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公開番号2025012189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114847
出願日2023-07-13
発明の名称ボトル充填なめ茸
出願人丸善食品工業株式会社
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類A23L 19/00 20160101AFI20250117BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】合成樹脂製の容器にすることで取り扱い中や流通上における容器破損を防止すると共に、スプーンを用いなくても容易になめ茸が取り出し可能なボトル充填なめ茸を提供すること。
【解決手段】キャップ付き合成樹脂製ボトル100に充填されたなめ茸を、キャップ120に形成された注ぎ口121から注ぎ出して用いられるボトル充填なめ茸であって、キャップ120は、注ぎ口121における開口径が16.2~25.0mmであると共に、注ぎ口121を開口・閉塞する蓋体123を有し、なめ茸のボストウィック型粘度計により計測された粘度が、品温20℃において70mm/30秒よりも緩いことを特徴とするボトル充填なめ茸である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
キャップ付き合成樹脂製ボトルに充填されたなめ茸を、キャップに形成された注ぎ口から注ぎ出して用いられるボトル充填なめ茸であって、
前記キャップは、前記注ぎ口における開口径が16.2~25.0mmであると共に、前記注ぎ口を開口・閉塞する蓋体を有し、
前記なめ茸のボストウィック型粘度計により計測された粘度が、品温20℃において70mm/30秒よりも緩いことを特徴とするボトル充填なめ茸。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ボトル充填なめ茸に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
株の状態から石突を取り除いた後に所要長さに裁断したえのき茸を醤油、味醂、日本酒、食塩等と共に混ぜながら加熱調理したなめ茸は、日本人の食生活において古から慣れ親しまれている。このようななめ茸は、ガラス製容器(ガラス瓶)に瓶詰めされた状態で流通していることが多い。特許文献1(特開2000-335540号公報)には、なめ茸の取り出しを容易に行うことが可能な瓶状容器の構造例が開示されている。
【0003】
特許文献1においては、瓶状容器に瓶詰めされたなめ茸をスプーンで取り出しやすくするための容器本体の高さ寸法、容器本体の高さと胴部の長径との比、容器本体の高さと胴部の短径の比が最適化されている。これにより、従来のなめ茸(のガラス容器)のイメージを損なうことなく、容器本体からのなめ茸の取り出しが容易に行えるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-335540号公報(請求項1,請求項2,図1,図3-図5等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている瓶状容器は、ガラス容器であるため、取り扱い中や流通上で容器破損のおそれがあり、改善の余地がある。また、容器本体からなめ茸を取り出しする際にスプーンが必要になるため、煩雑であるといった課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは次のとおりである。すなわち、合成樹脂製の容器にすることで取り扱い中や流通上での容器破損を防止することができると共に、スプーンを用いなくても容易にきのこ加工食品を取り出すことが可能なボトル充填なめ茸の提供を目的としている。
【0007】
上記課題を解決するため発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち、本発明は、キャップ付き合成樹脂製ボトルに充填されたなめ茸を、キャップに形成された注ぎ口から注ぎ出して用いられるボトル充填なめ茸であって、前記キャップは、前記注ぎ口における開口径が16.2~25.0mmであると共に、前記注ぎ口を開口・閉塞する蓋体を有し、前記きのこ加工食品のボストウィック型粘度計により計測された粘度が、品温20℃において70mm/30秒よりも緩いことを特徴とするボトル充填なめ茸である。
【0008】
これにより、取り扱い中や流通上における容器破損を防止することができると共に、スプーンを用いなくても容易になめ茸を取り出すことが可能になる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の構成によれば、合成樹脂製のボトルに所定配合のなめ茸を充填することで取り扱い中や流通上における容器破損を防止することができると共に、スプーンを用いなくても容易になめ茸の取り出しが可能なボトル充填なめ茸を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態におけるキャップ付き合成樹脂製ボトルの正面図である。
本実施形態におけるキャップ付き合成樹脂製ボトルの蓋体を開いた状態を示す斜視図である。
本実施形態におけるキャップ付き合成樹脂製ボトルの蓋体を開いた状態を示す平面図である。
図1に示すキャップ付き合成樹脂製ボトルになめ茸を充填したボトル充填なめ茸の正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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