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公開番号2025012162
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114785
出願日2023-07-12
発明の名称通信装置、制御方法、及び、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 28/06 20090101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 Upper MACを処理するAP(Upper AP)とLower MACを処理するAPが異なる構成の検討がされている。このとき、Upper MACを処理するAPとLower MACを処理するAPの間で通信する際に、Lower APとSTA間で送受した無線のMACヘッダを扱う方法を定めることを目的とする。
【解決手段】 通信装置であって、IEEE802.11に準拠する無線フレームを受信する通信手段と、前記無線フレームからヘッダを取得するヘッダ取得手段と、前記取得した前記ヘッダの一部または全部をEthernetに準拠するヘッダの後ろに配置した新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、前記新たなフレームを他の通信装置に送信する別の通信手段と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
IEEE802.11に準拠する無線フレームを受信する通信手段と、
前記無線フレームからヘッダを取得するヘッダ取得手段と、
前記取得した前記ヘッダの一部または全部をEthernetに準拠するヘッダの後ろに配置し、さらに前記ヘッダの後ろに前記受信した無線フレームのフレームボディを配置した新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、
前記新たなフレームを他の通信装置に送信する別の通信手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
通信装置であって、
Ethernetに準拠するフレームを受信する通信手段と、
前記フレームの中のIEEE802.11に準拠するヘッダを取得するヘッダ取得手段と、
前記取得した前記ヘッダの一部または全部を用いて、IEEE802.11に準拠する新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、
前記新たなフレームを他の通信装置に送信する別の通信手段と、
を有することを特徴とする通信装置。
【請求項3】
前記ヘッダがIEEE802.11で定義されたMACヘッダであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記ヘッダがIEEE802.11で定義される Frame Controlフィールドを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項5】
前記ヘッダがIEEE802.11で定義されるQoSフィールドを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項6】
前記ヘッダがIEEE802.11で定義されるSequence Controlフィールドを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項7】
前記ヘッダがIEEE802.11で定義されるCCMP Headerフィールドを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項8】
前記通信装置がIEEE802.11に準拠したAP(Access Point)であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
【請求項9】
前記フレーム生成手段はEthernetに準拠するヘッダを破棄することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項10】
前記他の通信装置は、
前記新たなフレームを受信する通信手段と、
前記新たなフレームの中の前記IEEE802.11に準拠する前記ヘッダの一部または全部を解析する手段と、
前記解析した結果から、IEEE802.11に準拠するフレームに含まれるパケット番号と前記他の通信装置が保持する共有鍵を基にフレームの一部または全部を復号化する手段と、を有する
請求項1に記載の通信装置
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、IEEE802.11に準拠した通信装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、通信されるデータ量の増加に伴い、無線LAN(Local Area Network)等の通信技術の開発が進められている。無線LANの主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be等の規格が含まれる。
【0003】
例えばIEEE802.11be規格では、1台のAP(Access Point)が異なる複数の周波数チャネルを介して1台のSTA(Station)と複数のリンクを確立し、並行して通信を行うMulti-Link通信が検討されている(特許文献1)。なお、二つ以上のリンクは同一周波数バンド(2.4GHz帯、3.6GHz帯、4.9及び5GHz帯、及び6GHz帯のいずれか)から二つ以上を選択しても良いし、異なる周波数バンドからそれぞれ選択しても良い。また、IEEE802.11be規格ではMulti-Linkに対応したAP、STAのことをAP MLD(Multi-Link Device)、STA MLDと規定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
IEEE802.11beの後継規格ではMulti-Linkを用いてユーザビリティを向上させるための手法が検討されている。具体的には、Upper MACを処理するAP(Upper AP)とLower MACを処理するAP(Lower AP)が異なる構成をとる。これにより、Lower APの処理負荷を軽減することができ、小型化、低消費電力化が可能となる。よって通信カバレッジを取りつつ安価にネットワークの形成が実現できる。
【0006】
上述の通り、Upper MACを処理するAP(Upper AP)とLower MACを処理するAPが異なる構成の検討がされている。しかし、Upper MACを処理するAPとLower MACを処理するAPの間で通信する際に、Lower APとSTA間で送受信した無線のMACヘッダをどのように扱うかが定められていない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る通信装置は、
IEEE802.11に準拠する無線フレームを受信する通信手段と、
前記無線フレームからヘッダを取得するヘッダ取得手段と、
前記取得した前記ヘッダの一部または全部をEthernetに準拠するヘッダの後ろに配置し、さらに前記ヘッダの後ろに前記受信した無線フレームのフレームボディを配置した新たなフレームを生成するフレーム生成手段と、
前記新たなフレームを他の通信装置に送信する別の通信手段と、
を有する。
【発明の効果】
【0008】
無線のMACヘッダの情報を含めたフレームを、Upper APとLower APとの間で通信可能となり、複数のAPを一体のAPとして動作させ、STAと通信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
ネットワーク構成の一例を示す図である。
AP・STAのハードウェア構成の一例を示す図である。
AP・STAの機能構成の一例を示す図である。
Lower APのデータ転送処理の一例を示すフローチャート図である。
Upper APのデータ受信処理の一例を示すフローチャート図である。
Upper APのデータ送信処理の一例を示すフローチャート図である。
Lower APのデータ転送処理の一例を示すフローチャート図である。
シーケンスの一例を示す図である。
Lower APとUpper AP間で通信するフレーム構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を説明するための例に過ぎず、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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