TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025013655
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024197073,2023082645
出願日2024-11-12,2018-03-27
発明の名称電子機器、電子機器の制御方法、およびプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人
主分類G06F 9/44 20180101AFI20250117BHJP(計算;計数)
要約【課題】アプリケーションプログラムの持つ機能の一部を必要に応じて適切に制限する通信機器、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、講義中に使用するアクセスポイントAP1の接続IDに、講義科目で使用するアプリのアプリ名と機能制限レベル”0:制限無し”とを対応付けた制限情報を記述すると共に、同講義の試験中に使用するアクセスポイントAP2の接続IDに、アプリ名とその機能制限レベル”1:制限あり”とを対応付けた制限情報記述のアプリ機能制限情報12dを予め生成し、講師のタブレット端末20から受講者のタブレット端末10に通信接続して登録する。講義科目で使用するアプリを起動したタブレット端末10は、アクセスポイントを介しネットワークと接続し、取得した接続IDに対応して登録したアプリ機能制限情報の記述に応じて、講義中アプリは機能制限なく実行され、試験中アプリは機能制限されて実行される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信部と、
前記通信部を介して通信接続した無線機器の識別情報を取得し、
起動したアプリケーションプログラムの機能について制限するか否かを、前記取得した無線機器の識別情報に基づいて判断し、
前記判断の結果に基づいて、前記起動したアプリケーションプログラムの機能のうち、実行可能な機能を設定する
制御部と、
を備えた通信機器。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記無線機器の識別情報と前記アプリケーションプログラムの機能を制限する機能制限情報とがアプリ機能制限情報に含まれ、
前記アプリ機能制限情報は、前記無線機器の識別情報に前記アプリケーションプログラムの名称と当該アプリケーションプログラムの機能制限レベルとを対応付けたデータ構造を有する、
請求項1に記載の通信機器。
【請求項3】
前記制御部は、
前記アプリ機能制限情報を取得し、
前記起動したアプリケーションプログラムの名称が、前記取得したアプリ機能制限情報の前記取得した無線機器の識別情報に対応付けられたアプリケーションプログラムの名称として含まれる場合に、当該起動したアプリケーションプログラムの機能を、当該無線機器の識別情報に対応付けられた機能制限レベルに従い制限して実行する、
請求項2に記載の通信機器。
【請求項4】
近距離無線通信部を備え、
前記制御部は、
前記近距離無線通信部を介して外部の通信機器と通信接続し、当該通信機器から前記アプリ機能制限情報を取得する、
請求項2または請求項3に記載の通信機器。
【請求項5】
記憶部を備え、
前記制御部は、
前記近距離無線通信部を介して外部の通信機器から取得したアプリ機能制限情報を前記記憶部に記憶させ、
前記起動したアプリケーションプログラムの機能を、前記記憶部に記憶されたアプリ機能制限情報の前記取得した無線機器の識別情報に対応付けられた機能制限情報に従い制限して実行する、
請求項4に記載の通信機器。
【請求項6】
前記制御部は、
前記近距離無線通信部を介して外部の通信機器から取得したアプリ機能制限情報が前記記憶部に記憶されている場合、当該記憶されているアプリ機能制限情報を当該取得したアプリ機能制限情報に更新して記憶させる、
請求項5に記載の通信機器。
【請求項7】
前記無線機器は、外部のネットワークに接続するための無線接続機器であり、
前記無線機器の識別情報は、当該無線接続機器の識別情報である、
請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載の通信機器。
【請求項8】
通信部と制御部とを備えた通信機器の制御方法であって、
前記制御部により、
前記通信部を介して通信接続した無線機器の識別情報を取得し、
起動したアプリケーションプログラムの機能について制限するか否かを、前記取得した無線機器の識別情報に基づいて判断し、
前記判断の結果に基づいて、前記起動したアプリケーションプログラムの機能のうち、実行可能な機能を設定する、
ようにした通信機器の制御方法。
【請求項9】
通信部を備えた通信機器のプロセッサにより実行されるプログラムであって、
前記プロセッサを、
前記通信部を介して通信接続した無線機器の識別情報を取得し、
起動したアプリケーションプログラムの機能について制限するか否かを、前記取得した無線機器の識別情報に基づいて判断し、
前記判断の結果に基づいて、前記起動したアプリケーションプログラムの機能のうち、実行可能な機能を設定する、
ように機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラムに従い動作する通信機器、通信機器の制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数種類のアプリケーションプログラム(アプリ)を搭載し、各アプリに従い様々な機能を実行できるタブレット端末などの通信機器が一般に広く利用されている。
【0003】
そして、このような通信機器を利用して、例えば、教育や学習を進めるカリキュラムも具体化されている。
【0004】
従来、加減乗除などの基本計算機能に加えて、関数計算などの高度な計算機能を備えた電子式卓上計算機(関数電卓)において、高度な計算機能の一部を制限している状態か否かを、外部から確認できるようにして切り換え可能にすることが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2000-10932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記タブレット端末などの通信機器を利用して学習を進める過程において、試験中などの特定の環境下では、アプリに従い実行可能な機能の一部を制限する必要がある。
【0007】
本発明の目的は、必要に応じて、アプリケーションプログラムの持つ機能の一部を適切に制限することが可能な通信機器、通信機器の制御方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る通信機器は、
通信部と、
前記通信部を介して通信接続した無線機器の識別情報を取得し、
起動したアプリケーションプログラムの機能について制限するか否かを、前記取得した無線機器の識別情報に基づいて判断し、
前記判断の結果に基づいて、前記起動したアプリケーションプログラムの機能のうち、実行可能な機能を設定する
制御部と、を備えている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の通信機器の実施形態に係るタブレット端末10の電子回路の構成を示すブロック図。
前記タブレット端末10の通信機器制御プログラム12aに従った端末処理に従い登録されるアプリ機能制限情報(テーブル)12dのデータ構造を示す図。
前記タブレット端末10のプログラム12a,12bに従った端末処理を示すフローチャート。
前記タブレット端末10を使用した数学の講義風景を示す図。
前記数学の講義において各受講者の受講者端末10により電卓アプリを起動させた場合の電卓画面(関数計算可能モード)GC0を示す図。
前記タブレット端末10を使用した数学の試験風景を示す図。
前記数学の試験において各受講者のタブレット端末10により電卓アプリを起動させた場合の電卓画面(一般電卓モード(関数計算不可モード))GC1を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

カシオ計算機株式会社
バンド及び時計
今日
カシオ計算機株式会社
印刷装置、印刷方法およびプログラム
今日
カシオ計算機株式会社
印刷制御装置、印刷装置、印刷制御方法及びプログラム
1日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置の切断機構
2日前
カシオ計算機株式会社
制御装置、ロボット制御方法及びプログラム
4日前
カシオ計算機株式会社
電子機器、電子機器の制御方法、およびプログラム
今日
個人
情報提示方法
1日前
個人
自動精算システム
1か月前
個人
プログラム
今日
個人
RFタグ読取装置
18日前
個人
自動精算システム
9日前
個人
売買システム
15日前
個人
救急搬送システム
1か月前
個人
管理サーバ
29日前
個人
市場受発注システム
7日前
個人
発想支援方法及びシステム
4日前
個人
分類処理プログラム及び方法
4日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
17日前
キヤノン株式会社
印刷装置
1か月前
井関農機株式会社
ロボット作業車両
9日前
富士通株式会社
金融システム
1日前
個人
VRによる人体各部位の立体化
29日前
個人
未来型家系図構築システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
推定装置
1か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社COLORS
表示装置
1か月前
株式会社SEKT
文字認識装置
1か月前
個人
コンテンツ開示順位判定システム
1か月前
キヤノン電子株式会社
業務管理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
表認識装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
無線通信装置
7日前
個人
販売支援システム
9日前
個人
情報処理装置およびプログラム
29日前
トヨタ自動車株式会社
作業評価装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
画像処理装置
1か月前
続きを見る