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公開番号
2025011797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114132
出願日
2023-07-12
発明の名称
印刷制御装置、印刷制御方法、及び、プログラム
出願人
理想科学工業株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムにおいて、インクを用いた印刷に起因する梱包材の強度低下に対処する。
【解決手段】印刷制御装置1は、印刷部111によって梱包材Pの印刷に用いられるインク使用量に基づいて、印刷に起因する梱包材Pの強度低下状態を判別する強度低下状態判別部11(ステップS11)と、強度低下状態に基づいて、梱包材Pの印刷に関連する印刷関連処理(ステップS13,S15,S17)を行う印刷関連処理制御部12とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷部によって梱包材の印刷に用いられるインク使用量に基づいて、前記印刷に起因する前記梱包材の強度低下状態を判別する強度低下状態判別部と、
前記強度低下状態に基づいて、前記梱包材の前記印刷に関連する印刷関連処理を行う印刷関連処理制御部と
を備えることを特徴とする印刷制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記印刷関連処理は、前記印刷部によって印刷される前記梱包材の印刷内容を変更する処理を含み、
前記印刷関連処理制御部は、前記強度低下状態に基づいて、前記印刷内容を変更する処理を行う
ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項3】
前記印刷内容の変更は、前記印刷内容の間引きと、前記印刷内容のトリミングと、前記印刷内容の位置変更とのうち少なくとも1つを含む印刷方法の変更と、前記梱包材の取扱い情報の追加とのうち少なくとも一方の処理を含み、
前記印刷関連処理制御部は、前記印刷方法の変更と前記取扱い情報の追加とのうち少なくとも一方の処理のユーザの選択を受け付け、当該選択を受け付けた処理を行う
ことを特徴とする請求項2記載の印刷制御装置。
【請求項4】
ユーザへの報知を行う報知部を更に備え、
前記印刷関連処理は、前記印刷に起因する前記強度低下状態をユーザに報知するように前記報知部を制御する処理を含み、
前記印刷関連処理制御部は、前記強度低下状態に基づいて、当該強度低下状態をユーザに報知するように前記報知部を制御する処理を行う
ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項5】
前記印刷関連処理は、前記印刷部による印刷後の前記梱包材を乾燥させる乾燥機を制御する処理と、前記印刷部による印刷後の前記梱包材の自然乾燥の時間を決定する処理と、前記乾燥機を用いた乾燥又は前記自然乾燥による乾燥の推奨の要否を決定する処理とのうち少なくとも1つを含み、
前記印刷関連処理制御部は、前記強度低下状態に基づいて、前記乾燥機を制御する処理と、前記自然乾燥の時間を決定する処理と、前記推奨の要否を決定する処理とのうち少なくとも1つを行う
ことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
【請求項6】
前記強度低下状態判別部は、少なくとも前記インク使用量及び前記梱包材の種類と前記強度低下状態との対応関係を表す対応関係情報を参照し、前記強度低下状態を判別する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の印刷制御装置。
【請求項7】
コンピュータによって行われる印刷制御方法であって、
印刷部によって梱包材の印刷に用いられるインク使用量に基づいて、前記印刷に起因する前記梱包材の強度低下状態を判別することと、
前記強度低下状態に基づいて、前記梱包材の前記印刷に関連する印刷関連処理を行うことと
を含むことを特徴とする印刷制御方法。
【請求項8】
印刷部によって梱包材の印刷に用いられるインク使用量に基づいて、前記印刷に起因する前記梱包材の強度低下状態を判別する機能と、
前記強度低下状態に基づいて、前記梱包材の前記印刷に関連する印刷関連処理を行う機能と
をコンピュータに実現させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液体が吐出されることにより発生する記録媒体のカール度合を正確に予測するため、液体量等に基づいてカール度合を算出する液滴吐出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-158062号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、段ボールなどの梱包材に水性インク等のインクを用いて印刷を行う場合、インクが梱包材に浸透し、梱包材の強度が低下する。例えば、梱包材が段ボールである場合、波型形状に形成された中芯と、この中芯の表裏に配置された平面状に拡がるライナとの接着部分などに水分が付着すると、接着部分が剥がれることによって、梱包材の強度が低下する。梱包材の強度が低下すると、梱包材が潰れることによって梱包材に収容される内容物の破損や汚損が発生したり、潰れた梱包材の上段に積まれていた梱包材が落下して同様に内容物の破損や汚損が発生したりする場合がある。
【0005】
本発明の目的は、インクを用いた印刷に起因する梱包材の強度低下に対処することができる、印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、印刷制御装置は、印刷部によって梱包材の印刷に用いられるインク使用量に基づいて、前記印刷に起因する前記梱包材の強度低下状態を判別する強度低下状態判別部と、前記強度低下状態に基づいて、前記梱包材の前記印刷に関連する印刷関連処理を行う印刷関連処理制御部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
前記態様によれば、インクを用いた印刷に起因する梱包材の強度低下に対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施の形態に係る印刷制御装置を備える印刷システムの構成を示すブロック図である。
一実施の形態における梱包材への印刷を説明するための斜視図である。
一実施の形態におけるインク使用量及び梱包材の種類と強度低下状態との対応関係を表す対応関係情報の一例である。
一実施の形態に係る印刷制御方法を説明するためのフローチャートである。
一実施の形態における印刷内容の変更を説明するための説明図である。
一実施の形態の第1変形例に係る印刷制御方法を説明するためのフローチャートである。
一実施の形態の第2変形例に係る印刷制御方法を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施の形態に係る、印刷制御装置、印刷制御方法、及びプログラムについて、図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、一実施の形態に係る印刷制御装置1を備える印刷システム100の構成を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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