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公開番号
2024152368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066519
出願日
2023-04-14
発明の名称
印刷版
出願人
株式会社コムラテック
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41N
1/00 20060101AFI20241018BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液晶パネルを構成する透明電極表面にインク(配向膜材料)を塗布して形成される配向膜の膜厚の均一性を向上させる。
【解決手段】印刷版Pは、頂面に複数の突起3が分布形成された印刷用凸部2を備え、上記複数の突起3が列毎に並び、当該各列をなす各突起3は、他の列をなす各突起3に対して平行に離間して並んで配置され、他の列をなす各突起3とは、突起3が並ぶ方向における位置をずらして配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
頂面に複数の突起が分布形成された印刷用凸部を備えた印刷版であって、
上記複数の突起が列毎に並び、各列をなす各突起は、他の列をなす各突起に対して平行に離間して並んで配置され、他の列をなす各突起とは、突起が並ぶ方向における位置をずらして配置されていることを特徴とする印刷版。
続きを表示(約 85 文字)
【請求項2】
上記各突起が、隣り合う周囲6方向に配置される各突起とのそれぞれの距離が等しくなるように配置されていることを特徴とする請求項1記載の印刷版。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキソ印刷等の印刷に用いられる印刷版に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶パネルは、アレイ基板と、アレイ基板に対向して配置されるカラーフィルター基板と、その間に挟持される液晶層とを含んで構成されている。アレイ基板は、例えば、透明基板、ゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、第1保護膜、ソース電極、ドレイン電極、第2保護膜及び樹脂膜等を有する。そして、ドレイン電極の表面上に形成された第2保護膜及び樹脂膜には、下の方が狭いテーパー形状のコンタクトホールが形成されている。当該コンタクトホールにより、ドレイン電極の表面が露出される。樹脂膜の上には、スパッター法等により、透明電極が形成され、透明電極は、コンタクトホールの底でドレイン電極と電気的に接続されている。
【0003】
上記透明電極及び樹脂膜を覆い、コンタクトホールを埋めるように、ポリイミド等の配向膜材料を塗布することにより、透明電極等の表面全体に配向膜を形成することができる。上記配向膜材料を塗布する方式としては、例えば、フレキソ等の印刷方式及びインクジェット方式等があげられる。
【0004】
ここで、フレキソ印刷において配向膜の形成のために用いられる印刷版P1は、一般に、図7(a)に平面図で示し、図7(b)に図7(a)のT-T断面図で示すように、平板状の基部11と、この基部11の表面の中央部に形成された印刷用凸部12とを備えている。その印刷用凸部12が上記印刷領域であり、その印刷用凸部12の周囲の上記基部11の部分は、印刷に関与しない。また、図7(c)に図7(b)の要部を拡大した断面図で示すように、上記印刷用凸部12の頂面には、複数の突起13が隙間部14をあけて分布形成されており、その隙間部14に、インクが保持されるようになっている。そして、上記印刷版P1は、上記版胴51(図6参照)の周側面に沿って装着できるように柔軟性を有している。
【0005】
図8(a)は、上記印刷用凸部12に形成されている突起13を示す平面図であり、図8(b)は、突起13の3次元的に示す模式図である。
図8(a)、(b)に示したように、複数の突起13は、印刷用凸部12に直行に配列されている。また、図8(a)、(b)に示した突起13は微小であり、この例では、印刷用凸部12に1インチ当たり400個(1平方インチ当たり160,000個)形成されている。
【0006】
図8(a)中の矢印が示す距離S11,S12はそれぞれ、隣り合う突起13間のピッチ(中心間距離)を示している。距離S11は、突起13間の横方向のピッチを示し、その距離は63.5μm(縦方向も同じ)である。一方、距離S12は、突起13間の斜め方向のピッチを示し、その距離は89.8μmである。
【0007】
ここで、図9は、上記印刷用凸部12に形成されている突起13の配列を模式的に示す平面図である。突起13は、すでに述べたとおり、直行に配列されている。各突起13に囲まれる、細線で示すひし形の領域G11が、隙間部14となりインクが保持される部分である。
【0008】
図10は、上記印刷用凸部12に形成されている突起13を拡大して示す平面図である。図11(a)は、図10のW1-W1断面の高低差を示すグラフ図を示し、図11(b)は、図10のW2-W2断面の高低差を示すグラフ図を示している。図10及び図11(a)に示す、突起13間の位置Aの深度(突起13の頂面の高さを基準としてそこからの深さ、以下同じ)は19.07μmで、図10及び図11(b)に示す、突起13間の位置Bの深度は4.65μmである。また、この例では、上記突起13が形成された印刷用凸部12を備える印刷版P1のセル容積(インクを保持できる容量を表す)は4.60cm
3
/m
2
である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2017-164979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
このような印刷版P1を使って、透明電極上にインク(配向膜材料)を塗布するには、直行に配列された微小な突起13間(隙間部14)にインクを保持させ、その印刷版P1を被印刷体Q(配向膜が形成されていないアレイ基板又はカラーフィルター基板)に当接させることにより、被印刷体Qにインクを転写する。
(【0011】以降は省略されています)
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