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公開番号
2025012030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114552
出願日
2023-07-12
発明の名称
印刷装置、印刷方法およびプログラム
出願人
カシオ計算機株式会社
代理人
個人
主分類
B41J
11/70 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】切断による印刷媒体のずれの少ない印刷装置、印刷方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】印刷装置100は、印刷部120と、搬送部130と、切断部150と、押圧部140と、を備える。印刷部120は、印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッド121を有する。搬送部130は、印刷ヘッド121に印刷媒体を押圧した状態で印刷媒体を搬送するローラ131を有する。切断部150は、印刷媒体を切断する。押圧部140は、印刷部120が印刷媒体に印刷対象を印刷する際、ローラ131によって印刷媒体を印刷ヘッド121に対して第1の圧力で押圧させ、切断部150が印刷媒体を切断する際、ローラ131によって印刷媒体を印刷ヘッド121に対して第1の圧力よりも大きい第2の圧力で押圧させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部を備え、
前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で押圧させる押圧部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記印刷媒体は、印刷媒体本体と前記印刷媒体本体に貼り付けられた剥離紙とを備え、
前記切断部は、前記印刷媒体本体または前記剥離紙の何れか一方を切断するハーフカットを実行するハーフカッターを含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記搬送部、前記押圧部および前記切断部を制御する搬送制御部を備え、
前記搬送制御部は、前記印刷媒体におけるハーフカットが行われる位置が前記ハーフカッターまで搬送されると、印刷を中断し、前記押圧部に、前記ローラに前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに前記第1の圧力よりも大きい前記第2の圧力で押圧させる、
ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記押圧部は、第1のカム面と第2のカム面とを有するカムと、前記カムにより移動するカムフォロワと、前記ローラを支持するローラ支持部と、前記カムフォロワとの間に配置された弾性体と、を備え、
前記第1のカム面が前記カムフォロワを押圧すると、前記カムフォロワが前記弾性体を押圧し、前記ローラ支持部が前記弾性体に付勢され、前記ローラは前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに前記第2の圧力で押圧し、前記第2のカム面が前記カムフォロワを押圧すると、前記カムフォロワが前記弾性体を押圧し、前記ローラ支持部が前記弾性体に付勢され、前記ローラは前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに前記第1の圧力で押圧する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項5】
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部と、
を備える印刷装置を用いて印刷する方法であり、
前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で圧させる、
ことを特徴とする印刷方法。
【請求項6】
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部と、
前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して押圧させる押圧部と、
を備える印刷装置を制御するコンピュータを、
前記押圧部を制御して、前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で押圧させる制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
テープ状の印刷媒体に文字、記号、ロゴ、キャラクタ、マーク等の印刷対象を印刷する印刷装置が特許文献1に開示されている。この印刷装置は、サーマルプリントヘッドを備え、テープ状の印刷媒体を搬送しながらリボンに塗布されたインクを熱によって印刷媒体に転写することで印刷対象が印刷される。印刷対象が印刷された印刷媒体は、カッターにより切断される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-144250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された印刷装置では、印刷媒体を切断する際、カッターの刃を押し当てて切断する。印刷媒体にカッターの刃を押し当てて切断することで印刷媒体が引っ張られ、切断の前後で印刷媒体の位置がずれる虞がある。印刷媒体の位置がずれると、印刷を再開した際に印刷媒体に印刷される印刷対象の位置がずれるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、切断による印刷媒体のずれの少ない印刷装置、印刷方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の一様態は、
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部を備え、
前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で押圧させる押圧部と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明の目的を達成するため、本発明に係る印刷方法の一様態は、
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部と、
を備える印刷装置を用いて印刷する方法であり、
前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で圧させる、
ことを特徴とする。
【0008】
本発明の目的を達成するため、本発明に係るプログラムの一様態は、
印刷媒体に印刷対象を印刷する印刷ヘッドを有する印刷部と、
前記印刷ヘッドに前記印刷媒体を押圧した状態で前記印刷媒体を搬送するローラを有する搬送部と、
前記印刷媒体を切断する切断部と、
前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して押圧させる押圧部と、
を備える印刷装置を制御するコンピュータを、
前記押圧部を制御して、前記印刷部が前記印刷媒体に印刷対象を印刷する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して第1の圧力で押圧させ、前記切断部が前記印刷媒体を切断する際、前記ローラによって前記印刷媒体を前記印刷ヘッドに対して前記第1の圧力よりも大きい第2の圧力で押圧させる制御部、
として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、切断による印刷媒体のずれの少ない印刷装置、印刷方法およびプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態に係る印刷システムを示す図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を示す図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を示す正面図である。
本発明の実施の形態に係る印刷媒体を示す図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を示す拡大断面図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置のカムの動きを示す図である(その1)。
本発明の実施の形態に係る印刷装置のカムの動きを示す図である(その2)。
本発明の実施の形態に係る印刷部と切断部を示す図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置が実行する印刷処理を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る印刷装置の動作を説明する図である(その1)。
本発明の実施の形態に係る印刷装置の動作を説明する図である(その2)。
本発明の実施の形態に係る印刷媒体のハーフカット動作を説明する図である。
本発明の実施の形態に係る印刷装置が実行する切断処理を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態に係る印刷装置の動作を説明する図である(その3)。
変形例に係る印刷媒体を示す図である。
変形例に係る印刷媒体のハーフカット動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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