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公開番号2024176848
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095683
出願日2023-06-09
発明の名称作業評価装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/20 20170101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約【課題】 作業者の作業を高精度に評価することができる作業評価装置を提供する。
【解決手段】 作業評価装置は、撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び前記撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき前記第2作業者の作業を評価する評価部と、前記学習モデルが学習した前記第1作業者の骨格の座標、または前記検出部が検出した前記第2作業者の骨格の座標を補正値により補正する補正部と、前記第1画像内の前記第1作業者と、前記第2画像内の前記第2作業者との体格差による骨格の座標の差分から前記補正値を算出する算出部とを有する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び前記撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、
前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき前記第2作業者の作業を評価する評価部と、
前記学習モデルが学習した前記第1作業者の骨格の座標、または前記検出部が検出した前記第2作業者の骨格の座標を補正値により補正する補正部と、
前記第1画像内の前記第1作業者と、前記第2画像内の前記第2作業者との体格差による骨格の座標の差分から前記補正値を算出する算出部とを有する、
作業評価装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記算出部は、前記第1画像内の前記第1作業者の両肩を結ぶ直線の中心座標と、前記第2画像内の前記第2作業者の両肩を結ぶ直線の中心座標との差分から前記補正値を算出する、
請求項1に記載の作業評価装置。
【請求項3】
前記算出部は、前記第1作業者の作業の種類に応じて骨格ごとに前記補正値を異ならせる、
請求項1または2に記載の作業評価装置。
【請求項4】
前記第1画像及び前記第2画像から前記第1作業者と前記第2作業者の身長差を算出し、前記補正部による補正の要否を前記身長差に基づき判定する判定部を有し、
前記補正部は、前記判定部が補正を不要と判定した場合、前記骨格の座標を補正しない、
請求項1または2に記載の作業評価装置。
【請求項5】
前記第1画像及び前記第2画像から前記第1作業者と前記第2作業者の肩幅の差を算出し、前記補正部による補正の要否を前記肩幅の差に基づき判定する判定部を有し、
前記補正部は、前記判定部が補正を不要と判定した場合、前記骨格の座標を補正しない、
請求項1または2に記載の作業評価装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業評価装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、カメラの映像から人の行動をその骨格情報に基づき認識するサービスにおいて、ディープラーニングなどの機械学習のアルゴリズムに従って基本動作が学習済みである学習モデルを用いる点が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-3434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、例えば、画像内の作業者の骨格から、上記のような学習モデルを用いて作業を評価する場合、作業者と、学習モデルの学習対象の基本動作を行った人物との体格の違いにより作業者の動作が正確に評価されないおそれがある。
【0005】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、作業者の作業を高精度に評価することができる作業評価装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の作業評価装置は、撮像装置が撮像した第1画像内の第1作業者の骨格の座標、及び前記撮像装置が撮像した第2画像内の第2作業者の骨格の座標を検出する検出部と、前記第1画像内の作業中の前記第1作業者の骨格の座標を時系列に従って機械学習した学習モデルを用い、前記第2画像内の作業中の前記第2作業者の骨格の座標の時間変化に基づき前記第2作業者の作業を評価する評価部と、前記学習モデルが学習した前記第1作業者の骨格の座標、または前記検出部が検出した前記第2作業者の骨格の座標を補正値により補正する補正部と、前記第1画像内の前記第1作業者と、前記第2画像内の前記第2作業者との体格差による骨格の座標の差分から前記補正値を算出する算出部とを有する。
【0007】
上記の作業評価装置において、前記算出部は、前記第1画像内の前記第1作業者の両肩を結ぶ直線の中心座標と、前記第2画像内の前記第2作業者の両肩を結ぶ直線の中心座標との差分から前記補正値を算出してもよい。
【0008】
上記の作業評価装置において、前記算出部は、前記第1作業者の作業の種類に応じて骨格ごとに前記補正値を異ならせてもよい。
【0009】
上記の作業評価装置において、前記第1画像及び前記第2画像から前記第1作業者と前記第2作業者の身長差を算出し、前記補正部による補正の要否を前記身長差に基づき判定する判定部を有し、前記補正部は、前記判定部が補正を不要と判定した場合、前記骨格の座標を補正しなくてもよい。
【0010】
上記の作業評価装置において、前記第1画像及び前記第2画像から前記第1作業者と前記第2作業者の肩幅の差を算出し、前記補正部による補正の要否を前記肩幅の差に基づき判定する判定部を有し、前記補正部は、前記判定部が補正を不要と判定した場合、前記骨格の座標を補正しなくてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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