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公開番号2025012112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114702
出願日2023-07-12
発明の名称印刷装置及び粘度測定方法
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B41F 15/08 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】基板の生産中に信頼性の高い測定値を得ることができる印刷装置を提供する。
【解決手段】所定の開口パターンを有するマスクを介して基板に半田ペーストを印刷する印刷装置であって、マスク上の半田ペーストを吸込口から導入し開口部から排出可能な吸入部と、吸入部に導入された半田ペーストの粘度又は粘度相当値を複数回測定する測定部と、測定部による前回の測定から第1の所定時間が経過した場合、測定部に半田ペーストの粘度又は粘度相当値を測定させる制御部と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
所定の開口パターンを有するマスクを介して基板に半田ペーストを印刷する印刷装置であって、
前記マスク上の前記半田ペーストを吸込口から導入し開口部から排出可能な吸入部と、
前記吸入部に導入された前記半田ペーストの粘度又は粘度相当値を複数回測定する測定部と、
前記測定部による前回の測定から第1の所定時間が経過した場合、前記測定部に前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値を測定させる制御部と、
を有する印刷装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1の所定時間は、前記吸入部に導入された前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値が所定範囲を超えない時間である、
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記吸入部の清掃を促す情報を発信する発信部、を更に有し、
前記制御部は、前記測定部による前回の測定から前記第1の所定時間が経過した場合、前記発信部に前記吸入部の清掃を推奨する清掃推奨情報を発信させる、
請求項1又は2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記測定部による前回の測定から、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間が経過した場合、前記印刷装置による印刷を停止させる、
請求項1又は2に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記吸入部の清掃を促す情報を発信する発信部、を更に有し、
前記制御部は、前記測定部による前回の測定から前記第2の所定時間が経過した場合、前記発信部に前記吸入部の清掃を行うよう警告する清掃警告情報を発信させる、
請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記情報の発信は、作業者に対する前記情報の音出力及び画面表示の少なくとも一方を含む、
請求項3に記載の印刷装置。
【請求項7】
吸入部を用いて、所定の開口パターンを有するマスクを介して基板に印刷される半田ペーストの粘度を測定する粘度測定方法であって、
前記吸入部は、前記マスク上の前記半田ペーストを吸込口から導入し開口部から排出可能であり、
前記マスク上の前記半田ペーストを前記吸入部の内部に導入する導入ステップと、
前記吸入部に導入された前記半田ペーストの粘度又は粘度相当値を複数回測定する測定ステップと、
前記測定ステップによる前回の測定から第1の所定時間が経過した場合、前記測定ステップにより前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値を測定させる制御ステップと、
を有する粘度測定方法。
【請求項8】
前記所定時間は、前記吸入部に導入された前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値が所定範囲を超えない時間である、
請求項7に記載の粘度測定方法。
【請求項9】
前記吸入部の清掃を促す情報を発信する発信ステップ、を更に有し、
前記制御ステップは、前記測定ステップによる前回の測定から前記第1の所定時間が経過した場合、前記発信ステップで前記吸入部の清掃を推奨する清掃推奨情報を発信させるステップを含む、
請求項7又は8に記載の粘度測定方法。
【請求項10】
前記制御ステップは、前記測定ステップによる前回の測定から、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間が経過した場合、前記吸入部を備える印刷装置による印刷を停止させるステップを含む、
請求項7又は8に記載の粘度測定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷装置及び粘度測定方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マスク上に載せられたクリーム状はんだをスキージによりマスクに沿って移動させることにより、クリーム状はんだをマスクの貫通孔を通して回路基板に印刷するスクリーン印刷装置が知られている。特許文献1のスクリーン印刷装置は、マスク上に載せられたクリーム状はんだの粘度に対応する粘度対応量を検出する粘度検出装置と、粘度検出装置の検出子としてのスクリュを清掃するスクリュ清掃装置と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-307864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の粘度検出装置として、粘度検出装置の内部にクリーム状はんだを取り込んでクレーム状はんだの粘度を測定するタイプの粘度検出装置を用いる場合には、粘度検出装置の内部に残存するクリーム状はんだが変質し得る。そして、粘度検出装置の内部に残存するクリーム状はんだと次回の測定対象のクリーム状はんだとが混ざると、クリーム状はんだの粘度に対応する粘度対応量として適切な値を取得することが困難である。つまり、回路基板の生産中に信頼性の高い測定値を得ることが困難であり、改良の余地がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであって、基板の生産中に信頼性の高い測定値を得ることができる印刷装置及び粘度測定方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、所定の開口パターンを有するマスクを介して基板に半田ペーストを印刷する印刷装置であって、前記マスク上の前記半田ペーストを吸込口から導入し開口部から排出可能な吸入部と、前記吸入部に導入された前記半田ペーストの粘度又は粘度相当値を複数回測定する測定部と、前記測定部による前回の測定から第1の所定時間が経過した場合、前記測定部に前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値を測定させる制御部と、を有する印刷装置である。
【0007】
本開示の一態様は、吸入部を用いて、所定の開口パターンを有するマスクを介して基板に印刷される半田ペーストの粘度を測定する粘度測定方法であって、前記吸入部は、前記マスク上の前記半田ペーストを吸込口から導入し開口部から排出可能であり、前記マスク上の前記半田ペーストを前記吸入部の内部に導入する導入ステップと、前記吸入部に導入された前記半田ペーストの粘度又は粘度相当値を複数回測定する測定ステップと、前記測定ステップによる前回の測定から第1の所定時間が経過した場合、前記測定ステップにより前記半田ペーストの前記粘度又は前記粘度相当値を測定させる制御ステップと、を有する粘度測定方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、基板の生産中に信頼性の高い測定値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施の形態における印刷装置の構成例を示す要部側面図(その1)
印刷装置の構成例を示す要部側面図(その2)
印刷装置が備える印刷ヘッドの一部の構成例を示す側面図
印刷装置が印刷動作を行っている状態の一例を示す図(その1)
印刷装置が印刷動作を行っている状態の一例を示す図(その2)
印刷装置が備える粘度計によって半田ペーストの粘度等を測定している状態を示す側面図
粘度計を用いた半田ペーストの粘度等の測定を説明するための図
半田ペーストに対して粘度計が配置される位置の一例を示す図
印刷装置における制御系統の構成例を示すブロック図
基準時間T1の情報を保持するテーブルの一例を示す図
清掃通知時間T2の情報を保持するテーブルの一例を示す図
印刷装置の動作例を示すフローチャート
粘度測定処理の一例を示すフローチャート
粘度計状態管理に係る動作例を示すフローチャート
半田ペースト置換処理の一例を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(【0011】以降は省略されています)

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