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公開番号
2025005594
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105821
出願日
2023-06-28
発明の名称
印刷装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250109BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】使用環境にかかわらず筐体内の湿度を低下させる。
【解決手段】印刷装置1は、インクを吐出するノズルを有する4つのヘッド30と、ヘッド30が内部に配置される筐体8と、印刷媒体を支持可能なプラテン12と、筐体8の後方に設けられ、除湿空気を収容するチャンバーとを含む。筐体8は、チャンバーと連通する4つの第1開口81~84及び2つの第2開口85,86を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
インクを吐出するヘッドと、
前記ヘッドが内部に配置される筐体と、
前記筐体の外部に設けられ、除湿機により生成された除湿空気を収容するチャンバーと、を備えており、
前記筐体は、前記チャンバーと連通する開口を有していることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記開口を介して前記チャンバー内の除湿空気が前記筐体内に供給されるように気流を生成する送風機をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記送風機は、前記開口に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
制御部を、さらに備えており、
前記制御部は、前記筐体内の湿度が第1所定値を超えていることを示す第1信号を受け取ったときに、前記開口を介して前記チャンバー内の除湿空気を前記筐体内に供給させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記筐体内の湿度が前記第1所定値以下の第2所定値以下であることを示す第2信号を受け取ったときに、前記筐体内への除湿空気の供給を停止させることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記開口を介して前記チャンバー内の除湿空気が前記筐体内に供給されるように気流を生成する送風機をさらに備えており、
前記制御部は、前記第1信号を受け取ったときに、前記送風機を駆動することを特徴とする請求項4又は5に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記開口を介して前記チャンバー内の除湿空気が前記筐体内に供給されるように気流を生成する送風機をさらに備えており、
前記制御部は、前記第2信号を受け取ったときに、前記送風機の駆動を停止することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記ヘッドは、インクを吐出するノズルが形成されたノズル面を有し、
前記開口は、前記ノズル面よりも上方にある第1開口を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記開口は、前記ノズル面よりも下方にある第2開口を有することを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記第1開口に設けられた第1送風機と、
前記第2開口に設けられた第2送風機と、
制御部と、をさらに備えており、
前記制御部は、前記ヘッドから印刷媒体にインクを吐出する印刷期間において、前記第2送風機の駆動を停止することを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、筐体内に除湿空気を供給可能な印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プリントされたシート(印刷媒体)を加熱してインクを乾燥させる乾燥部を有するプリント装置(印刷装置)について記載されている。当該プリント装置においては、乾燥部は、筐体外の空気を筐体内に導入し、ヒータで昇温させた熱風を筐体内で循環させることで、筐体内の湿度を低下させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-224932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、プリント装置の使用環境が多湿環境下であると、筐体外の空気を導入しても筐体内の湿度を低下させることができないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、使用環境にかかわらず筐体内の湿度を低下させることが可能な印刷装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の印刷装置は、インクを吐出するヘッドと、前記ヘッドが内部に配置される筐体と、前記筐体の外部に設けられ、除湿空気を収容するチャンバーと、を備えており、前記筐体は、前記チャンバーと連通する開口を有している。
【発明の効果】
【0007】
本発明の印刷装置によると、チャンバーの除湿空気が開口を介して筐体内に供給される。このため、使用環境にかかわらず、筐体内の湿度を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る印刷装置の概略斜視図である。
図1に示す印刷装置の内部構造を示す平面図である。
図1に示す印刷装置の内部構造を示す正面図である。
図3に示すIV-IV線に沿った断面図である。
図1に示す筐体を後方から見たときの背面図である。
キャリッジを下方から見たときの模式図である。
(a)は吸引機構の正面図であり、(b)は吸引機構の側面図である。
図4に示すVIII-VIII線に沿った要部断面図である。
図1に示す印刷装置の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示す印刷装置に印刷開始指令が入力されたときに実行される処理手順の一例を示すフローチャートである。
(a)はプラテンがセット位置から印刷前待機位置に搬送されたときの状況を示す図であり、(b)はプラテンが印刷前待機位置からセット位置に搬送されたときの状況を示す図である。
図1に示す印刷装置の除湿制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る印刷装置の概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る印刷装置1を、図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、印刷装置1が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向及び前後方向(本発明の「第1方向」)が定義され、印刷装置1を前方から見て左右方向(前後方向と交差する方向:本発明の「第2方向」)が定義される。以下の説明では、左右方向を主走査方向、前後方向を副走査方向と称することもある。
【0010】
図1に示す印刷装置1はインクジェットプリンタであり、印刷媒体にインクを吐出して印刷を行う。印刷装置1は、白、黒、イエロー、シアン、およびマゼンタの5色のインクを用いて、印刷媒体にカラー画像を印刷できる。印刷媒体は、インクを吐出して画像を形成することが可能であれば特に限定するものではなく、例えば、布帛、紙等である。本実施形態においては、印刷媒体として、例えば、ポリエステル繊維を含むTシャツをいう。印刷装置1が印刷媒体(Tシャツ)に印刷を実行する際は、予め前処理液が塗布された印刷媒体がプラテン12に配置される。前処理液は、前処理液上に吐出されたインクと反応することでインクの成分を凝集させ、滲みの発生を防ぐ。前処理液の揮発成分には、ギ酸などの有機酸が含まれている。
(【0011】以降は省略されています)
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