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公開番号2025012410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115224
出願日2023-07-13
発明の名称防振部品および機器
出願人株式会社工進
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F16F 15/08 20060101AFI20250117BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】 弾性部材の劣化や損傷を抑制することが可能な防振部品および機器を提供すること。
【解決手段】 一対の保持部材1,2と、一対の保持部材1,2の間に介在する弾性部材3と、を備え、一対の保持部材1,2の一方は、第1当接部13を有し、一対の保持部材1,2の他方は、第2当接部23を有し、第1当接部13と第2当接部23とが当接することにより、弾性部材3の弾性変形が規制される。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
一対の保持部材と、
前記一対の保持部材の間に介在する弾性部材と、を備え、
前記一対の保持部材の一方は、第1当接部を有し、
前記一対の保持部材の他方は、第2当接部を有し、
前記第1当接部と前記第2当接部とが当接することにより、前記弾性部材の弾性変形が規制される、防振部品。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記第2当接部は、前記第1当接部を挟んで互いに対向する一対の当接面を有する貫通孔または凹部であり、
前記第1当接部は、前記第2当接部に挿通された凸部である、請求項1に記載の防振部品。
【請求項3】
前記一対の保持部材の各々は、防振対象物に取り付けられる取付部と、前記弾性部材を保持する保持部と、を有し、
前記一対の保持部材の前記取付部は、第1方向に離れており、
前記一対の保持部材の前記保持部は、前記第1方向と交差する第2方向に離れている、請求項1に記載の防振部品。
【請求項4】
加振源を含む加振部と、
請求項1ないし3のいずれかに記載の1以上の防振部品と、
前記1以上の防振部品を介して前記加振部を支持する支持部と、を備える、機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、防振部品および当該防振部品を備える機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
種々の産業や一般生活で用いられる機器は、たとえば燃料、電力等のエネルギーを駆動力や他の種類のエネルギーに変換する機構、あるいはある方向に働く力を別の方向に働く力に変換する機構、等が採用されていることが一般的である。これらの変換機構は、振動の発生を伴うことが多く、機器における加振源に位置付けられる。機器の加振源としては、エンジン等の内燃機関、モータ、ピストン機構、回転カム機構等の種々の構成が挙げられる。
【0003】
このような加振源を有する機器を使用箇所に設置する場合、使用箇所への振動の伝達が抑制されることが好ましい。このような振動伝達の抑制を目的として、たとえば防振部品の一種である防振ゴムが採用されている。特許文献1には、従来の防振ゴムの一例が開示されている。同文献に開示された防振ゴムは、一対のフランジと、一対のフランジの間に設けられたゴム部とを備える。一方のフランジに加振源からの振動が伝えられた場合に、ゴム部の弾性変形により、他方のフランジへの振動の伝達が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-8167号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
機器において、想定された大きさ以上の振動や力が防振ゴムの一方のフランジに伝えられると、弾性部材であるゴム部が著しく変形する事態が生じうる。この著しい変形によって、ゴム部が不当に劣化したり、亀裂が発生したりするといった不具合が懸念される。また、過度な位置のずれ等によって機器のある一部が他の一部に衝突する等によって損傷するおそれがある。
【0006】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、弾性部材の劣化や損傷および機器の損傷を抑制することが可能な防振部品および機器を提供することをその課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の側面によって提供される防振部品は、一対の保持部材と、前記一対の保持部材の間に介在する弾性部材と、を備え、前記一対の保持部材の一方は、第1当接部を有し、前記一対の保持部材の他方は、第2当接部を有し、前記第1当接部と前記第2当接部とが当接することにより、前記弾性部材の弾性変形が規制される。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2当接部は、前記第1当接部を挟んで互いに対向する一対の当接面を有する貫通孔または凹部であり、前記第1当接部は、前記第2当接部に挿通された凸部である。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記一対の保持部材の各々は、防振対象物に取り付けられる取付部と、前記弾性部材を保持する保持部と、を有し、前記一対の保持部材の前記取付部は、第1方向に離れており、前記一対の保持部材の前記保持部は、前記第1方向と交差する第2方向に離れている。
【0010】
本発明の第2の側面によって提供される機器は、加振源を含む加振部と、本発明の第1の側面によって提供される防振部品と、前記1以上の防振部品を介して前記加振部を支持する支持部と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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