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公開番号
2025012128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114719
出願日
2023-07-12
発明の名称
安否確認システム、制御装置、居室および安否確認方法
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G08B
25/04 20060101AFI20250117BHJP(信号)
要約
【課題】対象者の安否を確認するシステムにおける誤検知および処理負荷の増大を抑制する。
【解決手段】本発明の一態様に係る安否確認システム(1)は、所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサ(41)と、第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサ(42)と、第2センサ(42)が、検知範囲に対象者が一人だけ存在することを検出した場合、第1センサ(41)により対象者の前記生体情報を測定させる、第1センサ(41)および第2センサ(42)の制御を行う制御部(30)と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサと、
前記第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサと、
前記第2センサが、前記検知範囲に前記対象者が一人だけ存在することを検出した場合、前記第1センサにより前記対象者の前記生体情報を測定させる、前記第1センサおよび前記第2センサの制御を行う制御部と、
を備えることを特徴とする安否確認システム。
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【請求項2】
前記第2センサにより、前記検知範囲に一人だけ存在していた前記対象者が前記検知範囲から退出したことを検出した場合、
前記第1センサによる前記対象者の前記生体情報の測定を終了させることを特徴とする請求項1に記載の安否確認システム。
【請求項3】
第1の検知範囲に隣接する第2の検知範囲へ前記第1の検知範囲から前記一人だけ存在していた前記対象者が移動したことを、前記第1の検知範囲に対応する第2センサと、前記第2の検知範囲に対応する第2センサとが検出した場合、
前記第1の検知範囲に対応する第1センサにより測定された前記対象者の前記生体情報のデータと、前記第2の検知範囲に対応する第1センサにより測定された前記対象者の前記生体情報のデータとを連続する一連のデータとすることを特徴とする請求項1または2に記載の安否確認システム。
【請求項4】
前記第2センサの検出範囲は、前記第1センサの検知範囲よりも広い
ことを特徴とする請求項3に記載の安否確認システム。
【請求項5】
前記第1センサは、前記対象者の心拍数および呼吸数の少なくとも一方を測定することを特徴とする請求項4に記載の安否確認システム。
【請求項6】
所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサと、
前記第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサと、
を制御し、
前記第2センサが、前記検知範囲に前記対象者が一人だけ存在することを検出した場合、前記第1センサにより前記対象者の前記生体情報を測定させることを特徴とする制御装置。
【請求項7】
居室であって、
当該居室における所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサと、
前記第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサと、
前記第2センサが、前記検知範囲に前記対象者が一人だけ存在することを検出した場合、前記第1センサにより前記対象者の前記生体情報を測定させる、前記第1センサおよび前記第2センサの制御を行う制御装置と、
を備えることを特徴とする居室。
【請求項8】
居室に設置され、前記居室における所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサによるセンシングステップと、
前記居室に設置され、前記第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサによる検出ステップと、
前記第2センサが、前記検知範囲に前記対象者が一人だけ存在することを検出した場合、前記第1センサにより前記対象者の前記生体情報を測定する測定ステップと、
を含むことを特徴とする安否確認方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、安否確認システム、制御装置、居室および安否確認方法に関する。
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【背景技術】
【0002】
自宅で発症する急性疾患や事故は、未だ数多く発生している。また、近年は、高齢化社会になり、さらに独居者も増えていることから、自宅での事故や急性疾患への対応はますます重要となってきている。
【0003】
そこで、例えば特許文献1には、居住者が生活する住空間にセンサを設置し、予め設定
されている異常状態をセンサが検知した際に、居住者の安否確認を促す通知を発信する建
物が記載されている。また、特許文献2には、浴室における被験者の体動の検出を実施することが可能な体動信号処理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015―26146号公報(2015年2月5日公開)
特許第6537701号公報(2017年9月8日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来技術は、安否確認の対象者の呼吸数等を測定するセンサが、測定対象を誤検知する虞がある。また、上記センサによって、検知範囲に対象者が居ない場合にも呼吸数等の測定を試みた場合、システムの処理負荷が増大するという問題がある。
【0006】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、対象者の安否を確認するシステムにおける誤検知および処理負荷の増大を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る安否確認システムは、所定検知範囲内での対象者の生体情報を非接触でセンシングする第1センサと、前記第1センサの検知範囲における対象者の人数を非接触で検出する第2センサと、前記第2センサが、前記検知範囲に前記対象者が一人だけ存在することを検出した場合、前記第1センサにより前記対象者の前記生体情報を測定させる、前記第1センサおよび前記第2センサの制御を行う制御部と、を備える。
【0008】
上記の構成によれば、第1センサの検知範囲に対象者が一人だけ存在することを、第2センサが検知した場合に初めて第1センサによる測定が行われる。これにより、対象者の安否を確認するシステムにおける誤検知および処理負荷の増大を抑制できる。
【0009】
本発明の一態様に係る安否確認システムでは、前記第2センサにより、前記検知範囲に一人だけ存在していた前記対象者が前記検知範囲から退出したことを検出した場合、前記第1センサによる前記対象者の前記生体情報の測定を終了させてもよい。
【0010】
上記の構成によれば、検知範囲に対象者が存在しなくなった場合には第1センサによる測定が終了するので、誤検知および処理負荷の増大の抑制に寄与する。
(【0011】以降は省略されています)
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