及び前記ロック機構の上面は、それぞれ同じ高さである搬送装置。
【0010】
[2] 前記ロック機構は、
前記第一荷台部又は前記第二荷台部の一方の上面部において、一方の端部を回動可能に固定された板状の蓋部と、
前記蓋部の下面から延出するロックピンと、
前記第一荷台部又は前記第二荷台部の他方に形成された、上下方向に沿う貫通孔と、
を含み、
前記伸縮禁止状態では、
前記蓋部が前記第一荷台部又は前記第二荷台部の上面と平行になり、且つ、前記前記ロックピンが前記貫通孔に挿入され、
前記第一荷台部、前記第二荷台部及び前記蓋部の上面は、それぞれ同じ高さである上記[1]に記載の搬送装置。
(【0011】以降は省略されています)

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