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公開番号2025011491
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113638
出願日2023-07-11
発明の名称サーマルヘッド加圧機構
出願人理想科学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 25/312 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】載置台に積載された用紙を取り出し後、積み替え易い位置まで載置台を上昇させる。
【解決手段】サーマルヘッド11に押圧するプラテンローラ12と、サーマルヘッド11を押圧方向に摺動可能に保持するスライドユニット13と、サーマルヘッド11に押圧を発生させる加圧ばね14と、加圧ばね14の長さを伸縮することにより生じる付勢力により任意の押圧に調整する押圧調整機構15と、サーマルヘッド11を支持する支持部111と、スライドユニット13に摺動可能に保持され、支持部111と押圧調整機構15とを挟み込むように設けられた加圧ユニット筐体17と、加圧ユニット筐体17を加圧状態に固定及び解放するホールドユニット18とを備え、加圧ユニット筐体17の加圧状態の解放時に、サーマルヘッド11と支持部111と加圧ばね14と押圧調整機構15と加圧ユニット筐体17とが一体となりプラテンローラ12から離れる方向に移動させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
プラテンローラにサーマルヘッドを押圧してプリントする印刷システムにおいて、
サーマルヘッドを押圧方向に摺動可能に保持するスライドユニットと、
前記サーマルヘッドに押圧を発生させる加圧ばねと、
前記加圧ばねを伸縮することにより任意の押圧に調整可能な押圧調整機構と、
前記スライドユニットに摺動可能に保持され、前記サーマルヘッドを支持する支持部と前記加圧ばねと前記押圧調整機構とを挟み込むように設けられた加圧ユニット筐体と、
前記加圧ユニット筐体を加圧状態に固定または解放するホールドユニットと、を備え、
前記加圧ユニット筐体の加圧状態の解放時に、前記サーマルヘッドと前記支持部と前記加圧ばねと前記押圧調整機構と前記加圧ユニット筐体とが一体となり前記プラテンローラから離れる方向に移動させる
ことを特徴とするサーマルヘッド加圧機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーマルヘッド加圧機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
プラテンローラにサーマルヘッドを押圧してプリントするサーマルプリンタが良く知られている。
【0003】
サーマルプリンタでは、サーマルヘッドをプラテンローラに押圧したり、サーマルヘッドとプラテンローラ間の押圧を解放すると同時に、スライドユニットに沿ってサーマルヘッドをプラテンローラから離す方向に移動させたりする必要がある。
【0004】
特許文献1には、印刷時に、弾性部材15を介してサーマルヘッド11を間接的に押すためのプリチャージ板13eを押圧レバー16の押圧部16cで押すことでヘッド駆動ユニット13を降下させて、サーマルヘッド11をインクリボンと印刷メディアを挟んだ状態でプラテンローラ14に密着させ、印刷時以外は押圧レバー16の突起部16bで腕部13bを吊り上げることでサーマルヘッド11をプラテンローラ14から退避させることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-251777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された印刷装置では、印刷時以外は押圧レバー16の突起部16bで腕部13bを吊り上げることでサーマルヘッド11をプラテンローラ14から退避させるので、それに耐えうる剛性を有する部材を用いる必要があった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、相応の剛性を有する部材を用いることなく、プラテンローラとサーマルヘッド間の押圧を解除、及びサーマルヘッドをプラテンローラから離す方向に退避させることができるサーマルヘッド加圧機構を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係るサーマルヘッド加圧機構の特徴は、
プラテンローラにサーマルヘッドを押圧してプリントする印刷システムにおいて、
サーマルヘッドを押圧方向に摺動可能に保持するスライドユニットと、
前記サーマルヘッドに押圧を発生させる加圧ばねと、
前記加圧ばねを伸縮することにより任意の押圧に調整可能な押圧調整機構と、
前記スライドユニットに摺動可能に保持され、前記サーマルヘッドを支持する支持部と前記加圧ばねと前記押圧調整機構とを挟み込むように設けられた加圧ユニット筐体と、
前記加圧ユニット筐体を加圧状態に固定または解放するホールドユニットと、を備え、
前記加圧ユニット筐体の加圧状態の解放時に、前記サーマルヘッドと前記支持部と前記加圧ばねと前記押圧調整機構と前記加圧ユニット筐体とが一体となり前記プラテンローラから離れる方向に移動させる
ことにある。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るサーマルヘッド加圧機構の特徴によれば、相応の剛性を有する部材を用いることなく、プラテンローラとサーマルヘッド間の押圧を解除、及びサーマルヘッドをプラテンローラから離す方向に退避させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
従来技術である印刷装置の全体概略図である。
本発明の実施の形態に係るサーマルヘッド加圧機構が適用された印刷装置の全体概略図である。
本発明の実施の形態に係るサーマルヘッド加圧機構が適用された印刷装置の動作を説明した説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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