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公開番号2024145835
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058359
出願日2023-03-31
発明の名称画像記録装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20241004BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】プラテンの上面に吸収体を隣接させつつ、吸収体の全体の体積を増やすことが可能な画像記録装置を提供する。
【解決手段】 画像記録装置10は、上面45および上面45に位置する液体流路85を有するプラテン42と、プラテン42の上面45に液体を吐出するヘッド39と、上面45に隣り合って液体流路85の端部に位置する第1吸収体30と、第1吸収体30および上面45よりも下方に位置する第2吸収体31と、第1吸収体30から第2吸収体31へ液体を導く誘導部材と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
上面および当該上面に位置する液体流路を有するプラテンと、
上記プラテンの上記上面に液体を吐出するヘッドと、
上記上面に隣り合って上記液体流路の端部に位置する第1吸収体と、
上記第1吸収体および上記上面よりも下方に位置する第2吸収体と、
上記第1吸収体から上記第2吸収体へ上記液体を導く誘導部材と、を備える画像記録装置。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
上記誘導部材は、上記第1吸収体および上記第2吸収体に接触し、上記液体を吸収する請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
上記第1吸収体および上記第2吸収体は、上下方向に沿った平面視において、少なくとも一部の領域が重なる請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項4】
上記プラテンは、上方が開口する溝と、当該溝において上下に連通する貫通孔と、を有しており、
上記第1吸収体は、上記プラテンの上記溝に位置しており、
上記第2吸収体は、上記プラテンの下方に位置しており、
上記誘導部材は、上記プラテンの上記貫通孔に位置している請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項5】
上記プラテンを上下方向に揺動可能に支持するフレームをさらに備えた請求項4に記載の画像記録装置。
【請求項6】
上記第1吸収体および上記第2吸収体の液体の保持性は、上記誘導部材の液体の保持性よりも高い請求項1から5のいずれかに記載の画像記録装置。
【請求項7】
シートを搬送する搬送機構をさらに備えており、
上記第1吸収体は、シートの搬送方向と交差する交差方向に沿って細長であり、
上記誘導部材は、上記交差方向に間隔を空けて複数が位置する請求項1から5のいずれかに記載の画像記録装置。
【請求項8】
上記液体流路は、上記端部へ向かって下方へ傾斜している請求項1から5のいずれかに記載の画像記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プラテンに吐出された液体を吸収する吸収体を備える画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
インクタンクおよび記録部のようなインク漏れの虞のある場所に、インク吸収体を位置させた画像記録装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。インク吸収体が漏れたインクを吸収することで、画像記録装置の外部へのインクの漏出が抑制される。インク吸収体は、画像記録装置の内部空間を区画する下カバーの上面に位置する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-122505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
液体を吐出するヘッドからプラテンに吐出された液体を吸収することを目的として、プラテンの上面に吸収体を隣接させることが考えられる。吸収体の体積を増やすことで、吸収体が保持可能な液体の体積を増やすことが可能である。しかしながら、装置の小型化の観点などから、プラテンに隣接している吸収体の体積の増加には限界がある。プラテンの上面に吸収体を隣接させつつ、吸収体の全体の体積を増やして、保持可能な液体の体積を増やすことができれば好ましい。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、プラテンの上面に吸収体を隣接させつつ、吸収体の全体の体積を増やすことが可能な画像記録装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る画像記録装置は、上面および当該上面に位置する液体流路を有するプラテンと、上記プラテンの上記上面に液体を吐出するヘッドと、上記上面に隣り合って上記液体流路の端部に位置する第1吸収体と、上記第1吸収体および上記上面よりも下方に位置する第2吸収体と、上記第1吸収体から上記第2吸収体へ上記液体を導く誘導部材と、を備える画像記録装置である。
【0007】
ヘッドから上面に吐出された液体は、液体流路を通じて第1吸収体へ流れる。第1吸収体に吸収された液体は、誘導部材を通じて第2吸収体に吸収される。第2吸収体が第1吸収体および上面の下方に位置するので、プラテンなどとの干渉を避けつつ空きスペースに第2吸収体が配置されることにより、液体流路から流出する液体を吸収する吸収体の全体の体積を増やすことができる。
【0008】
(2) 上記誘導部材は、上記第1吸収体および上記第2吸収体に接触し、上記液体を吸収するのが好ましい。
【0009】
上記構成によれば、誘導部材に液体を吸収させて、第2吸収体に液体を導くことができる。
【0010】
(3) 上記第1吸収体および上記第2吸収体は、上下方向に沿った平面視において、少なくとも一部の領域が重なるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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